横浜市神奈川区の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 横浜西寺尾」、「ココファン妙蓮寺」、「ココファン横浜神大寺」をはじめとした、神奈川県/横浜市神奈川区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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横浜市神奈川区の老人ホーム・介護施設について

横浜市神奈川区は、横浜市の北東にある行政区です。今回は「横浜市神奈川区での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

横浜市神奈川区の特徴

神奈川区役所庁舎（Waka77 - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

横浜市神奈川区の人口は、24万1,139人です。65歳以上の高齢者人口は5万3,031人で、高齢化率は21.99%を占めています（2021年1月1日現在）。

横浜市神奈川区の面積は23.72㎢です。東西方向に長い地形をしており、海や山に囲まれた自然豊かなエリアです。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調30ページ」

横浜市神奈川区の魅力

横浜市神奈川区は、歴史が感じられるエリアです。江戸時代に神奈川宿が置かれ、宿場町として栄えていました。現在もなお、台町周辺では当時の面影が残っています。

また「浦島太郎」のゆかりの地とされています。「運慶寺（浦島寺）」は、浦島太郎が竜宮城から持ち返ったとされる記念品が安置されている寺社です。また、浦島太郎が浜から上がった後に足を洗ったとされる「足洗いの井戸」があります。

一方で、JR東神奈川駅・京急東神奈川駅周辺は「かなっくシティ」とよばれて再開発が進んでいます。金港町（きんこうちょう）には大型商業施設の「横浜ベイクォーター」があり、お食事やお買い物をするのに便利です。

横浜市神奈川区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

横浜市神奈川区の主要な駅

横浜市神奈川区には、JR横浜線・京浜東北線、横浜市営地下鉄ブルーライン（あざみ野－関内）、京急本線・東横線が走っています。主要な駅は「東神奈川」駅です。JR横浜線、京浜東北線を利用できるため、「横浜」駅や東京都内まで一本で移動できます。

神奈川区役所

区役所には、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りといった手続きをするための窓口が設置されています。

神奈川区役所の所在地は、横浜市神奈川区広台太田町3-8です。「二ツ谷町」バス停から徒歩約3分の場所にあります。また「反町」駅や「東神奈川」駅から徒歩約7分で到着します。要介護認定の申請窓口は、高齢・障害支援課です。

参考：神奈川区役所

神奈川区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

横浜市では地域包括支援センターを「地域ケアプラザ」とよんでいます。神奈川区の地域ケアプラザは合計8カ所です。

参考：横浜市神奈川区「神奈川区地域包括支援センター一覧」

横浜市神奈川区のイベント

横浜市神奈川区での恒例行事をご紹介します。

「孝道山（こうどうさん）花まつり」は、毎年4月に孝道山でおこなわれている行事です。お釈迦様の誕生日とされる4月8日前後に、花御堂（はなみどう）に誕生仏を安置して甘茶（あまちゃ）を注ぎ、感謝や喜びを表現します。

「神奈川区民まつり」は、毎年秋に反町公園で開催されるお祭りです。横浜市消防音楽隊とポートエンジェルス119による演奏やフラダンスといったイベントが開催されます。そのほか模擬店の出店やフリーマーケットがあるので、買い物を楽しめます。

横浜市神奈川区の高齢者支援制度

⾼齢者あんしん電話貸与事業

⾼齢者あんしん電話貸与事業は、一人暮らしの高齢者に緊急事態が発生した際に利用する「あんしん電話」を貸与するサービスです。あんしん電話の緊急ボタンを押すと、緊急受信センターとあらかじめ登録した近隣の知人や親族に連絡が入り、迅速に対応してもらえます。費用は以下のとおりです。

生計中心者の市民税課税状況	通報装置使用料	緊急受信センター利用料
生活保護受給世帯市民税非課税世帯	本人負担なし	250円/月（税別）
市民税課税世帯	650円/月（税別）	250円/月（税別）

対象者は「横浜市在住」「おおむね65歳以上の一人暮らしで緊急時に連絡網が必要だと認められた方」です。同居している場合「同居人が長時間かつ継続的に不在」「重度の要介護者で通報ができない」ケースは申請できます。

参考：横浜市「⾼齢者あんしん電話貸与事業」

生活あんしんサポート事業

掃除や草むしり、配食、電球の交換、買い物といった日常生活における困りごとを民間の事業者がサポートする事業です。サービスを提供する際に利用者に何らかの異変があった場合は、親族への連絡もおこないます。

利用する際は、対象の事業者に直接申し込みます。利用料金は自己負担です。なお、対応できる内容や料金は事業者によって異なります。

参考：横浜市「生活あんしんサポート事業」

高齢者食事サービス事業

横浜市と委託契約しているサービス提供事業者が、栄養バランスの取れた食事を自宅へ届けるとともに安否確認をおこないます。

利用回数は、昼食または夕食のいずれかを1日1食で、週5日までです。利用料金は1食あたり700円以内が目安となっていますが、治療食の場合は700円を超える場合もあります。

対象者は「心身の状況」と「介護力」を加味したうえで決まります。具体的には以下の表の項目をすべて満たす方です。

心身の状況	介護力
要介護2以上要支援1から要介護１で、認知症があり（認知症高齢者日常生活自立度II以上）食事確保が困難な方要支援1から要介護1で、低栄養状態のリスクが高く（※）、食事確保が困難な方 ※最近６か月の体重減少が10％以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当身体障害者（※）で、心身の障害等の理由により食事確保が困難な方 ※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害1級から3級の身体障害者手帳を持っている方 1～4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方	一人暮らし一人暮らしに準じる世帯同居家族が日中に就労することを常態としているため、食事確保が困難な場合同居家族が疾病、障害（著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む。）のため食事確保が困難な場合

心身の状況

介護力

要介護2以上
要支援1から要介護１で、認知症があり（認知症高齢者日常生活自立度II以上）食事確保が困難な方
要支援1から要介護1で、低栄養状態のリスクが高く（※）、食事確保が困難な方
※最近６か月の体重減少が10％以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当
身体障害者（※）で、心身の障害等の理由により食事確保が困難な方
※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害1級から3級の身体障害者手帳を持っている方
1～4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方

一人暮らし
一人暮らしに準じる世帯
1. 同居家族が日中に就労することを常態としているため、食事確保が困難な場合
2. 同居家族が疾病、障害（著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む。）のため食事確保が困難な場合

参考：横浜市「高齢者食事サービス事業」

横浜市神奈川区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

横浜市神奈川区で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。横浜市神奈川区は、鶴見区・西区・保土ケ谷区・港北区・緑区と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。