滝川市の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「滝川市特別養護老人ホーム緑寿園」をはじめとした、北海道/滝川市の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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滝川市の老人ホーム・介護施設について

滝川（たきかわ）市は、北海道のほぼ中央に位置する市です。こちらでは「滝川市での高齢者の暮らし」について詳しくご紹介します。

滝川市の特徴

滝川市役所庁舎平成18年7月7日　投稿者自身による撮影（ja:user:Kuriki - Japanese Wikipedia: ja:画像:Takikawa city hall.JPG, パブリック・ドメイン, リンクによる）

滝川市の人口は3万9,264人です。65歳以上の高齢者人口は1万3,774人で、高齢化率は35.08%となっています。滝川市の面積は115.90㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

滝川市の魅力

滝川市は、約6割が森林や農地に囲まれた緑豊かな市です。夏と冬の寒暖差が大きい内陸性気候で、北海道のなかでも有数の豪雪地帯となっています。

滝川市を代表する観光名所は、国内屈指の作付面積を誇る菜の花畑です。開花時期の5月中旬から6月上旬には、一面に黄色い菜の花が広がります。見ごろに開催される「たきかわ菜の花まつり」は、国内外から観光客が訪れる市内最大のイベントです。

また、滝川市は「味付ジンギスカン」の発祥の地といわれており、市を代表する特産品となっています。リンゴや玉ねぎ、生姜、醤油などのタレが漬け込まれており、肉厚でジューシーな味わいが特徴です。市内には3社のジンギスカンメーカーがあり、直売店のほかスーパーマーケットでも購入できます。

滝川市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

滝川市の主要な駅

滝川市には、JR函館本線・根室本線が通っています。主要駅は「滝川」駅です。両路線が乗り入れており、函館や旭川、根室方面まで移動できます。

また、滝川市内ではバスも運行しています。複数の路線があり、駅前や医療機関などへアクセス可能です。

滝川市役所

滝川市役所の所在地は、滝川市大町1-2-15です。JR「滝川」駅から徒歩約11分の場所にあります。バスを利用する場合は「滝川市役所」バス停から歩いてすぐです。

要介護認定の申請は、介護福祉課介護認定係で受け付けています。また江部乙支所でも申請可能です。

参考：滝川市役所

滝川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

滝川市には、1カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年10月29日現在）。

参考：滝川市「地域包括支援センター」／北海道「地域包括支援センターについて」

滝川市のイベント

2021-09-08 Sorachigawa,Route452,Hokkaido daikannon(空知川、国道452号、北海道大観音、宗教法人「天徳育成会」ライフステージホテル天都) DJI 0510（松岡明芳 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

滝川市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「たきかわ菜の花まつり」は例年5月末ごろに開催される催しです。市内に多数ある菜の花畑で、一面に咲く菜の花を楽しめます。また期間中には「道の駅たきかわ」にて「グルメフェスタ」や「キッチンカーまつり」が開催されます。美しい光景とともにグルメを堪能できるイベントです。

「たきかわ納涼盆踊り花火大会」は、例年8月中旬ごろに空知川（そらちがわ）河川敷で開催されるお祭りです。個性的な仮装で踊る「大人仮装盆踊り」やステージイベント、露店といったさまざまな催しがあります。フィナーレには約5,000発の花火が打ち上げられます。

「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」は、例年2月に「滝川」駅前の商店街などで開催されるイベントです。会場には、デザイナーや市民が作った紙袋ランターンが飾られます。夜になるとランタンに明かりが灯り、幻想的な雰囲気を楽しめます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

滝川市の高齢者支援制度

滝川市で実施している高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報装置サービス

緊急事態が発生した際、消防署に通報できる装置を設置します。利用料は、1カ月につき410円です。通話料金や電池交換代は自己負担となります。

対象者は、65歳以上の一人暮らしの方または夫婦世帯（どちらかが60歳以上の場合は可）です。

参考：滝川市「サービス利用の手引き」

食の自立支援事業

高齢者の在宅生活を支援するために、夕食を配達します。あわせて安否確認もおこないます。利用可能日は、月～土曜日です。利用料は、1食につき450円となります。

対象者は、65歳以上の一人暮らしの方または夫婦世帯（どちらかが60歳以上の場合は可）で、食生活の改善が必要な方です。

参考：滝川市「サービス利用の手引き」

敬老特別乗車証

高齢者を対象に、市内の路線バスに100円で乗車できる乗車証を発行しています。利用できるのは、中央バス、空知中央バスの市内区間です。

対象者は75歳以上の方です。詳細は、滝川市役所介護福祉課高齢者福祉係にお問い合わせください。

参考：滝川市「サービス利用の手引き」

滝川市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

滝川市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。滝川市は、砂川市、赤平市、深川市、樺戸郡新十津川町、雨竜郡妹背牛町・雨竜町に隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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