上川郡東神楽町のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホームひばり」をはじめとした、北海道/上川郡東神楽町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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上川郡東神楽町の老人ホーム・介護施設について

上川郡（かみかわぐん）東神楽町（ひがしかぐらちょう）は、上川（かみかわ）盆地一帯に位置する町です。こちらでは「上川郡東神楽町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

上川郡東神楽町の特徴

東神楽町役場（Birdman, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

上川郡東神楽町の人口は1万110人です。65歳以上の高齢者人口は2,823人で、高齢化率は27.92%となっています。

上川郡東神楽町の面積は68.50㎢です。エリア分けをすると、以下の8つの地区に分けられます。

東聖（とうせい）地区
ひじり野地区
中央地区
市街地区
忠栄（ちゅうえい）地区
稲荷（いなり）地区
八千代（やちよ）地区
志比内（しびない）地区

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」／上川郡東神楽町「東神楽町の人口」

上川郡東神楽町の魅力

上川郡東神楽町は、米や野菜を中心とした農業が盛んな町です。近年では、グリーンアスパラやトウモロコシ、ホウレンソウなどの栽培もおこなわれています。

また「花のまち」として親しまれており、花を生かした美しい環境づくりに力を入れていることが特長です。2000年の全国花のまちづくりコンクールでは、最優秀賞の建設大臣賞を受賞しています。さらに2001年には、カナダで開催された国際コンクールに参加しました。

「花のまち」を代表するスポットの一つが「義経（よしつね）公園」です。公園内には、色鮮やかな花壇や噴水があります。また、開花時期に応じて、ツツジや桜なども見られる公園です。

そのほか上川郡東神楽町には、旭川家具の工場も設けられています。家具には、高品質な北海道産の木材が使用され、木目を活かしたデザインが特徴です。オーダー家具からクラフト製品まで、幅広い製品を全国に送っています。

上川郡東神楽町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

上川郡東神楽町の主要な駅

上川郡東神楽町には鉄道が通っていません。最寄り駅は、JR北海道函館（はこだて）本線・宗谷（そうや）本線・富良野（ふらの）線が通る「旭川」駅です。

東神楽町内を移動する際には、路線バスやタクシーを利用できます。また、東神楽町には「旭川空港」があり、東京や大阪、名古屋へのアクセスに便利です。

東神楽町役場

東神楽町役場の所在地は、上川郡東神楽町南1条西1丁目3-2です。「東神楽バスセンター」停留所から徒歩5分で到着します。

要介護認定の申請は、介護保険担当窓口で受け付けています。

参考：東神楽町役場

上川郡東神楽町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

上川郡東神楽町の地域包括支援センターは、1カ所設けられています（2021年10月27日現在）。

参考：上川郡東神楽町「在宅で介護が必要なかたに」

上川郡東神楽町のイベント

上川郡東神楽町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「ひがしかぐらウィンターフェスティバル」は、毎年2月中旬に「ふれあい交流館」でおこなわれるイベントです。子どもたちによるダンスステージやヨサコイソーランなどを楽しめます。また、フィナーレにおこなわれる打ち上げ花火も見どころの一つです。

「ひがしかぐら花まつり」は、例年8月上旬に「義経公園」で開催されるお祭りです。露店をはじめ、仮装して町内を練り歩くフラワーパレードや町民によるパフォーマンス発表などもおこなわれます。さらに豪華ゲストを招いておこなう歌謡ステージも見られます。夜になると花火やレーザーショーなどもおこなわれ、さまざまな催しを楽しめるイベントです。

「フラワーフェスタ」は、例年6月下旬に「ひがしかぐら森林公園」で開催されるイベントです。飲食ブースやステージイベント、フリーマーケットなどの催しがおこなわれます。また、先着200名限定で花苗の無料プレゼントがあります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

上川郡東神楽町の高齢者支援制度

上川郡東神楽町が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報電話システム事業

病気や障がいなどで緊急時に迅速な行動をとることが難しい方のために、緊急通報電話システムを設置する事業です。緊急通報電話システムを利用することで、万が一の事態になったとしても迅速な対応ができるように支援します。

対象となるのは、病気や障がいなどで緊急時に迅速な対応をとるのが難しい方で、以下のいずれかに当てはまる方です。

65歳以上の一人暮らしの方
80歳以上の高齢者夫婦世帯に属する方

参考：上川郡東神楽町「老後を楽しく、安心して暮らすために」

高齢者補聴器購入費助成事業

高齢者の社会参加やコミュニケーションの向上を目指し、補聴器購入費の一部を助成する事業です。助成額は住民税非課税世帯だと上限4万円、課税世帯だと購入費の2分の1以内で上限2万円となっています。

対象となるのは、以下のすべてに当てはまる方です。

町内に在住の満65歳以上の方
両耳の聴力レベルが40～70デシベルであり、身体障がい者手帳の交付対象でない方
耳鼻科の医師により、補聴器の使用が必要と認めた方

参考：上川郡東神楽町「高齢者補聴器購入費助成事業」

外出支援サービス

一般車両を利用することが困難な方に対し、リフト付きワゴン車による医療機関などへの送迎をおこなう取り組みです。費用は上川郡東神楽町内や上川郡東川町内だと1回500円、旭川市内や上川郡美瑛（びえい）町内だと1回3,000円となります。

対象となるのは、寝たきりの状態にある方または車椅子を利用されている方で、一般車両の利用が難しい方です。

参考：上川郡東神楽町「在宅で介護が必要なかたに」

上川郡東神楽町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

上川郡東神楽町内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。上川郡東神楽町と隣接しているのは、旭川市、上川郡東川町・美瑛町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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