札幌市北区のグループホーム

介護のほんねでは、「ツクイ札幌太平グループホーム」、「グループホーム　ライフケア北倶楽部」、「グループホーム菜の花　しのろ館」をはじめとした、北海道/札幌市北区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は38件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 38件

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札幌市北区の老人ホーム・介護施設について

北区は、札幌市を構成する10区のなかでも特に人口が多い地域です。ここでは「札幌市北区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

札幌市北区の特徴

北区役所（2004年10月）（Wikipediaより）

札幌市北区には28万6,054人が住んでいます。札幌市の中で最も人口が多い区で、65歳以上の人口は7万7,865人です。北区の高齢化率は27.22％となっています（2021年1月1日現在）。

札幌市北区の面積は、63.57㎢です。札幌市は10区から構成されており、北区は3番目に面積が大きい区となっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／札幌市北区「位置と広さ、自然」

札幌市北区の魅力

札幌市北区は、市内北部に位置しています。山がなく平坦な土地で、河川が多いことが特徴です。東には創成川（そうせいがわ）、西には新川（につがわ）、北は発寒川（きたさむかわ）、茨戸川（ばらとかわ）、石狩川（いしかりがわ）といった多くの川が流れています。特に、創成川、伏籠川、発寒川の3河川が合流する水郷は美しい景観です。

河川の恵みによって育まれた「札幌産レタス」は年間約700トンの出荷量があります。また、グリーンリーフやサニーレタス、ロメインレタスが多く栽培されています。

また、都市部にいながら自然を感じられるスポットがあります。多様な生態系が観察できる「茨戸川緑地あいの里公園」や、チョコレート菓子メーカー・ロイズ本社に隣接している「ロイズローズガーデン」が代表的です。

札幌市北区は便利な都市機能も持ち合わせています。札幌市の中心となるJR「札幌」駅や「北海道大学」があり、市街地が栄えています。商業施設が多いため、お買い物や外食も便利です。

札幌市北区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

札幌市北区の主要な駅

札幌市北区では、JR函館本線（はこだてほんせん）、札沼線（さっしょうせん）、新千歳空港へ向かう千歳線のほか、札幌市営地下鉄南北線が走っています。

主要駅は「札幌」駅です。先述した路線がすべて利用できることから、市内各所や空港へのアクセスが便利です。「札幌」駅には、複合商業施設である「JRタワー」も併設されており、地元民から観光客まで多くの方で賑わっています。

北区役所

北区役所は、札幌市北区北24条西6丁目1-1にあります。電車を利用する場合は南北線「北24条」駅（1・2番出口）から歩いて約5分です。JRバス「北区役所前」バス停または中央バス「北区役所」バス停を下車してすぐに到着します。

要介護認定の申請窓口は北区役所2階の保健福祉課、もしくは北区篠路出張所です。申請の手続きは本人や家族だけではなく、ケアマネジャーに代行を依頼できます。

参考：北区役所

札幌市北区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

札幌市北区の地域包括支援センターは3カ所です。それぞれの地域包括支援センター下には、高齢者やその家族がより身近に相談できる窓口として7カ所の介護予防センターを設置しています。

参考：札幌市「地域包括支援センターと介護予防センターの担当区域北区」

札幌市北区のイベント

篠路神社例大祭 2015年（禁樹なずな - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

札幌市北区で毎年恒例となっているイベントやお祭りを紹介します。

「篠路（しのろ）神社秋祭り」は、毎年9月8日に開催されているお祭りです。明治時代から続き、100年以上の歴史があります。大人8人で操る体長6mほどの篠路獅子舞は北区の伝統文化で、女性らしい優雅な舞が特徴的です。

「屯田（とんでん）夏まつり」は、毎年7月の最終土曜日に屯田公園で開催されるお祭りです。ステージでは屯田太鼓や屯田音頭、豪華景品があたる抽選会を実施。夜には、提灯（ちょうちん）の灯りが美しい万灯（まんどう）みこしが会場を練り歩き、イベントを盛り上げます。

老人ホームに入居しても、職員の付き添いのもと、イベントやお祭りに参加することがあります。参加したい方は、施設に「どんなイベントに参加できるか」を尋ねてみましょう。

札幌市北区の高齢者支援制度

札幌市北区が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

敬老優待乗車証（敬老パス）

札幌市内に住んでいる70歳以上の高齢者を対象に、割安な料金で公共交通機関（地下鉄・市電・バス）を利用できる「敬老優待乗車証（敬老パス）」を交付する制度です。1,000～1万7,000円の自己負担で、1万～7万円分を利用できます。

敬老優待乗車証を利用するには事前の申し込みが必要です。対象者には申請の案内が届きますので、内容にそって申請してください。

申請手続きが完了すると、敬老優待乗車証ICカードと利用料金の納付書が郵送されます。この2つと本人確認書類、利用者の負担金を郵便局へ持参することでICカードにチャージして利用できます。

参考：札幌市北区「敬老優待乗車証（敬老パス）」

高齢者配食サービス

一人暮らしの高齢者で、心身の状況を理由に日常的な調理が困難であると判断された方に対し、高齢者配食サービスを実施しています。このサービスは栄養バランスの良い食事を提供するだけでなく、同時に安否確認を実施しています。

配食サービスは週6日までを上限に、1日1回夕食を配達してくれます。1食あたりの自己負担額は500円です。

参考：札幌市北区「高齢者配食サービス」

福祉除雪

札幌市では、ひと冬に4m79cmもの雪が降ります（1991年から2020年の平均値）。そのため、毎年除雪作業が必要です。

札幌市北区では、70歳以上の高齢者だけの世帯で自力での除雪が難しい場合に、除雪をサポートしています。対象は、道路に面している一戸建て住宅に住んでいる方です。ただし、除雪を手伝える家族が約500m以内に生活している場合は除きます。

除雪できるのは、道路に面した出入り口の部分（幅約1.5m）と玄関先までの通路（幅約80cm）です。除雪は1日1回で時間指定はできません。利用者の負担金は、市民税非課税世帯で5,000円、課税世帯で1万円です。生活保護世帯は無料になります。

参考：札幌市北区「福祉除雪」／札幌市「札幌にはどのくらいの雪がふるの？」

札幌市北区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

札幌市北区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。北区と隣接しているのは、札幌市中央区、東区、西区、手稲区、石狩市、石狩郡当別町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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