大野市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「地域優良賃貸住宅コーポめいりん」、「高齢者優良賃貸住宅　コーポ花山」をはじめとした、福井県/大野市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

大野市の老人ホーム・介護施設について

大野市は福井県東部の内陸部に位置する市です。こちらでは「大野市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

大野市の特徴

Ono city hall,Fukui,Japan（M'akhr - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

大野市の人口は3万2,329人です。65歳以上の高齢者人口は1万1,787人で、高齢化率は36.46％となります。面積は872.43㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

大野市の魅力

大野市は、霊峰・白山の支脈に囲まれた地域です。緑豊かな自然と新鮮な水、食に恵まれています。平成の名水百選に選ばれている「御清水（おしょうず）」や「本願清水（ほんがんしょうず）」をはじめとした湧水が多く点在します。

大野市では年間を通じて美しい星空が見られます。環境省が実施した「全国星空継続観察」では2004・2005年の2年連続で日本一美しい星空に選ばれました。市内の「福井県自然保護センター」には80cmの大型望遠鏡やプラネタリウムがあります。

また、大野市で400年以上前から続く「七間朝市（しちけんあさいち）」も魅力の一つです。春分の日から大みそかまで、午前7～11時ごろにおこなわれます。地元の農家が作った新鮮な農産物を購入できます。

大野市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

大野市の主要な駅

大野市内にはJR越美北線が走っています。主要駅は「越前大前」駅です。「越前大野」駅からは「越前花堂」駅方面、また「九頭竜湖」駅方面にアクセスできます。

また大野市内では路線バスや、まちなか循環バスの「ゆう・ゆうバス」が運行しています。「ゆう・ゆうバス」は市役所や郵便局、病院といった施設を回っており、日常生活での移動に便利です。

大野市役所

大野市役所の所在地は、大野市天神町1-1です。「大野市役所」バス停から徒歩約2分で着きます。

要介護認定の申請は、健康長寿課で受け付けています。

参考：大野市役所

大野市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

大野市内の地域包括支援センターは1カ所です。また、地域の身近な相談窓口として「在宅介護センター」が4カ所あります（2019年12月3日現在）。

参考：大野市「地域包括支援センター」

大野市のイベント

大野市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「春を彩る越前おおのひな祭り」は、毎年1月から3月に「平成大野屋平蔵」をメイン会場に開催されるお祭りです。地域の各家庭で眠っているひな人形を、市内の複数の会場に飾ります。会場に展示される約1,000体の人形は見ものです。

「おおの城まつり」は、毎年8月中旬に市内の各会場で開催される夏祭りです。真名川憩いの島では花火大会、城下町では市内の小中学生による伝統芸能の発表やダンスパフォーマンスが披露されます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

大野市の高齢者支援制度

大野市が展開している高齢者向けの支援制度を紹介します。

緊急通報装置貸与事業

高齢者の方の自宅に緊急通報装置を設置する事業です。助けが必要なときに緊急通報装置のボタンを押すと24時間体制のセンターに電話でき、相談員が対応してくれます。

対象者は、65歳以上の一人暮らし高齢者または高齢者のみの世帯で、市民税非課税の方です。

参考：大野市「緊急通報装置貸与事業」

ひとり暮らし高齢者等配食サービス事業

健康に不安がある一人暮らしの高齢者の方などに食事を届け、安否確認をするサービスです。食事は月に1～2回、各地区の民生委員・福祉委員が配達します。利用料は1食あたり300円です。

対象者は、虚弱などにより調理が困難で市内に住む方のうち、次のいずれかに該当する人です。

65歳以上の一人暮らし高齢者
70歳以上の高齢者のみの世帯
一人暮らしの障害者世帯または障害者を含む二人暮らし世帯

参考：大野市「ひとり暮らし高齢者等配食サービス事業」

紙おむつの支給

常時紙おむつが必要な高齢者の方を在宅介護する家族を支援するために、紙おむつを支給しています。支給される紙おむつの種類はフラット型、パンツ型もしくはパッド型です。月額の利用料は以下のとおりです。

月ごとの利用料

世帯区分	介護度	支給限度額	利用者負担額
市民税非課税世帯	要介護1～3かつ認知症	2,500円	無料
市民税非課税世帯	要介護4・5	4,500円	無料
市民税課税世帯	要介護1～3かつ認知症	2,500円	最大833円
市民税課税世帯	要介護4・5	4,500円	最大1,500円

なお、支給限度額を超えた分については全額利用者負担となります。また支給可能枚数についての限度はありません。

対象者は、在宅生活を送る65歳以上の高齢者の方で、要介護認定を受けた方あるいはそれに準ずる方です。

参考：大野市「紙おむつの支給」

大野市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大野市で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広めてみましょう。大野市に隣接する地域は福井市、勝山市、今立郡池田町、石川県白山市、岐阜県高山市、郡上市、関市、本巣市、揖斐郡揖斐川町があります。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。