勝山市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「県民せいきょうサービス付き高齢者向け住宅勝山きらめき」をはじめとした、福井県/勝山市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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勝山市の老人ホーム・介護施設について

勝山市は、福井県北東部に位置する市です。こちらでは「勝山市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

勝山市の特徴

勝山駅（藤谷良秀 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

勝山市の人口は2万2,144人です。65歳以上の高齢者人口は8,229人で、高齢化率は37.16%となります（2022年1月1日現在）。勝山市の面積は253.88㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

勝山市の魅力

勝山市は、白山の山々や福井県の最大河川・九頭竜川（くずりゅうがわ）がある自然豊かな市です。春は九頭竜川沿いの弁天桜、夏はキャンプ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の楽しみがあります。2007年にはアメリカの経済誌「フォーブス」電子版で「世界で9番目にクリーンなまち」に選ばれました。

勝山市には大自然を生かしたレジャースポットが点在しています。なかでも「スキージャム勝山」は西日本最大級のスノーリゾートです。冬にはスキーやスノーボードが楽しめるほか、夏にはバーベキューやパラグライダーを体験できます。

また、勝山市では数多くの化石が発掘されており、恐竜にまつわる施設が豊富です。「県立恐竜博物館」は、世界でも有数の規模を誇る博物館です。恐竜の骨格や化石、標本、ジオラマをはじめとする展示を鑑賞できます。「野外恐竜博物館」は、化石の発掘現場のすぐそばに建てられた施設です。実際の発掘現場の見学や、現場から持ってきた石を叩く発掘体験ができます。

勝山市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

勝山市の主要な駅

勝山市では、えちぜん鉄道勝山永平寺線が通っています。主要な駅は「勝山」駅です。えちぜん鉄道勝山永平寺線を利用すると「福井」駅方面、また乗り換えで「金沢」駅方面にアクセスできます。

このほか勝山市では一般路線バス、大野市へ移動できる「京福バス」、勝山市内を運行するコミュニティバス「ぐるりん」を利用できます。

勝山市役所

勝山市役所の所在地は、勝山市元町1丁目1-1です。バスでアクセスする場合は「サンプラザ前」バス停で下車後、徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請は健康長寿課で受け付けています。

参考：勝山市役所

勝山市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

勝山市には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2020年5月13日現在）。

参考：勝山市「高齢者に関する相談は地域包括支援センターへ」

勝山市のイベント

左義長ばやし（勝山左義長ばやし保存会 - 勝山左義長2009での写真, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

勝山市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「勝山左義長まつり」は、例年2月の最終土・日曜日に勝山市内で開催されるお祭りです。300年以上の歴史があり、県の無形民俗文化財に指定されています。14本の火柱が燃え上がる「どんど焼き」や、男衆や子どもがやぐらの上で面白おかしくお囃子を奏でる「勝山左義長ばやし」が見どころです。例年、約11万人が来場します。

「勝山弁天桜まつり」は、例年4月中旬に弁天桜並木で開催されるイベントです。約1.5kmにわたって植えられた約450本の桜を眺められます。また桜並木沿いには各地区の露店が並び、桜を見ながら屋台グルメを味わえます。桜まつりの前後1週間はぼんぼり・行燈（あんどん）が灯され、夜桜も楽しめます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

勝山市の高齢者支援制度

勝山市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者等指定保養施設利用助成事業

高齢者の方が市内の保養施設を利用する際、料金の一部を助成する制度です。市から交付される「利用証明書」や「指定保養施設利用割引証」などを提示すると、以下の施設の利用料が100円引きになります。

勝山温泉センター水芭蕉
あまごの宿
スキージャム勝山ささゆり温泉
勝山市営温水プール
六呂師ピクニックガーデン

対象となるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

市内在住で65歳以上の高齢者の方
身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、戦傷病者手帳もしくは特定疾患医療受給者証のいずれかを持っている方
市長が対象であると認めた方

割引を受けるには事前申請が必要です。お問い合わせは、勝山市役所健康体育課で受け付けています。

参考：勝山市「元気に過ごすためのサービス」「勝山市高齢者等指定保養施設及び公衆浴場利用助成事業実施要綱」

高齢者等公衆浴場利用助成事業

高齢者の方が公衆浴場を利用する際、入浴料の一部を助成する事業です。市から交付される「指定公衆浴場利用割引証」を提示すると、市が指定した浴場の入浴料が100円引きになります。助成の対象になる施設は「木久乃湯」と「南部湯」です。

対象となるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

市内在住で65歳以上の高齢者の方
身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、戦傷病者手帳もしくは特定疾患医療受給者証のいずれかを持っている方
市長が対象であると認めた方

助成を受けるには事前の申請が必要です。お問い合わせは、勝山市役所健康体育課で受け付けています。

参考：勝山市「元気に過ごすためのサービス」「勝山市高齢者等指定保養施設及び公衆浴場利用助成事業実施要綱」

住まい環境整備支援事業

高齢者の方が住みやすいように住宅設備を改修する際の費用の一部を助成しています。助成の対象となる改修は、レバー式蛇口への取り替え、階段昇降機の設置、転倒時のけが予防を目的とした床材の変更など16種類です。詳細は下記リンクからご確認ください。

対象は、勝山市に住所があり在宅で生活する要介護者のうち、次のいずれかに当てはまる方です。

要介護3～5の判定を受けている方
要介護1・2の判定を受けており次のいずれかに当てはまる方
- 車いすを利用している方
- 障がい等級が1・2級に相当する、上肢不自由者の方
- 医師の判定結果または「要介護認定等の実施について」で、次のいずれかの要件を満たす方（判定結果が複数の場合は最新のものを用いる）
  - 障害高齢者の日常生活自立度がB・Cに該当する方
  - 認知症高齢者の日常生活自立度がⅢ・ⅣまたはMの方
身体および生活等の状況を踏まえて、在宅生活の維持向上を図るため、市長が特に住宅の改修を必要と認めた方

なお、同じ住宅の改修に関して市が実施する別の事業ですでに助成を受けた場合は、この事業の対象外です。お問い合わせは、勝山市役所健康体育課で受け付けています。

参考：勝山市「高齢者福祉サービスについて」「勝山市住まい環境整備支援事業実施要綱」

勝山市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

勝山市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。勝山のと隣接地域は、大野市、福井市、坂井市、吉田郡永平寺町、石川県加賀市、小松市、白山市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。