鎌ケ谷市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「イルミーナかまがや」をはじめとした、千葉県/鎌ケ谷市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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鎌ケ谷市の老人ホーム・介護施設について

鎌ケ谷（かまがや）市は、千葉県の北西部に位置する市です。こちらでは「鎌ケ谷市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

鎌ケ谷市の特徴

鎌ケ谷役所（ja:user:筑紫太郎 - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

鎌ケ谷市の人口は10万9,943人です。65歳以上の高齢者人口は3万1,321人で、高齢化率は28.49％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は21.08㎢です。鎌ケ谷市は、大きく北部、西部、中央東、中央、東部、南部の6地域に分かれています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／鎌ケ谷市「都市計画マスタープラン」

鎌ケ谷市の魅力

鎌ケ谷市は生活に便利な市です。「新鎌ケ谷」駅周辺には、商業施設や総合病院、市役所、市民ホールといった施設が集まっています。「鎌ケ谷」駅から「東京」駅までは電車で約40分です。東京都の中心部まで便利にアクセスできます。

また鎌ケ谷市は自然豊かな市です。「市制記念公園」には、県内各市の樹が植えられています。春にはお花見を楽しめるほか、公園内の展望台からは鉄道車両が見られることが特色です。そのほか「貝柄山（かいがらやま）公園」や「粟野（あわの）の森」といった緑の多い公園が点在しています。

特産品はナシです。鎌ケ谷市はナシの栽培面積や収穫量が千葉県内トップクラスで、県内外から人気があります。旬の時期は果樹園でナシ狩りや直売がおこなわれ、秋の味覚を堪能できます。

鎌ケ谷市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

鎌ケ谷市の主要な駅

鎌ケ谷市内には、成田スカイアクセス線、新京成電鉄、東武野田線（アーバンパークライン）、北総鉄道北総線が走行しています。主要な駅は「新鎌ケ谷」駅です。

鎌ケ谷市役所

鎌ケ谷市役所の所在地は、鎌ケ谷市新鎌ケ谷2丁目6-1です。JR「新鎌ケ谷」駅より徒歩7分で到着します。バスを利用する場合は「鎌ケ谷市役所」バス停で下車してすぐです。

要介護認定の申請は、高齢者支援課介護保険係で受け付けています。

参考：鎌ケ谷市役所

鎌ケ谷市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

鎌ケ谷市内には、3カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：鎌ケ谷市「高齢者の福祉」

鎌ケ谷市のイベント

ファイターズスタジアム（球場入口）（掬茶 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

鎌ケ谷市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「鎌ケ谷市産業フェスティバル」は、毎年10月下旬に福太郎アリーナで開催されています。地元の企業や事業所による製品の展示・即売会がおこなわれます。このほか詩吟・詩舞といったステージイベント、グルメブースでの飲食が楽しめるイベントです。また「農業まつり～秋の収穫感謝祭～」が同時開催されます。ナシをはじめ新鮮野菜の即売会、鎌ケ谷産野菜を使用したおでんの販売などをおこなっています。

「かまがやの花火」は、毎年8月11日にファイターズ鎌ケ谷スタジアムでおこなわれるイベントです。鎌ケ谷市内の小中学生がデザインした約3,000発の花火が上がります。また、飲食店の屋台や縁日が催され、さまざまなグルメを堪能できます。

老人ホームや介護施設では、レクリエーションとして地域のイベントに参加することがあります。どのようなイベントに参加できるかは、あらかじめ施設に尋ねてみましょう。

鎌ケ谷市の高齢者支援制度

鎌ケ谷市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報システムの設置

急な体調不良をはじめとした緊急時に、すぐ外部に連絡できる緊急通報装置を設置します。利用料は世帯状況によって以下の表のように違います。

種別	月額利用料
市県民税課税世帯の方	月額2,000円（税別）
市県民税非課税世帯の方	月額1,000円（税別）
市県民税非課税世帯で心臓病などの慢性疾患のある方生活保護を受給されている方	無料

対象者は、65歳以上で疾患をお持ちの方や緊急時に不安のある方のうち、以下に当てはまる方です。

一人暮らしの方
高齢者のみの世帯の方
同居人が外出するなどして、日中に一人暮らしと同じ状況になる方

問い合わせは、市役所高齢者支援課高齢者福祉係です。

参考：鎌ケ谷市「緊急通報システムのご案内」

ふれあい収集事業

自力でのごみ出しが難しい高齢者などに対して、収集業者が戸別に収集をおこなっています。ふれあい収集専用のごみ袋を玄関先に出しておくと、指定日に収集業者が回収する仕組みです。専用のごみ袋は、市から配布されます。収集と同時に安否確認も実施します。

対象者は以下のいずれかに該当する方です。

65歳以上で要介護1以上の方
身体障害者手帳1級もしくは2級を持っている方
身体障害者手帳3級を持っていて視覚障害または肢体不自由な方
療育手帳の障害程度がA以上の方
精神障害者保健福祉手帳1級を持っている方

申請は、市役所市民生活部クリーン推進課で受け付けています。

参考：鎌ケ谷市「ふれあい収集事業のご案内」

高齢者の見守り事業

地元の民間事業者の協力を得て、地域ぐるみで高齢者を見守る取り組みです。協力者は主に「新聞配達事業者」や「乳飲料販売店」といった高齢者とつながりが深い事業者です。協力者が配達や販売といった業務中に高齢者の異変に気づいた場合、速やかに鎌ケ谷市や地域包括支援センターに通報します。事業者のほか、従来通り民生委員や保健師の訪問も実施しています。

参考：鎌ケ谷市「高齢者の見守り事業」

鎌ケ谷市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

鎌ケ谷市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。鎌ケ谷市は柏市、白井市、松戸市、市川市、船橋市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。