千葉市美浜区の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ココファン幕張ベイタウン」、「ココファン稲毛海岸」をはじめとした、千葉県/千葉市美浜区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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千葉市美浜区の老人ホーム・介護施設について

美浜（みはま）区は、千葉市の南西部に位置する行政区です。幕張新都心や海浜ニュータウンなど、埋立造成による街作りを特徴としています。こちらでは「千葉市美浜区の高齢者の暮らし」についてご紹介します。

千葉市美浜区の特徴

美浜区役所（掬茶 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

千葉市美浜区の人口は15万149人です。このうち、65歳以上の高齢者人口は3万9,556人で、高齢化率は26.34%となっています。千葉市美浜区の面積は21.20㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

千葉市美浜区の魅力

千葉市美浜区は市の新都心として計画的に整備された街です。区内には美術館・運動施設・人工海浜を併設した「稲毛海浜公園」、プロ野球の試合やコンサートに使われる「ZOZOマリンスタジアム」といった大規模な集客施設があります。商業施設も充実しており、ショッピングやグルメを堪能できるのも利点です。

都市的な機能が整っている一方で、自然を感じられるスポットがあるのも魅力です。「幕張海浜公園」内には、池泉回遊式庭園の「見浜園」があり、池を泳ぐ鯉や四季折々の自然美を観賞できます。また、園内の茶室「松籟亭（しょうらいてい）」では季節の和菓子と抹茶を味わえます。

ほかにも「稲毛海浜公園」は東京湾沿岸に位置する83ヘクタールの公園です。広大な芝生のうえでリフレッシュできるほか、夏期にはプールや海水浴を楽しめます。

千葉市美浜区の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

千葉市美浜区の主要な駅

千葉市美浜区内にはJR京葉線・武蔵野線の2路線が通っています。主要駅は「海浜幕張」駅で、両線を使えます。「海浜幕張」駅から「千葉」駅までは約20分でアクセス可能です。

美浜区役所

美浜区役所は千葉市美浜区真砂5丁目15-2にあります。「検見川浜」駅から徒歩で約8分です。また「美浜区役所」バス停からすぐ着きます。

要介護認定の申請は、美浜区保健福祉センター高齢障害支援課で受け付けています。窓口での申込みのほか郵送でも申請可能です。

参考：美浜区役所

千葉市美浜区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

千葉市の地域包括支援センターは「千葉市あんしんケアセンター」という名称です。区内には4カ所の千葉市あんしんケアセンターと1カ所の出張所があります。

参考：千葉市「千葉市あんしんケアセンター（地域包括支援センター・指定介護予防支援事業所）」

千葉市美浜区のイベント

稲毛海浜公園球技場（By 掬茶 - Own work, CC BY-SA 3.0, Link）

千葉市美浜区で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「美浜区民フェスティバル」は、例年10月上旬に「稲毛海浜公園」で開催されるお祭りです。区民による年に一度のお祭りで、吹奏楽やダンスなどのステージイベント、スポーツ体験、昔の遊びを楽しめる体験ゾーン、フリーマーケットなどが開催されます。当日にはJR「稲毛海岸」駅と会場をつなぐ、無料のシャトルバスが運行します。

「海浜幕張まつり」は、例年8月上旬に「海浜幕張公園」で開催されるお祭りです。特設会場では輪投げやスーパーボールすくいをはじめ、さまざまな縁日の屋台が立ち並びます。祭りのクライマックスに打ち上げられる約2万3,000発の花火が見どころの一つです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

千葉市美浜区の高齢者支援制度

千葉市美浜区で利用できる高齢者支援制度をご紹介します。

おむつ給付等事業

在宅で介護を受けている方を対象に、紙おむつの給付や布おむつの貸与をする支援制度です。給付の基準額は要介護1〜3の認定を受けている方には4,000円、要介護4、5の認定を受けている方には8,000円となります。

対象となる方の要件は以下の通りです。

要介護1～5のいずれかの認定を受けている
常時失禁状態にある
千葉市内の居宅で介護を受けている
生活保護法による保護や、特別配偶者に関する法律による支援給付を受けていない
同一住所地に住む家族全員が市民税非課税である
在宅重度心身障害者おむつ給付を受けていない

参考：千葉市「おむつ給付等事業（高齢者）」

高齢者緊急通報システム

一人暮らしの高齢者を対象に、自宅に緊急通報装置を設置しています。緊急ボタンを押したりセンサーが異常を検知したりすると、ガードマンが自宅に駆けつけ、状況に応じて警察や消防への通報をします。

対象者は以下の2つの両方に該当する方です。

一人暮らしの65歳以上の方
少なくとも1名の協力員の登録が可能な方

ただし、同居する方が要介護4・5の認定を受けている場合も対象になります。

参考：千葉市「高齢者緊急通報システムのご案内」

安心電話事業

一人暮らしの方を対象に、電話による安否確認を無料でおこなう事業です。月〜金曜日の午前9〜17時の間に、専任の電話員が電話をかけて健康状態のチェックをします。2日間続けて連絡が取れないときには、3日目に緊急時の連絡先に電話をします。加えて、電話員が自宅を訪問して安否を確認する仕組みです。

対象者は65歳以上の一人暮らしの方のうち、就労していない方です。

参考：千葉市「あんしん電話事業のご案内」

千葉市美浜区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

千葉市美浜区で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。美浜区と隣接しているのは千葉市中央区・花見川区・稲毛区、習志野市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。