西尾市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「グランド・シエル西尾」、「グランドール西尾」、「グランド・ピア西尾」をはじめとした、愛知県/西尾市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

サービス付き高齢者向け住宅 (4)

施設の介護度

愛知県西尾市の老人ホーム・介護施設について

西尾市は、愛知県の西三河地方にある市です。こちらでは「西尾市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

西尾市の特徴

西尾市役所（西尾市寄住町）（Evelyn-rose - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

西尾市の人口は17万1,423人です。65歳以上の高齢者人口は4万3,661人で、高齢化率は25.47％です（2021年1月1日現在）。

西尾市の面積は161.22㎢で、以下の表のように、大きく4つのエリアに分かれます。

エリア	特徴
西尾市街エリア	利便性の良いエリア。重要な文化財を有する寺院や史跡があり、西尾の歴史を感じられる。
吉良（きら）温泉エリア	海を望む景観のよさと温泉による癒しを感じられる。三河湾でとれた新鮮な魚介を堪能できる。
幡豆（はず）・三ヶ根（さんがね）エリア	緑にあふれた三ヶ根山（さんがねさん）と波の穏やかな三河湾があり自然に恵まれている。
一色・佐久島エリア	島の80％以上が里山で、自然と昔ながらの懐かしい風景を楽しめる。1996年からアートによる島おこしに取り組んでいるので、アート作品もみられる。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／西尾市「西尾市の概要」／一般社団法人西尾市観光協会「西尾の特集」

西尾市の魅力

西尾市は、特産品が豊富です。抹茶やカーネーション、ウナギ、アサリの生産量や漁獲量が全国でも上位に入ります。特に、「西尾の抹茶」と「一色産うなぎ」は特許庁の地域団体商標に認定されており、品質の良さが魅力です。その他にも、キュウリやナス、トマト、ナシ、イチジクといった果樹栽培も盛んです。

海と山に囲まれた西尾市は、自然豊かで魅力的なスポットがたくさんあります。オーシャンビューの温泉を楽しめる吉良温泉は、美しい景観を楽しみながら日々の疲れを癒してくれます。そのほか、憩の農園・バラ園では約3,500本もの美しく香り高いバラを堪能できます。三ヶ根山は、それぞれ約7万ものアジサイやスイセンが咲き誇ることで知られ、多くの人が足を運んでいます。

西尾市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

西尾市の主要な駅

西尾市には、名古屋鉄道の西尾線と蒲郡（かまごおり）線が走っています。主要な駅は「西尾」駅です。「西尾」駅周辺には複合型スーパーや飲食店、銀行、医院といった生活に便利な施設がそろっています。

西尾市役所

西尾市役所の所在地は、西尾市寄住町下田22です。西尾線「西尾」駅より徒歩8分で着きます。要介護認定の申請は長寿課で受け付けています。

参考：西尾市役所

西尾市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

西尾市内には、合計7カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：西尾市「地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口です」

西尾市のイベント

鳥羽の火祭り（Bariston - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

西尾市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「鳥羽の火祭り」は、毎年2月の第2日曜日に鳥羽神明社（とばしんめいしゃ）で開催される火祭りです。約1,200年前に始まったとされる歴史のあるお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。竹やカヤで作った「すずみ」という松明（たいまつ）を2本燃やし、中心部にある神木と十二縄を取り出すスピードを競います。奉仕者たちが燃え上がる炎に飛び込んでいく場面は圧巻です。

「西尾祇園祭」は、毎年7月下旬に歴史公園や西尾市中心市街地一帯で開催されます。伊文神社の御神体を乗せたみこしが、市街地を練り歩きます。市民ステージや、市民総踊りの「踊ろっ茶・西尾!!」などのパフォーマンスもあり、西尾市街地が活気にあふれるお祭りです。

「三河一色大提灯まつり」は、450年以上の歴史がある三河一色諏訪神社で、毎年8月に開催されます。全長6～10ｍの巨大な提灯（ちょうちん）6組12張が揺らめき、会場は幻想的な雰囲気に包まれます。提灯には、描神話や歴史などの時代絵巻が描かれます。

西尾市の高齢者支援制度

西尾市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者タクシー利用支援事業

高齢者が通院や買い物などでタクシーを利用する際に、料金の一部を支援する事業です。500円分の助成券を、1カ月あたり3枚交付します。

対象となるのは、以下の2点どちらも満たす方です。

市内在住で、世帯全員が75歳以上の方
世帯全員が介護保険法における保険料の所得段階が第1段階から第7段階の方

ただし、以下にあてはまる方は利用できません。

自動車税や軽自動車税の減免を受けている
自動車を保有・使用している
心身障がい者福祉タクシー料金助成の対象者である
日常生活の支援をおこなう施設（サービス付き高齢者向け住宅を含む）に入所している
介護保険料を滞納している

参考：西尾市「高齢者タクシー利用支援事業」

おむつ支給（低所得世帯）

ねたきりや認知症によりおむつを必要とする高齢者を在宅介護している家族を支援する制度です。おむつを購入できる券が支給されます。

毎月5,500円分の給付券が支給されます。西尾市が指定した薬局や薬店で成人用の紙おむつやリハビリパンツ、尿取りパッドなどを購入する際に使用できます。

対象者は「市民税非課税世帯の要介護3～5のいずれかと判定された高齢者を在宅介護している家族」です。なお、介護保険料を滞納している場合は利用できません。

参考：西尾市「おむつ支給（低所得世帯）」

西尾市高齢者おかえりネットワーク

認知症などのある高齢者が行方不明になってしまった場合、協力者にメールを送り早期発見につなげようとする取り組みです。行方不明になる可能性がある高齢者に関しては、市に事前登録することもできます。登録費は無料です。

事前登録届の届出先は、市役所1階の長寿課地域支援担当、または市内の地域包括支援センターです。

参考：西尾市「西尾市高齢者おかえりネットワーク」

西尾市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

西尾市で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。西尾市は碧南市、安城市、岡崎市、蒲郡市、額田郡幸田町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。