蒲郡市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「いちよう」をはじめとした、愛知県/蒲郡市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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サービス付き高齢者向け住宅 (1)

施設の介護度

蒲郡市の老人ホーム・介護施設について

蒲郡市（がまごおりし）は、愛知県の東三河地方に位置している市です。蒲郡市は、南は三河湾、北は山々に囲まれた自然豊かなエリアです。こちらでは「蒲郡市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

蒲郡市の特徴

蒲郡市役所（Lombroso - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

蒲郡市の人口は7万9,621人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は2万3,565人で、高齢化率は29.60％となっています（2021年1月1日現在）。蒲郡市の面積は56.96㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

蒲郡市の魅力

蒲郡市は、渥美半島と知多半島に囲まれていて、海に面した観光地です。沿岸の一帯が、三河湾国定公園に指定されています。三河湾は水深が浅いため、海水浴や潮干狩り、釣りといった海のレジャーを楽しめます。

また蒲郡市は、東海地方を代表する温泉地です。海岸沿いに「蒲郡温泉」「三谷温泉」「形原温泉」「西浦温泉」の4つの温泉郷があります。海と山が近いので、美しい景観を眺められるのが魅力です。

蒲郡市の特産品としては、魚介類が代表的です。アカザエビやアサリ、メヒカリ、タカアシガニ、シャコといった新鮮な海の幸を堪能できます。そのほか、温暖な気候を生かした果物栽培も盛んです。特に、ハウスで栽培した「蒲郡みかん」は日本有数の生産量となっています。

蒲郡市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

蒲郡市の主要な駅

蒲郡市には、JR東海道本線、名鉄蒲郡線が走っています。主要な駅は両線が乗り入れる「蒲郡」駅です。快速列車も停車するため、各方面への移動に便利です。

また市内では、地区ごとに「くるりんバス」というコミュニティバスが運行しています。

蒲郡市役所

蒲郡市役所の所在地は、蒲郡市旭町17-1です。JR東海道本線「蒲郡」駅から徒歩12分で着きます。または、みかんの丘くるりんバスに乗車し「市役所」バス停で下車してすぐです。

要介護認定の申請は、長寿課（東三河広域連合蒲郡窓口）で受け付けています。

参考：蒲郡市役所

蒲郡市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談事に対して解決策を提示してくれます。

蒲郡市内には、合計5カ所の地域包括支援センターが設置されています（2018年8月1日現在）。

参考：蒲郡市「高齢者の相談窓口「地域包括支援センター」」

蒲郡市のイベント

Nishiuraonsen(CC 表示-継承 3.0, リンク)

蒲郡市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「西浦温泉桜まつり」は、毎年3月下旬から4月上旬の、桜の開花時期に合わせて開催されるお祭りです。会場となる西浦園地は小高い丘の上にあるため、満開の桜と三河湾の眺めを合わせて楽しめる絶景スポットです。期間中は桜のライトアップもあり、昼と夜とで異なる桜の光景を堪能できます。

「蒲郡まつり」は、毎年7月最終土日に「蒲郡」駅周辺で開催されるお祭りです。音楽ライブやダンスといったステージイベントが催され、多くの屋台が並びます。2日目の夜に開催される花火大会も見どころです。太平洋岸最大級の直径約650mの花火が、夏の夜空を鮮やかに彩ります。

「三谷祭」は、毎年10月の第3土・日曜日に八劔（やつるぎ）神社・若宮神社・三谷海岸を会場としておこなわれるお祭りです。豪華で巨大な「山車（やま）」を氏子の男性が引き回しながら、八剱神社と若宮神社の間を練り歩きます。2日目の日曜日には「海中渡御」がおこなわれ、氏子が山車をひきながら海の中を300m進むさまは迫力満点です。

老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに出かけることがあります。気になる方は、事前に施設に尋ねてみましょう。

蒲郡市の高齢者支援制度

蒲郡市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

蒲郡市高齢者運転免許自主返納支援事業

高齢者の交通安全意識を高め、交通事故を未然に防ぐことを目的とした事業です。運転免許証を自主返納してから一定期間内に市役所での手続きが必要です（期間に関しては以下のリンク先からご確認ください）。手続き完了後、「申請による運転免許の取消通知書」を交通防犯課に提示すると、以下の記念品のなかから一つをもらえます。

名鉄バスで使用できる交通系ICカード「manaca（カード補償金を含む2,000円分）」
蒲郡市コミュニティバス共通回数券（100円券×12枚が2冊）
三河木綿小銭入れとハンカチ

対象者は、運転免許証を自主返納した70歳以上の蒲郡市民です。運転免許証の自主返納は、蒲郡警察署の交通課、運転免許試験会場、東三河運転免許センターでできます。ただし、基本的に代理申請は不可となります。

参考：蒲郡市「蒲郡市高齢者運転免許自主返納支援事業」

高齢者割引タクシー制度（高齢者タクシー運賃助成事業）

タクシーの利用料金が割引になるタクシーチケットを交付する事業です。出発地と到着地がどちらも蒲郡市内の場合に限り、料金が3割引きとなります。交付枚数は、年度ごとに1人あたり100枚です。50枚つづりを1冊ずつ、1年に2回に分けて交付されます。

対象者は、蒲郡市内に住民登録をしている満70歳以上の方です。タクシーチケットは、市役所の交通防犯課で配布されています。受け取りには身分証明書の提示が必要です。

参考：蒲郡市「高齢者割引タクシー制度（高齢者タクシー運賃助成事業）」

高齢者等生活支援事業（ワンコインお助けサービス）

ごみ出しや電球の交換など日常生活におけるちょっとした困りごとをシルバー人材センターがサポートする事業です。以下のサービスをはじめ、利用できるサービスは多岐にわたります。

家庭ごみのごみ出しや資源物の持ち出し
洗濯物干しと取り込み（布団を含む）
灯油の補給
話し相手
買い物代行（食品以外の小額な日用品）
病院の予約をするための診察券出し（徒歩15分圏内に限る）など

1回に利用できるのは30分程度の作業で、料金は500円です。2人で作業した場合は、1,000円の料金がかかります。30分を超える作業は、一般の家事援助サービスでの対応となるので注意が必要です。

対象者は、65歳以上の高齢者のみで構成されている世帯、または65歳以上の高齢者と障がい者のみで構成されている世帯です。

参考：蒲郡市「高齢者等生活支援事業（ワンコインお助けサービス）」

蒲郡市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

蒲郡市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。蒲郡市は、岡崎市、豊川市、西尾市、額田郡幸田町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。