丹波市のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム村いちばんの元気者」、「グループホーム青垣もみじ苑」、「ひかみシルバーホーム」をはじめとした、兵庫県/丹波市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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丹波市の老人ホーム・介護施設について

丹波（たんば）市は兵庫県の中央東部に位置し、緑豊かな山々によって形作られた地域です。こちらでは「丹波市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

丹波市の特徴

丹波市役所CC 表示-継承 3.0, リンク

丹波市の人口は6万3,235人です。このうち65歳以上の高齢者人口は2万1,732人で、高齢化率は34.37%となります（2021年1月1日現在）。

丹波市の面積は493.21㎢です。市内は、小学校校区にもとづき「氷上（ひかみ）地区」「春日地区」「柏原（かいばら）地区」「青垣（あおがき）地区」「山南（さんなん）地区」「市島（いちじま）地区」の6つのエリアに区分されます。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／丹波市「市政情報」

丹波市の魅力

丹波市は豊かな自然に恵まれながら、大阪、京都、神戸の都市部に1時間少々でアクセスできる利便性も備えています。

青垣町遠阪（とおさか）地区は、環境庁の「生物多様性保全上重要な里地里山500選」に選ばれました。また「石龕寺（せきがんじ）」「高源寺」「円通寺」の3つの寺は「丹波紅葉三山」と呼ばれ、紅葉の名所として人気です。

また市内には、雲海を望める「黒井城」、春日局（かすがのつぼね）の生誕地の「興禅寺（こうぜんじ）」、織田家ゆかりの「柏原城下町」と、歴史的な文化遺産が多く残されています。

丹波を代表する食の特産物は「丹波黒大豆」「丹波大納言小豆」「丹波栗」。合わせて「丹波三宝」と呼ばれます。大粒で甘い丹波三宝は、この地域特有の丹波霧によって育まれ、お菓子にも加工される人気の食材です。

丹波市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

丹波市の主要な駅

丹波市にはJR福知山（ふくちやま）線・加古川（かこがわ）線の2路線が走っています。主要駅は「柏原」駅、「黒井」駅、「谷川」駅です。また「神姫（しんき）グリーンバス」といった路線バスも発達しています。

丹波市役所

市役所の所在地は、丹波市氷上町成松（ひかみちょうなりまつ）字甲賀1です。JR福知山線の「柏原」駅から神姫グリーンバスの「佐治・青垣住民センター」行きに乗車、「丹波市役所」バス停を下車してすぐの場所にあります。

要介護認定の申請窓口は、介護保険課と各支所（氷上支所除く）です。

参考：丹波市役所

丹波市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

丹波市の地域包括支援センターは、市内4カ所に設置されています。お住まいの地域により担当が分かれています。

担当センター名	地域名
東部地域包括支援センター	春日・市島地域
西部地域包括支援センター	氷上・青垣地域
南部地域包括支援センター	柏原・山南地域
基幹型地域包括支援センター（高齢者あんしんセンター）	丹波市役所本庁第2庁舎内

参考：丹波市「地域包括支援センター」

丹波市のイベント

柏原八幡宮複合社殿、背後に三重塔（663highland - 投稿者自身による作品, 663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

丹波市で恒例となっているイベントをご紹介します。

「丹波ふるさと愛宕祭（あたごまつり）」は毎年8月23・24日に氷上町成松区で開催。江戸中期より約350年にわたり継承された、伝統ある祭事です。23日は鎮火と五穀豊穣・家内安全を祈願し、町内会ごとに趣向を凝らした「造り物」が奉納されます。24日は納涼花火大会があります。

「厄除大祭（やくよけたいさい）」は柏原八幡宮で毎年2月17日・18日に開催されるお祭りです。 17日深夜に執りおこなわれる「青山祭壇の儀」は日本最古の厄除神事と伝えられており、悪事災難を免れ、開運招福が授かるとされています。柏原八幡宮は「丹波柏原の厄神さん」として市民から親しまれています。

「織田まつり・うまいもんフェスタ」は毎年10月中旬に織田家柏原藩の城下町である柏原でおこなわれます。殿様、お姫様、鎧武者、雑兵（ぞうひょう）などに扮した地元住民による総勢100名が参加する武者行列が見どころです。また丹波名物の黒大豆・枝豆、丹波栗の販売コーナーが出店し、秋の味覚を楽しめます。

老人ホーム・介護施設によっては、職員同行で地域の催しに参加できる場合もあります。入居を検討している施設があれば、事前に質問してみましょう。

丹波市の高齢者支援制度

丹波市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

福祉送迎サービス（おでかけサポート）事業

外出時に介助や支援を必要とする方のために、移送用車両による送迎サービスを実施しています。乗車1回につき300円、地域を越える場合は300円加算（上限600円）です。ただし通院で利用する場合は加算しません。

対象者は「要介護2～5」「身体障害者手帳1種1～4級」「療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者」「難病患者」「人工透析患者」のいずれかに当てはまり、以下の条件をすべて満たす方です。

運転免許証を所持していない（バイクを含む）
市民税非課税
福祉タクシー券（バスカード）の交付を受けていない
18歳以上

申請は障がい福祉課で受け付けています。

参考：丹波市「福祉送迎サービス（おでかけサポート）事業」

高齢者運転免許自主返納支援事業

高齢運転者による交通事故の減少を目的として、運転免許証を自主返納した65歳以上の高齢運転者に奨励金を交付しています。奨励金の内容は「たんば共通商品券1万円分」または「ICOCA（イコカ）1万円分」です。

奨励金の交付は、運転経歴証明書交付後1年以内の方が対象です。丹波警察署で運転免許証を返納し、運転経歴証明書の交付を受けてから、1年以内に奨励金の手続きをおこなってください。申請はくらしの安全課で受け付けています。

参考：丹波市「高齢者運転免許自主返納支援事業」

緊急通報システム

緊急通報システムとは、自宅内での緊急時に、緊急通報センターへ通報することで、あらかじめ登録された近隣協力者が援助をおこなう事業です。利用する際は、近隣の協力者3名と、搬送後の住まいの管理者を事前登録してください。また携帯電話には対応していなく、自宅に固定電話が必要です。システム利用料は無料ですが、緊急通報時における通話料は自己負担となります。

利用対象者は65歳以上の「一人暮らしの高齢者」「高齢者のみの世帯」「慢性疾患がある日中一人暮らしの高齢者」です。申請は介護保険課で受け付けています。

参考：丹波市「緊急通報システム」