高砂市のグループホーム

介護のほんねでは、「愛の家グループホーム高砂伊保」、「グループホームＣＨＩＡＫＩほおずき高砂」、「ヒューマンライフケア高砂グループホーム」をはじめとした、兵庫県/高砂市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 8件

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高砂市の老人ホーム・介護施設について

高砂（たかさご）市は兵庫県の播磨（はりま）南東部に位置します。ここでは「高砂市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

高砂市の特徴

高砂市役所（日本語版ウィキペディアのBakkaiさん, CC 表示 3.0, リンクによる）

高砂市の人口は8万9,762人です。このうち、65歳以上の高齢者人口は2万6,159人で高齢化率は29.14%です。

高砂市の面積は34.38㎢です。市内は以下の8つの地区に分けられています。

高砂地域、荒井地域、伊保地域、中筋地域、曽根地域、米田地域、阿弥陀（あみだ）地域、北浜地域

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／一般社団法人高砂市観光交流ビューロー「高砂市への交通情報」

高砂市の魅力

高砂市は歴史的名所が点在しています。「竜山石（たつやまいし）採石遺跡」は古墳時代から採石がおこなわれていたスポットです。その近隣にある「生石（おうしこ）神社」には、高さ5.6m、幅6.5mの石造物があり「石の宮殿」と呼ばれています。これらは「石の宝殿及び竜山石採石遺跡」として国の史跡に指定されています。

また、高砂町はレトロな町並みが広がっており、「レンガの倉庫」「三連蔵（さんれんぐら）」「木造の洋館」といった、大正時代や昭和時代の初期の建物が多く残っています。地域の景観にとって重要な役割のある建造物で、兵庫県の景観形成重要建造物に指定されています。

西部には山々が連なり、南部は瀬戸内海に面している自然が豊かな環境です。人工島である「高砂海浜公園」は日本の白砂青松100選に選ばれています。「日笠山」は、淡路島、家島などの播磨灘を一望でき、桜の名所にもなっています。

高砂市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

高砂市の主要な駅

市内の鉄道は、JR山陽本線と山陽電鉄本線が通っています。高砂市内で乗降者数が多い駅はJR「宝殿（ほうでん）」駅です。その次が山陽電鉄「荒井」駅となります。

また高砂市内には、コミュニティバス「じょうとんバス」や神姫バスが運行しています。

高砂市役所

高砂市役所は高砂市荒井町千鳥1丁目1-1にあります。山陽電鉄「伊保」駅から徒歩8分で着きます。バスを利用する際は「じょうとんバス」に乗車して「高砂市役所」バス停を下車してすぐです。

高砂市での要介護認定は、介護保険課（1階 7番窓口）や市民サービスコーナー、市民コーナーで受け付けています。郵送にて申請する際は下記の宛先に送ってください。

〒676-8501 高砂市荒井町千鳥1丁目1-1
高砂市役所市民部保険年金室介護保険課認定係

参考：高砂市役所

高砂市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

高砂市では市内に1カ所の地域包括センターと4カ所の地域包括支援協力センターを設置しています（2021年10月29日現在）。

参考：高砂市「高齢者に関する相談」

高砂市のイベント

高砂神社, 兵庫県高砂市（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

高砂市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「高砂神社秋祭り」は高砂神社で開催される祭りです。毎年10月10日、11日に開催されており、祭りの期間中には8つの屋台が市内を練り歩きます。

祭りのクライマックスは「船渡御（ふなとぎょ）」です。1804年ごろに作られたとされる「播州（ばんしゅう）名所巡覧図絵」にも、船渡御の様子が描かれています。歴史ある地域の伝統行事です。

「たかさご万灯祭」は、毎年9月に高砂町で開催されているお祭りです。兵庫県の歴史的景観形成地区に指定されたことをきっかけに、2007年から始まりました。期間中は路地キャンドルをはじめ、幻想的なライトアップを見られます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

高砂市の高齢者支援制度

高砂市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報システムの貸与

「緊急通報システム」とは、ボタンひとつで救急車や警備員を要請できるシステムのことです。ケガや急病になった場合に、緊急ボタンを押せば綜合警備保障株式会社（ALSOK）を通して要請できます。近隣の協力者への連絡もできるため、万が一のときでも迅速に対応できます。

緊急通報システムは健康相談にも対応しており、24時間体制で保健師、管理栄養士、ケアマネージャーに連絡できます。さらに、防災情報メール読み上げ機能のサービスもあり、高砂市役所が発信する防災情報をすぐに受け取れます。

対象者は「65歳以上で体調に不安のある一人暮らしの方、要介護認定3以上の方がいる高齢者のみの世帯」です。申し込みから設置までは1カ月ほどかかります。機器設置にかかる費用は、一部自己負担が必要となる場合があります。申請は、市役所福祉部人権福祉室地域福祉課で受け付けています。

参考：高砂市「緊急通報システムの貸与」

はり、きゅう、マッサージ等施術費助成金の交付

高砂市では高齢者の健康維持のため、はり、きゅう、マッサージなどに対する助成金の交付をしています。助成額は施術1回につき1,000円となっており、年間で12回の利用券が支給されます。

対象者は満70歳以上の方です。利用券は本人のみが使用できるもので、家族や第三者への譲渡は認められていません。また、保険診療が適用となる場合は助成金の対象外です。申請は、市役所福祉部人権福祉室地域福祉課で受け付けています。

参考：高砂市「はり、きゅう、マッサージ等施術費助成金の交付」

日常生活用具の給付

高砂市では、一人暮らしの高齢者が快適に暮らせるように日常生活用具（電磁調理器、自動消火器、火災報知器）を給付しています。なお、給付する用具によって対象者や自己負担額が異なります。気になる方は、市役所福祉部人権福祉室地域福祉課に問い合わせてください。

参考：高砂市「ひとり暮らしの高齢者のために」

高砂市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。高砂市と隣接しているのは姫路市と加古川市です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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認知症の診断が必要です

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