広島市西区のグループホーム
介護のほんねでは、「グループホーム ありらん」、「グループホームよってきんさい草津」、「ニチイケアセンター己斐」をはじめとした、広島県/広島市西区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は22件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 22件
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広島市西区の老人ホーム・介護施設について
広島市西区は川や山々に囲まれ、自然環境に恵まれた地域です。ここでは、「広島市西区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。
広島市西区の特徴
広島市西区の人口は18万9,120人です。65歳以上の高齢者人口は4万4,453人で高齢化率は23.51％となっています（2021年1月1日現在）。
広島市西区の面積は35.61㎢です。天満川（てんまがわ）が流れる東部は商業・工業と住宅が複合した市街地です。八幡川（はちまんがわ）が流れる西部には緑が多く住宅地が広がっています。また、以下の6地域に分かれています。
- 横川・中広（なかひろ）・三篠（みささ）・三滝地域
- 福島町・天満・観音（かんおん）地域
- 己斐（こい）・古江（ふるえ）地域
- 庚午（こうご）・草津・井口沿線地域
- 丘陵（きゅうりょう）住宅地域
- 西部開発地区（沿岸部商工業地区）
広島市西区の魅力
広島市西区には歴史を感じられるスポットがあります。「三瀧（みたき）寺」は、紅葉の名所として有名で、多くの参拝者が訪れます。國の重要文化財である「木造阿弥陀如来坐像（もくぞうあみだにょらいざぞう）」が安置されています。
また広島市では伝統的な舞い「十二神祇神楽（じゅうにじんぎかぐら）」が伝承されており、西区では特に「井口神楽」「古江神楽」が受け継がれています。例年10月には神社への奉納がおこなわれ、多種多様な舞、衣装、お囃子（はやし）を披露。大人だけでなく子どもが参加し、伝統芸能を受け継いでいます。
広島市西区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター
広島市西区の主要な駅
広島市西区にはJR山陽本線、可部（かべ）線、広島電鉄宮島線、市内線、横川線が乗り入れています。主要な駅は「横川」駅です。JR山陽本線では「広島」駅から2駅隣にあります。また可部線の乗り換えの起点としても便利です。
西区役所
西区役所は、広島市西区福島町2丁目2-1にあります。広島電鉄市内線「福島町（西区役所前）」電停から徒歩約1分です。またJR「西広島」駅から徒歩約10分で到着します。要介護認定の申請・相談は、福祉課高齢介護係で受け付けています。
参考：西区役所広島市西区の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。広島市西区には6カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年11月現在）。
参考：広島市「広島市地域包括支援センター所在地一覧表」広島市西区のイベント
広島市西区で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「広島県神楽競演大会」は、毎年10月の第3日曜日に西区の広島サンプラザホールで開催されます。広島の郷土芸能「神楽」をさまざまな演目で観賞できます。毎年3,000人の神楽ファンが集う秋の恒例イベントとなっています。
「広島市水産まつりinマリーナホップ」は毎年2月下旬に西区で開催されるお祭りです。グルメ屋台では広島の特産品であるカキを堪能できます。また、広島の海産物・特産品がお手頃な価格で購入できるイベントです。
広島市西区の高齢者支援制度
広島市西区在住の方が利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。
高齢者配食サービス
広島市では、見守りが必要な高齢者への配食サービスをおこない、同時に安否確認を実施しています。食事は昼食または夕食のどちらかで、1食514円程度の利用料がかかります。原則として週5日以上の利用が必要ですが、訪問介護やデイサービスを利用する場合は週3日以上であれば利用可能です。もし配達時に体調の異常が見受けられた場合には、委託業者が緊急連絡先や関係機関に連絡します。
また、利用するにあたり以下の全ての条件を満たしている必要があります。
- おおむね65歳以上であること
- 一人暮らしまたは65歳以上の高齢者のみの世帯であること
- 調理が困難な状態であること
日常生活用具の給付
一人暮らしの高齢者宅に、出火に配慮された自動消火器と卓上電磁調理器を給付する制度です。自動消火器は「寝たきりの方や一人暮らしの方」を対象に給付されます。卓上電磁調理器は「高齢者のみの世帯で加齢により心身機能が低下しているため出火が心配される方」に給付されます。
利用者負担金は、世帯の階層区分によって0円～全額まで違いがあります。また両方とも前提として以下の条件のいずれかを満たす必要があります。
- 広島市内在住の40歳以上で、要介護・要支援認定を受けている方
- 特定疾病などにより、生活保護の介護扶助、または中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の介護支援給付の受給資格を有している方
高齢者在宅介護用品の支給
広島市では、尿取りパッドや紙おむつ、おしりふき、使い捨て手袋といった介護用品を現物支給しています。月6,250円の範囲内で介護用品支給事業者から配達されます。
対象となるのは以下に該当する方及び広島市内在住の家族です。
- 広島市に住所がある方
- 介護認定で要介護4以上であること
- 生活保護等を受けている・市民税非課税世帯であること
広島市西区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
広島市西区で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。広島市西区は広島市中区、東区、安佐南区、佐伯区と隣接しています。
グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】
ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。
グループホームの入居条件は満たしていますか？
グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。
認知症の診断が必要です
グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。
要支援2以上が入居対象です
グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。
要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。
住民票のある地域でしか入れません
グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。
グループホームの退去要件
グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。
特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。
また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。
グループホームの特徴を把握していますか？
グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。
1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア
グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。
「できることは自分でする」という考え
グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。
看護師は配置は義務付けられていない
認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。
グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
グループホームの費用
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0～数百万円ほど | 10～20万円ほど |
グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。
入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。
グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。
グループホームで認知症を抑制しながら生活する
以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。
- 認知症の症状の抑制を考えている
- 認知症でありながら、自立した生活を続けたい
- 医療依存度は高くない
グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。
また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。
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