柳井市のグループホーム

介護のほんねでは、「もみの木グループホーム」、「グループホーム柳井」、「グループホーム　あそか」をはじめとした、山口県/柳井市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 5件

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柳井市の老人ホーム・介護施設について

柳井市は、山口県の南東部に位置する市です。瀬戸内海に面しており、1年を通して温暖で雨も少なく過ごしやすい地域です。こちらでは「柳井市での高齢者の暮らし」についてポイントをご紹介します。

柳井市の特徴

柳井市役所（Wiki708 at the Japanese language Wikipedia, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

柳井市の人口は3万1,087人です。65歳以上の高齢者人口は1万2,012人で、高齢化率は38.64%です（2021年1月1日現在）。柳井市の面積は140.05㎢で、市内は沿岸部、内陸部、半島・島しょ部により形成されています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／山口県YY!ターン（UJIターン）支援サイト「柳井市」

柳井市の魅力

柳井市は、周囲を海と山に囲まれていることから自然環境に恵まれており、自然を感じられるスポットが満載です。赤子山では国の天然記念物に指定されている余田臥龍梅（よだかりゅうばい）、琴石山の登山道では県内有数の巨樹で市の文化財に指定されるヤマザクラが見られます。

柳井市には、歴史や文化を感じられる名所もあります。日本最大級の大鏡が発掘された「茶臼山古墳」などの遺跡や、江戸時代中期の家造りをそのまま残した国重要文化財の「国森家住宅」などがあります。

柳井市の特産品は自然薯（じねんじょ）です。柳井市は自然薯栽培発祥の地として知られています。

また、特産品を使ったグルメも豊富です。江戸時代の藩主・吉川公が絶賛した醤油を使った甘露醤油ラーメン、瀬戸内海の新鮮な魚介類と自然薯のとろろを使った白壁海鮮丼、鯛と地元の食材を使った汐まち鍋などを堪能できます。

柳井市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

柳井市の主要な駅

柳井市内には、JR山陽本線が通っています。主要駅は「柳井」駅です。

また市内では、路線バスも運行しています。駅前や医療機関などへの移動に便利です。そのほか、柳井市では日積・石井南部地区と大畠地区にお住まいの方を対象に、「柳井」駅まで運行する予約制乗合タクシーも利用できます。

柳井市役所

柳井市役所の所在地は、柳井市南町1丁目10‐2です。路線バスを利用される際は「柳井市役所前」バス停からすぐです。

要介護認定の際は、高齢者支援課で受け付けています。

参考：柳井市役所

柳井市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

柳井市の地域包括支援センターは本所が1カ所、支所が3カ所あります（2022年5月1日現在）。

参考：柳井市「地域包括支援センター」／山口県「地域包括ケアシステムの深化・推進」

柳井市のイベント

柳井駅駅舎（Saigen Jiro - 投稿者自身による著作物, CC0, リンクによる）

柳井市内で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「柳井金魚ちょうちん祭り」は、例年8月13日に「柳井」駅前通りや白壁の街並みなどで開催されるお祭りです。柳井市の夏の一大イベントで、郷土民芸品の金魚ちょうちんが街中に飾られます。金魚ねぶたや金魚ちょうちん踊り、打ち上げ花火など催しが満載です。夜には約2,500個の金魚ちょうちんに灯りがともります。

「柳井天神春まつり」は、例年4月25日直前の日曜日に柳井天満宮周辺で開催されるお祭りです。明治時代の1873年ごろから始まりました。前夜祭と本祭があり、当日は奉納剣道大会、江戸時代の参勤交代を再現した大名行列といった催しがあります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

柳井市の高齢者支援制度

柳井市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者おでかけサポート事業

路線バス（防長交通）、タクシー、へぐり（平郡航路）の利用料金の一部を助成する事業です。「高齢者の日常生活の支援」や「社会参加の促進」を目的としています。住民税非課税世帯は年間最大2万4,000円分、課税世帯は年間最大1万2,000円分の助成券が交付されます。

路線バスは1回の乗車で2枚まで、タクシーとへぐりは1回の乗車・乗船で最大1,000円分の助成券を利用できます。

対象者は、市内で在宅生活をおくる75歳以上の方で、自分で自動車の運転をしない方です。ただし、障がい者タクシー福祉乗車割引証の交付を受けている方や病院に入院中の方は対象外となります。

参考：柳井市「高齢者おでかけサポート事業」

緊急通報システムの設置

急病や災害といった緊急事態が発生した際に通報できる、緊急通報システムを設置するサービスです。利用料は月額500円と別途電話料金がかかります。

対象者は、以下のいずれかに該当する方です。

75歳以上の一人暮らし高齢者
65歳以上の一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯で、なおかつ慢性疾患などで日常的に注意を要する方

参考：柳井市「高齢者福祉サービス」

寝具洗濯乾燥消毒サービス

寝具の衛生管理を目的に、寝具の洗濯や乾燥、消毒をおこなうサービスです。利用回数は年1回です。利用料金は敷・掛け布団が1枚160円、毛布が1枚60円、枕が1個30円です。1人につき4点まで利用できます。

対象者は、市内で在宅生活をおくる方で、以下の要件のいずれかに該当する方です。

80歳以上の一人暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯の方
75歳以上の高齢者で要介護状態および寝たきり状態の方
障がい者のみの世帯に属しており、寝具類の衛生管理が困難で重度身体障がい者の方
常時寝たきり状態の障がい者の方（指定の難病疾患を含む）

参考：柳井市「高齢者福祉サービス」／「令和3年度版障がい者福祉のしおり」

柳井市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

柳井市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。柳井市は光市、岩国市、熊毛郡平生町・田布施町・上関町、大島郡周防大島町と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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