江戸川区の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「なごやかレジデンス一之江北」をはじめとした、東京都/江戸川区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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江戸川区の老人ホーム・介護施設について

江戸川区は、東京23区の東部に位置するエリアです。JR京葉線区域の面積は約49.9k㎡、この面積は東京23区内では4番目に大きいです。

こちらでは「江戸川区での高齢者の暮らし」のポイントを紹介します。

江戸川区の特徴

江戸川区役所（Comyu - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

江戸川区の人口は69万4,104人で、年々増加傾向にあります。うち高齢者は14万7,692人、高齢化率は21.27％です（2021年6月1日現在）。高齢化率は30.11％です（2015年現在）。

江戸川区は南北に細長いです。東側に江戸川、西側に荒川、そして区域の中央に新中川が流れています。さらに南側は東京湾に面しており、住宅地でありながら水辺や緑に恵まれた環境です。

参考：江戸川区「町丁目別世帯と人口・年齢別人口報告〈2021年度〉」／地域医療情報システム「東京都江戸川区」

江戸川区の魅力

江戸川区は他の行政区と比較しても物価そのものが安いこと、賃貸住宅の家賃がリーズナブルであることが魅力の1つです。レジャースポットも多く、葛西臨海公園には水族館や人工砂浜の海水浴場があります。

江戸川区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

江戸川区の駅、区役所、地域包括支援センターについて紹介します。

江戸川区の主要な駅

江戸川区には、JR総武線・京葉線、京成線、都営地下鉄新宿線、東京メトロ東西線、5つの路線と12の駅があります。いずれも東西を縦断する鉄道路線になっています。南北を縦断する際は、バスを利用される方が多いです。

なお、乗降車数は「葛西」駅「西葛西」駅「小岩」駅の順に多いです。以前は「小岩」駅が1番でしたが、湾岸エリアの都市開発が進んだことで順位が入れ替わりました。

江戸川区役所

江戸川区役所の住所は、東京都江戸川区中央1丁目4-1です。区役所は千葉街道沿いに設置されています。JR総武線「新小岩」駅からバスに乗り「江戸川区役所前」バス停で下車すると目の前です。

要介護認定の申請先は、区役所の「福祉部介護保険課」もしくは「熟年相談室（地域包括支援センター）」です。

江戸川区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

江戸川区では地域包括支援センターのことを「熟年相談室」と呼び、27カ所（分室も含む）設置しています。

江戸川区のイベント

江戸川区で開催されている毎年恒例のイベントを紹介します。

小岩阿波踊りは、毎年7月にJR総武線の小岩駅北口周辺で開催されます。阿波踊りだけでなく地元の小中学生によるマーチングバンドなどの催しもあります。

江戸川区花火大会は江戸川河川敷で毎年8月の第一土曜日におこなわれる花火大会です。市川市の市民納涼花火大会と同時に開催されるのですが、これは江戸川区と市川市の共同開催になるためです。

江戸川区の高齢者支援制度

江戸川区が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

補聴器購入資金の一部助成

満65歳以上、住民税が非課税、江戸川区内在住の人が対象です。専門医から補聴器が必要と認められた場合に限り利用できるもので、助成金の金額は上限2万円までです。

参考：江戸川区「補聴器購入資金の一部助成」

成年後見制度利用支援事業（報酬助成）

成年後見制度は、判断能力が衰えた高齢者の財産の保護、契約の代行などを「後見人」に任せられる制度です。江戸川区では、後見人への報酬の全額もしくは一部を助成する支援事業をおこなっています。

利用条件は、申立要件と経済的要件の両者を満たしている必要があります。詳しくは以下の江戸川区のホームページを御覧ください。

参考：江戸川区「成年後見制度利用支援事業（報酬助成）について」

配食サービス

「65歳以上で江戸川区に在住」「一人暮らしもしくは65歳以上だけの世帯」「食事作りが困難」の条件をすべて満たしている方は配食サービスの対象になります。かかりつけ医などから食事制限指導を受けている場合などには「特別食」の対応も可能です。

参考：江戸川区「配食サービス」

江戸川区で見つからない場合は周辺エリアを探す

老人ホーム・介護施設を探しているけれども、希望の施設が見つからない場合は東京都葛飾区、墨田区、江東区、千葉県市川市、浦安市、松戸市などの周辺エリアも検索してみてください。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。