立川市の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 武蔵砂川」、「そんぽの家S 玉川上水」、「グランマリバーサイド立川」をはじめとした、東京都/立川市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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立川市の老人ホーム・介護施設について

立川市は多摩地域にある、東京都のほぼ中心に位置する市です。こちらでは「立川市での高齢者の暮らし」について、ポイントを紹介します。

立川市の特徴

立川市役所（Altomarina - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

立川市の人口は18万4,577人です。65歳以上の高齢者人口は4万5,506人で、高齢化率は24.65％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は24.36㎢です。立川市には以下のように大きく5つの地域があり、さらに10の地区に分かれています。

南地域：富士見地区、柴崎地区、錦・羽衣地区
中央地域：泉・緑地区、曙・高松地区
北部東地域：栄地区、若葉・幸地区
北部中地域：上水北地区、上水南地区
北部西地域：一番・西砂地区

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／立川市「立川市都市計画マスタープラン（平成29年6月改定）」

立川市の魅力

立川市は、玉川上水が流れる水や緑に恵まれた市です。自然豊かなスポットが多く、なかでも165.3ヘクタールの敷地を持つ「国営昭和記念公園」が有名です。春はサクラ、夏はヒマワリ、秋はコスモス、冬はサザンカといった季節の花を楽しめ、市民の憩いの場となっています。車椅子の貸し出しや多目的トイレの設置があるため、高齢の方やお体の不自由な方でも訪れやすい公園です。

また、立川市は利便性にも優れています。「立川」駅周辺は、デパートや大型スーパーマーケットが立ち並ぶ、多摩地区を代表する商業エリアです。「立川」駅北口には、近代的ビルが集まる「ファーレ立川」があります。109点のパブリックアートが点在し、気軽に文化や芸術に触れられます。

立川市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

立川市の主要な駅

立川市内には、JR中央本線・青梅線・南武線、西武鉄道拝島線、多摩モノレール線が走っています。

主要な駅は、立川市の玄関口である「立川」駅です。JR中央本線・青梅線・南武線が乗り入れています。中央本線は東京都の都心と郊外を東西に結び、南北に延びる南武線は「立川」駅と神奈川県の「川崎」駅を結んでいます。

立川市役所

高齢者にとって市役所は、要介護認定の申請、行政サービスの申し込み、住民票の受け取りといったさまざまな用事で利用します。

立川市役所は、立川市泉町1156-9にあります。路線バスの「立川市役所」停留所からすぐです。モノレールを利用する場合は、多摩モノレール「高松」駅から徒歩約10分です。

立川市で要介護認定を受ける際は、市役所の介護保険課（4番窓口）、地域包括支援センター、福祉相談センターで申請できます。

参考：立川市役所

立川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

立川市内には、合計6カ所の地域包括支援センターが設置されています。ほかに福祉相談センターが3カ所あり、市民からの相談に応じています（2021年11月29日現在）。

参考：立川市「地域包括支援センターのご案内」

立川市のイベント

昭和記念公園イチョウ並木（Kakidai - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

立川市で毎年恒例になっているイベント・お祭りを紹介します。

「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」は、1954年から続く伝統ある花火大会です。毎年7月の最終土曜日に開催されます。スターマインや一尺五寸玉をはじめとして約5,000発の花火が打ち上げられ、立川の夏の夜空を彩ります。

「Tachikawa 燦燦（さんさん） Illumination」は、毎年11〜12月に「立川」駅北口のサンサンロードで開催されるイルミネーションのイベントです。レーザーを使った神秘的なインスタレーションもあり、町並みが華やかな光に包まれます。普段とは違った幻想的な雰囲気を楽しめる催しです。

老人ホームや介護施設によっては、職員と一緒に地域のお祭りやイベントに参加することがあります。どんなイベントに参加できるか、あらかじめ施設の職員に聞いてみるといいでしょう。

立川市の高齢者支援制度

立川市が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者救急通報システム

自宅で緊急事態に陥ったときに備え、速やかに通報できる緊急通報装置（高齢者救急通報システム）を貸与します。初期費用は1万350円（税込）、世帯全員が市民税非課税の場合は無料です。毎月の基本料金は市が負担するため、自己負担はありません。ただし、ライフ監視センサーのオプションを付ける場合は、月額3,600円（税込）の自己負担となります。

対象者は、慢性疾患（脳血管疾患・心疾患・呼吸器疾患）があり、次の条件のいずれかを満たす方です。

65歳以上で一人暮らしの高齢者
65歳以上の高齢者のみの世帯
同居者が不在となり、高齢者のみで6時間以過ごす日が週に3日以上ある世帯

参考：立川市「高齢者救急通報システム事業（民間方式）」

高齢者等配食サービス

心身機能が低下し日常生活が困難な高齢者世帯に、食事の配達と安否確認を実施しています。祝日、および12月29日から1月3日をのぞいて、希望する日に配食を受けられるサービスです。1食410円で、昼食または夕食のいずれかを選べます。要望があれば「やわらかごはん」や「薄味食」への変更が可能です。

対象者は、心身機能の低下により買い物や調理、食事の支度が困難で、安否確認が必要な方のみの世帯（同居者が8時間以上不在で、安否確認が必要な方も含む）です。加えて、以下のいずれかに該当している必要があります。

65歳以上の方
介護保険第2号被保険者で要介護状態または要支援状態にある方
身体障害者手帳（2級以上）を持つ方

参考：立川市「高齢者等配食サービス事業」

家族介護慰労金支給事業

立川市では、要介護4以上の高齢者を介護している家族・親族に対して、10万円の慰労金を支給しています。支給対象者は、以下の条件をすべて満たす方です。

高齢者および介護者が属する世帯の構成員は、市町村民税が非課税であること
認定日以後、1年間継続して介護保険サービスを利用しないで介護していること

※通算7日以内のショートステイを除く
※1回の入院が3カ月以上の場合、その入院期間は当該日数に含まない

参考：立川市「家族介護慰労金支給事業」

立川市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

立川市内で希望する施設が見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広めてみましょう。立川市と隣接しているのは、国立市、日野市、昭島市、国分寺市、武蔵村山市、東大和市、小平市、福生市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。