小平市の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「リアンレーヴ小平弐番館」、「なごやかレジデンス小平小川」、「アミカの郷小平あじさい公園」をはじめとした、東京都/小平市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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小平市の老人ホーム・介護施設について

小平市は都心部から西に約26㎞、武蔵野台地上に位置する市です。こちらでは「小平市での高齢者の暮らし」にまつわる情報を紹介します。

小平市の特徴

小平市役所（Suikotei - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

小平市の人口は19万5,543人です。このうち65歳以上の高齢者数は4万5,562人で高齢化率23.30%です（2021年1月1日現在）。

面積は20.51㎢です。高齢者の方々が安心して暮らせるよう、基盤整備や公共交通と連携したまちづくりを推進しています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／小平市「市のプロフィール」「第2章まちづくりを取り巻く状況と見直しの視点」

小平市の魅力

小平市には、都内でありながら自然を感じられるスポットが数多くあります。「小平グリーンロード」は「玉川上水」「野火止用水」「狭山・境緑道」「都立小金井公園」を結ぶ全長21㎞の遊歩道です。自然を感じながら、のんびりと散策を楽しめます。また「彫刻の谷緑道」は小さな渓谷のような形をしており、武蔵野美術大学の学生による美術作品を鑑賞できます。

食の名産は「ブルーベリー」です。1968年に小平市の「島村ブルーベリー農園」が日本で最初にブルーベリー栽培を始めて以来、小平市は「ブルーベリー栽培発祥の地」として、ブルーベリーの摘み取りができる農園や、小平産ブルーベリーを使用したお菓子やお酒を販売するお店がたくさんあります。

小平市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

小平市の主要な駅

小平市は西武新宿線、拝島線武多摩湖線、国分寺線、JR武蔵野線が走っています。主要駅は西武新宿線「小平」駅、JR武蔵野線「新小平」駅です。西武新宿線を使えば1本で「西武新宿」駅まで行けます。また武蔵野線は埼玉県、千葉県への移動に便利です。

小平市役所

小平市役所の所在地は、小平市小川町2丁目1333です。西武多摩湖線「青梅街道」駅から徒歩5分です。

小平市での要介護認定の申請窓口は、健康福祉事務センター高齢者支援課です。地域包括支援センターでも受け付けています。

参考：小平市役所

小平市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

地域包括支援センターは、市内9カ所に設置されています。

参考：小平市「地域包括支援センターなど／電話番号案内」

小平市のイベント

花小金井駅北口（Nyao148 - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

小平市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「小平市民まつり」は、秋の風物詩として定着した小平市最大規模のお祭りです。毎年10月の第3日曜日に、あかしあ通りをメイン会場に約6,000人が参加します。子どもみこし、小平よさこい、ダンスパレード大人みこしが繰り広げられます。

「小平ブルーベリーまつり」は、日本におけるブルーベリー栽培発祥の地である小平のブルーベリーのPRが目的のイベントです。毎年8月に「花小金井」駅前のスーパーの広場で開催され、ブルーベリーとその加工品の販売がおこなわれます。

「小平グリーンロード灯りまつり」は、祭礼の際に地口行灯（じぐちあんどん）を飾る小平の古くからの慣習を新たな形で受け継ぐお祭りです。毎年8月第1土曜日に開催され、小平グリーンロードを中心に複数の場所に行灯が飾られます。

小平市の高齢者支援制度

小平市で利用できる高齢者の支援制度を紹介します。

認知症高齢者見守り事業

認知症の方の早期発見、保護につなげる高齢者支援サービスです。GPS機器を利用する方法と、QRコードを使った発見通知サービス「おでかけ見守りシール」を衣類に貼り付ける方法があります。認知症の方がGPS機器を身に着けることで、インターネットを介して居場所を検索できます。

GPS機器

初期費用770円、月額利用料242円で使えるGPS機器を借りられます。製品には「ココセコム」と「ホームネット」の2種類があり、それぞれ以下の4種類のサービスを使えます。

サービス内容	サービス概要	ココセコム	ホームネット
インターネット位置照会	行方不明時に専用ホームページで本人の位置を確認できる	◯	◯
電話位置照会	行方不明時にオペレーションセンターに電話で問い合わせると位置を教えてもらえる	◯	◯
現場急行依頼	オペレーションセンターに問い合わせることで緊急対処員が駆けつけて対応する	◯	✕
日常生活賠償保険	事故により法律上の損害賠償責任を負った際に備える保険を使える	✕	◯

おでかけ見守りシール

おでかけ見守りシールは無料で発行・利用できます（通信費が別途で発生する可能性あり）。シールを対象者の身に着けるものに貼って使います。万が一、対象者が徘徊してしまった際に、発見者がQRコードを読み取ることで電子伝言板を通じて家族とやり取りができるものです。

対象は「小平市内在住の徘徊のみられる高齢者を介護している家族等で、緊急時にかけつけられる方」です。

参考：小平市「認知症高齢者見守り事業」

訪問給食サービス

65歳以上で一人暮らしの高齢者宅に、安否確認を兼ねて昼食または夕食を届ける「訪問給食サービス」です。小平市内の社会福祉法人や民間委託業者が、高齢者の自宅へ配達します。食事は原則週4回まで頼め、1食560円で利用できます。栄養改善が必要な方は最大週7回まで配食回数を増やせます。

対象は「65歳以上のひとりぐらし高齢者等で、安否の確認と低栄養の予防が必要な方」です。

参考：小平市「訪問給食サービス」

高齢者健康音楽教室

おおむね60歳以上の市民を対象とした介護予防のための音楽教室です。歌や楽器（キーボード、パーカッションなど）の練習の成果を、音楽会やクリスマスコンサートで披露しています。毎週水曜日の14時～15時30分に福祉会館4階小ホールでおこなわれており、参加費は無料です。

参考：小平市「高齢者健康音楽教室」

小平市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

小平市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。小平市は西東京市、東久留米市、東村山市、東大和市、立川市、国分寺市、小金井市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。