浜松市浜北区の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「アイケアおおるり西美薗」、「ふるさとホーム浜北」をはじめとした、静岡県/浜松市浜北区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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浜松市浜北区の老人ホーム・介護施設について

浜北区は、浜松市のほぼ中央に位置する区です。今回は「浜松市浜北区での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

浜松市浜北区の特徴

浜北区役所（文部乱 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

浜松市浜北区の人口は10万4人です。このうち65歳以上の高齢者人口は2万6,503人で、高齢化率は26.50%になります（2021年1月1日現在）。

浜松市浜北区の面積は66.50㎢です。赤佐地区、麁玉（あらたま）地区、北浜地区、中瀬地区、浜名地区の5エリアに大きく分かれています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／浜松市「浜北ガイド・マップ」

浜松市浜北区の魅力

浜松市浜北区は、山や川に囲まれた自然あふれる区です。北に赤石連峰が連なり、東に天竜川が流れています。豊かな自然をいかした植木産業が盛んです。「浜北営農緑花木センター」ではさまざまな植木や花が購入できるほか、木の神様をまつった「植木神社」に参拝できます。このほか四季折々の景観を楽しめる「県立森林公園」や「万葉の森公園」は、市民の憩いの場です。

また文化財も点在しており、浜北区の歴史に触れられる「根堅（ねがた）遺跡」や、国の天然記念物に指定されている「北浜の大カヤノキ」が見られます。区の特産物は次郎柿やナシです。

浜松市浜北区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

浜松市浜北区の主要な駅

浜松市浜北区には、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道が走行しています。主要な駅は「浜北」駅、「美薗（みその）中央公園」駅です。

また、浜松市浜北区では路線バスやコミュニティバスが運行しており、区内外の移動に便利です。

浜北区役所

浜北区役所の所在地は、浜松市浜北区貴布祢（きぶね）3000です。「浜北」駅から歩いてすぐ到着します。

要介護認定の申請は、長寿保険課で受け付けています。また、郵送での申請も可能です。

参考：浜北区役所

浜松市浜北区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

浜松市浜北区の地域包括支援センターは3カ所です。

参考：浜松市「地域包括支援センター（高齢者相談センター）一覧(担当地区一覧）」

浜松市浜北区のイベント

園内「曲水庭園」付近（パブリック・ドメイン, リンク）

浜松市浜北区での恒例行事をご紹介します。

「不動寺花まつり」は、毎年4月の第1日曜日に不動寺で開催される行事です。お釈迦様の誕生日を祝したお祭りで、護摩焚き（ごまだき）が催されたり、甘茶が振る舞割れたりします。そのほか「津軽三味線の演奏」や「餅投げ」といった多用な催しがおこなわれるのが特徴です。

「遠州はまきた飛竜まつり」は、毎年5月下旬の2日間にわたり天竜川中瀬緑地でおこなわれています。初日は凧あげコンテストやたいまつ行列、2日目は太鼓演奏や物産品の抽選会ほか盛りだくさんの内容です。祭りのシンボルである長さ60mの飛竜の胴体から流れ落ちるナイアガラ花火が見どころです。

「浜松市浜北万葉まつり」は、毎年10月下旬の2日間にわたって万葉の森公園で開催されています。万葉集と平安時代にちなんだ天平絵巻を再現するイベントです。平安貴族の宮中行事である「曲水の宴」や、万葉歌朗唱会がおこなわれます。このほか「万葉食体験」や「万葉野点茶会」といった体験行事が豊富で、万葉文化を満喫できます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

浜松市浜北区の高齢者支援制度

浜北区を含む浜松市が提供している高齢者支援制度をご紹介します。

自動消火器・電磁調理器の給付

防火に配慮が必要な方へ、自動消火器・電磁調理器を給付しています。利用料は無料です。

対象者は、以下のすべてに当てはまる方です。

65歳以上で一人暮らしの方
市民税非課税世帯の方
心身機能の低下などにより、防火に対する配慮が必要な方

参考：浜松市「自動消火器・電磁調理器の給付」

元気はつらつ教室

自宅で閉じこもりがちな高齢者を対象に、体操やレクリエーションのサービスを提供しています。内容は、ロコモーショントレーニングをはじめとする健康体操や趣味活動、各種レクリエーション、手工芸などです。教室は日曜日を除く週1回、1カ月4回を上限として開催しています。会場はふれあい交流センターなどの施設です。

参加費は1回あたり340円と昼食代になります。なお、一定の所得がある方の参加費は680円または1,020円です。

対象者は「介護予防・生活支援サービス事業の対象である」「要支援1・2に認定されており、参加が望ましいと判断された」の2点を満たす方です。

参考：浜松市「元気はつらつ教室」

配食サービス

高齢者の方に栄養バランスの取れた食事を届けるとともに、安否確認をするサービスです。週に1〜3食利用できます。利用料金は1食につき300円です。

対象者は、以下のすべてに当てはまる方です。

原則65歳以上で一人暮らしまたは高齢者のみの世帯、およびこれに準ずる世帯の方
市民税非課税世帯の方
心身の状態や生活の状態などが理由で、食事を作るのが困難な方

参考：浜松市「配食サービス」

浜松市浜北区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

浜松市浜北区で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。浜北区は、浜松市北区・東区・天竜区、磐田市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。