箕面市の要介護の受入が可能なグループホーム

介護のほんねでは、「愛の家グループホーム箕面稲」、「グループホームメイプル箕面」、「あそびりクラブ　西小路の家」をはじめとした、大阪府/箕面市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホーム/要介護の条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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箕面市の老人ホーム・介護施設について

箕面（みのお）市は大阪府北部に位置する市です。こちらでは、「箕面市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

箕面市の特徴

箕面市役所（Route171 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

箕面市の人口は13万8,890人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は3万5,151人で、高齢化率は25.31%となります（2021年1月1日現在）。

箕面市の面積は47.90㎢です。北部・中部・西部・彩都・東部の5つのエリアに分かれています。

エリア	特徴
北部エリア	豊かな緑に恵まれ、広々とした公園などがある地域
中部エリア	大型ショッピングモールがある一方、田畑も広がり自然が多い地域
西部エリア	明治時代から宅地開発が進み、レトロモダンな風景が楽しめる地域
彩都エリア	比較的新しい町で、子育て世帯が多い地域
東部エリア	飲食店・セレクトショップが集まる、高級感のある地域

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調53ページ」／箕面市「エリア情報」

箕面市の魅力

箕面市には、地名の由来となった「箕面大滝」があります。天下の名瀑（めいばく）として知られ、日本の滝百選に選ばれた滝です。「箕面大滝」は、森林浴の森100選に選ばれた「明治の森箕面国定公園」の一角に位置しています。春は新緑、秋は紅葉と、一年を通じて豊かな自然楽しめる場所です。約1,100種の植物や3,000種の昆虫といった、多様な生態系が息づいています。

箕面市の特産品には、もみじの天ぷらやゆず、箕面ビールがあります。特にもみじの天ぷらは、1年間塩漬けしたもみじに小麦粉・白ごま・砂糖を合わせた衣をまとわせてからっと揚げた珍しいお菓子です。

箕面市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

箕面市の主要な駅

箕面市の鉄道は、阪急電鉄箕面線が走行しています。主要駅は「箕面」駅です。箕面線を利用すれば、阪急電鉄宝塚本線へ乗り換えできる「石橋阪大前」駅や「大阪梅田」駅までアクセスできます。

また「箕面」駅前には、バス・タクシーのロータリーがあります。阪急バスやオレンジゆずるバス、タクシーの利用に便利です。

箕面市役所

箕面市役所は、大阪府箕面市西小路4-6-1にあります。阪急電鉄箕面線「牧落」駅から徒歩約9分、バスを利用する場合は「箕面市役所前」バス停で下車してすぐです。

要介護認定の申請先は、市民部介護・医療・年金室の介護保険グループ、もしくは総合保健福祉センターの健康福祉部高齢福祉室です。

参考：箕面市役所

箕面市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

箕面市の地域包括支援センターは「高齢者くらしサポート」という名称です。市内に計5カ所設置されています（2021年11月18日現在）。

参考：箕面市「箕面市高齢者くらしサポート（地域包括支援センター）にご相談ください。～介護や高齢者福祉の総合相談窓口～」

箕面市のイベント

西江寺本堂（I, KENPEI, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

「天狗まつり」は、聖天宮西江寺（しょうてんぐうさいこうじ）で毎年10月15・16日に開催されます。「天狗や獅子舞に叩かれた子どもは元気で賢い子に育つ、女性がお尻を叩かれると子宝に恵まれる」という言い伝えに基づき、天狗が人々の頭を叩く奇祭です。16日昼におこなわれる悪魔祓いでは、天狗と神楽が地域の家を回り無病息災・子孫繁栄を願っておはらいをします。

「箕面まつり」は、1986年に市制施行30周年を記念して創設されたお祭りです。市民が中心となって作り上げるイベントで、企画から運営までボランティアの活動によって実施されています。市内の複数の場所でイベントがおこなわれることが特徴です。芦原公園のときめき広場ではステージイベントや出店、盆踊りが催されます。箕面市役所や箕面駅前ロータリーでは、吹奏楽やよさこい鳴子踊りのパレードがおこなわれます。

箕面市の高齢者支援制度

箕面市で利用できる高齢者向けの支援制度を紹介します。

緊急通報機器の設置

急病や災害などの緊急事態が発生したときに、警備会社に通報できる機器を設置する制度です。ペンダント式ボタンを押すと、警備員が急行し救急車を呼ぶといった処置をとってくれます。通報機器には相談ボタンがあり、健康や介護に関する専門家に相談できる機能が備えられています。

対象者は「一人暮らしの高齢者またはこれに準ずる方」で「緊急時に速やかに通報することが難しい方」です。利用料金は固定電話回線がある場合は月額440円（税込）、ない場合は月額2,273円（税込）です。

参考：箕面市「その他の高齢者向けサービス」

紙おむつの給付

在宅で常時紙おむつを使用している方に、紙おむつを給付するサービスです。給付額は1カ月4,400円です。給付が決定すると、毎月月初に給付券が郵送され、市内の薬局などで紙おむつと交換できます。

対象者は「常時紙おむつを使用している高齢者のうち、市民税非課税世帯に属する方」です。なお、医療機関に入院したときや施設に入所した場合は、給付は停止するため注意してください。

参考：箕面市「その他の高齢者向けサービス」

訪問理容・美容サービス事業

理美容師が自宅を訪問し、理美容サービスを受ける際の訪問料金を助成しています。市と契約している理美容店で使用できる、1回1,000円分のサービス券を発行します。助成対象は訪問料金のみで、理美容代金は自己負担です。

対象者は、次の2つの要件を満たす方です。

以下のいずれかに該当する方
1. おおむね65歳以上の一人暮らしの方
2. 高齢者のみの世帯、またはこれに準ずる世帯に属する方
3. 障がいのある方
老衰や心身の障がい、または疾病などの理由で理美容店に行くことができない方

参考：箕面市「その他の高齢者向けサービス」

箕面市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

箕面市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。箕面市と隣接しているのは、池田市、豊中市、吹田市、茨木市、豊能郡豊能町、兵庫県川西市です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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