南魚沼市のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム大空」、「グループホーム花水木」、「グループホーム越南」をはじめとした、新潟県/南魚沼市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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南魚沼市の老人ホーム・介護施設について

南魚沼（みなみうおぬま）市は、新潟県の南部、中越地方に位置している市です。今回は「南魚沼市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

南魚沼市の特徴

南魚沼市役所、新潟県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

南魚沼市の人口は、5万5,354人です。このうち65歳以上の高齢者人口は1万8,512人で、高齢化率は33.44%となっています（2021年1月1日現在）。

面積は584.55㎢です。大きくエリア分けをすると、六日町（むいかまち）地域、大和地域、塩沢地域の3つになります。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

南魚沼市の魅力

南魚沼市では、雄大な自然をいかした観光産業が盛んです。自然に触れられる「グリーンツーリズム」は、宿泊して農業体験や地元の方たちとの交流が楽しめます。また13カ所の温泉がある「南魚沼温泉郷」の湯は、神経痛や冷え性に効果があり、入浴を楽しめます。

南魚沼市には、地元と関わりの深い戦国武将にまつわるスポットが豊富です。「直江兼続（なおえかねつぐ）公伝世館」は、直江兼続の生家を模した資料館です。槍や甲冑（かっちゅう）といった当時の歴史を感じられる家財や資料が展示されています。国の指定史跡である「坂戸城跡（さかどじょうあと）」は、直江兼続と上杉謙信（うえすぎけんしん）ゆかりの城跡です。そのほか「浦佐城跡」では、新潟県内で最大級の空堀（からぼり）を見学できます。

また、南魚沼市では農業が発展しています。全国的に有名な「魚沼産コシヒカリ」やマイタケが名産品です。「雪国まいたけ物産館」では、マイタケの購入をはじめ、エリンギやシメジのもぎ取り体験が楽しめます。

南魚沼市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

南魚沼市の主要な駅

南魚沼市には、JR上越新幹線・上越線、北越急行ほくほく線を利用できます。主要な駅は「六日町」駅、「浦佐」駅です。また、南魚沼市には市民バスや路線バスが運行しており、買い物や通院といった市内各所への移動に便利です。

南魚沼市役所

南魚沼市役所の所在地は、南魚沼市六日町180-1です。「南魚沼市役所前」バス停からすぐに到着します。

要介護認定の申請は、介護保険課または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：南魚沼市役所

南魚沼市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

魚沼市内に設置されている地域包括支援センターは3カ所です。

参考：南魚沼市「地域包括支援センター」

南魚沼市のイベント

毘沙門堂（パブリック・ドメイン, リンク）

南魚沼市で開催されている恒例のお祭り・イベントをご紹介します。

「南魚沼市雪まつり」は、毎年2月に「六日町」駅近くにある魚野川河川敷で開催されているイベントです。「雪灯りの回廊」や、かまくらの「ほんやら洞」といった雪のオブジェを鑑賞できます。このほか地元食材を使った料理を味わえるほか、雪上ステージショーが見られます。

「越後浦佐毘沙門堂（えちごうらさびしゃもんどう）裸押合大祭」は、毎年3月に普光寺で開催されています。国の重要無形民族文化財に指定されている行事です。約1,200年の歴史があります。裸の男衆たちが毘沙門天（びしゃもんてん）を参拝しようと「サンヨー、サンヨ！」という掛け声とともに押し合うのが見どころです。

「関山神社大祭」は、毎年8月16～17日に開催されています。午前中の子ども神輿（みこし）や、夕方から夜にかけて繰り出す担ぎ神輿、夜の神輿渡御（とぎょ）が見どころです。このほか歌謡ショーやカラオケ大会が催されます。

南魚沼市の高齢者支援制度

南魚沼市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者や要配慮世帯などへの住宅除雪援助

屋根の雪下ろしをするのが難しい高齢者などに対して、除雪費を援助しています。「実際に人が住んでいる家屋の屋根の除雪」と「アングルのある金属屋根や瓦屋根といった人力による雪下ろしが可能な屋根形状」が対象です。原則として、自然落雪式屋根や融雪式屋根は対象となりません。費用は1時間当たり400円で、除雪作業は24時間が限度です。

対象者は、以下の項目のいずれかに該当する方です。

65歳以上の高齢者のみの世帯
世帯主が身体障害者手帳1～4級の交付を受けている世帯
配偶者のいない女性と中学生以下の子どものみで構成される世帯

参考：南魚沼市「高齢者や要配慮者世帯などへの住宅除雪援助」

在宅要介護高齢者家族手当

在宅で常時高齢者を介護をしている世帯向けに、手当を支給するサービスです。年に1回、3月に3万円を支給します。対象予想世帯には申請書が郵送される仕組みです。

対象になるのは、65歳以上で要介護4以上の高齢者を3カ月以上在宅介護している家族です。ただし、要介護者が特別障害者手当や福祉手当を受給している場合は対象外となります。

参考：南魚沼市「在宅要介護高齢者家族手当」

高齢者への紙おむつ支給

対象の高齢者に紙おむつを支給するサービスです。配送業者が月に1回、対象世帯に紙おむつを届けます。給付限度額は市・県民税非課税世帯が1カ月8,000円まで、市・県民税が均等割課税のみの世帯が1カ月4,000円までです。

対象者は、以下のすべてに該当する方です。

南魚沼市に住所があり居住している方
65歳以上で要介護1以上の、在宅で紙おむつが必要な方
生計が同一の世帯（別世帯扶養も含む）の市民税・県民税合計額が非課税または均等割課税のみの世帯の方

参考：南魚沼市「高齢者への紙おむつ支給」

南魚沼市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

南魚沼市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。南魚沼市は、魚沼市、十日町市、南魚沼郡湯沢町、群馬県利根群みなかみ町に隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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