横浜市旭区の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「グランドマストみなまきみらい」をはじめとした、神奈川県/横浜市旭区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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横浜市旭区の老人ホーム・介護施設について

旭区は、横浜市の西部に位置する区です。ここでは「横浜市旭区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

横浜市旭区の特徴

横浜市旭区役所（Waka77 - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

横浜市旭区には、24万6,248人が住んでいます。65歳以上の高齢者人口は7万2,388人で、区の総人口の29.4％です（2021年1月1日現在）。横浜市旭区の面積は32.73㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調33ページ」

横浜市旭区の魅力

横浜市の西部に位置する旭区は、横浜市中心部や京浜工業地帯で働く方々のベッドタウンとして発展してきました。区の大部分が起伏の激しい丘陵地であり、100m前後の山が入り組んだ地形となっています。ベッドタウンとして宅地が増える一方、山々をはじめとした自然が残るエリアです。

横浜市旭区には人気の観光スポットである「よこはま動物園ズーラシア」があります。日本最大級の動物園で、オカピやミーアキャット、レッサーパンダ、ホッキョクグマといった多数の動物が飼育されています。

また、緑を守り育てるための横浜市独自の施策が「市民の森制度」です。「追分市民の森」や「矢指市民の森」「南本宿市民の森」といった緑地が、市民の憩いの場として開放されています。

加えて横浜市旭区では「あさひの逸品」という取り組みを実施しています。区内で販売・提供されている飲食物で、特に評価の高い食材や横浜市旭区ならではの特徴がある食品を「逸品」に認定しています。

横浜市旭区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

横浜市旭区の主要な駅

横浜市旭区では「相模鉄道本線」と「いずみ野線」の2路線を使えます。なかでも主要な駅は「二俣川」駅と「鶴ケ峰」駅です。「二俣川」駅では、相鉄本線といずみ野線の乗り換えが可能です。

「鶴ケ峰」駅からは、相鉄バスや横浜市交通局、神奈川中央交通など、県内を移動するのに便利なバス路線が運行しています。バスへの乗り換えに便利です。

旭区役所

旭区役所の所在地は、横浜市旭区鶴ケ峰1丁目4-12です。相鉄線「鶴ケ峰」駅北口を下車後、徒歩7分で到着します。

要介護認定の申請先は、高齢・障害支援課介護保険担当（別館1階3番窓口）です。申請の手続きは本人や家族のほか、地域包括支援センター（地域ケアプラザ）や居宅介護支援事業者で代理申請を依頼することが可能です。

参考：旭区役所

横浜市旭区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

横浜市では、地域包括支援センターを「地域ケアプラザ」と呼んでいます。横浜市旭区の地域ケアプラザは、計13カ所です。

参考：横浜市旭区「地域ケアプラザ紹介」

横浜市旭区のイベント

相模鉄道本線希望ヶ丘駅南口（神奈川県横浜市旭区）（ソースは私 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

旭市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「旭ふれあい区民まつり」は、横浜市旭区役所周辺の鶴ケ峰公園や鎧の渡し緑道などで、毎年10月頃に開催されています。30年ほど前から始まった、区民のための歴史あるイベントです。ステージでの催し以外に模擬店や団体PRコーナー、健康フェアといった催しが開かれます。

「希望ケ丘商店会フェスティバル」は、相鉄線「希望ケ丘」駅の周辺にある約130の店舗や企業・団体が加盟する商店会で催されるイベントです。特設ステージでのさまざまな催しや、大抽選会や花火の打ち上げ、カートレースなどがあります。

横浜市旭区の高齢者支援制度

旭区を含む、横浜市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者等住環境整備事業

対象者の身体状況や住宅の状況を把握したうえで、専門スタッフが住宅リフォームのアドバイスをしてくれるほか、工事費用の一部を助成してくれます。介護保険による住宅改修費が優先されますが、この事業を利用することで100万円までの助成が可能です。

自己負担割合は生計中心者の市民税額によって異なります。一例として、生活保護受給者等なら自己負担なし、市民税非課税の方は10分の1です。

対象者は「横浜市在住の介護保険被保険者」で「要支援1以上の方」となります。

参考：横浜市「高齢者等住環境整備事業」

高齢者食事サービス事業

栄養バランスに配慮された食事を高齢者のもとに届け、さらに訪問時に安否確認を実施するサービスです。1日1食で週に5日まで利用できます。料金は1食700円以内です。

サービス提供業者は4つから選べます。それぞれ対応できる地域が異なりますので、ご注意ください。業者によっては刻み食やムース食、透析食やたんぱく塩分調整食などの治療食に対応可能です。

対象者は以下の表のように「心身の状況」と「介護力」の2つの条件を満たした方となります。

心身の状況	介護力
要介護２以上の方要支援または要介護１で、認知症があり(認知症高齢者日常生活自立度II以上)、食事確保が困難な方要支援または要介護１で、低栄養状態のリスクが高く(※)、食事確保が困難な方 ※最近６か月の体重減少が10％以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当身体障害者(※)で、心身の障害等の理由により食事確保が困難な方 ※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害で１級から３級の身体障害者手帳を持っている方 1～4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方	一人暮らし一人暮らしに準じる世帯ア．同居家族が日中に就労することを常態としているため、食事確保が困難な場合イ．同居家族が疾病、障害（著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む。）のため食事確保が困難な場合

心身の状況

介護力

要介護２以上の方
要支援または要介護１で、認知症があり(認知症高齢者日常生活自立度II以上)、食事確保が困難な方
要支援または要介護１で、低栄養状態のリスクが高く(※)、食事確保が困難な方
※最近６か月の体重減少が10％以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当
身体障害者(※)で、心身の障害等の理由により食事確保が困難な方
※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害で１級から３級の身体障害者手帳を持っている方
1～4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方

一人暮らし
一人暮らしに準じる世帯
ア．同居家族が日中に就労することを常態としているため、食事確保が困難な場合
イ．同居家族が疾病、障害（著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む。）のため食事確保が困難な場合

引用：横浜市「高齢者食事サービス事業」

敬老特別乗車証（敬老パス）

敬老特別乗車証（敬老パス）を、横浜市内に住む70歳以上の方に交付しています。敬老パスを利用することで、一部の横浜市営バスや横浜市営地下鉄（全線）、金沢シーサイドライン、いくつかの市営民営バス路線を無料もしくは割引料金で使えます。

利用にあたっては利用者負担額が必要です。対象者の所得、課税、身体の状態によって「無料～2万500円」まで開きがあります。

参考：横浜市「敬老特別乗車証（敬老パス）」

横浜市旭区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

横浜市旭区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。横浜市旭区と隣接しているのは、横浜市を構成する戸塚区、緑区、保土ケ谷区、瀬谷区、泉区です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。