諫早市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅春の小路」、「社会福祉法人真和会真和レジデンス」、「ケアホーム栄田」をはじめとした、長崎県/諫早市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は13件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 13件

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諫早市の老人ホーム・介護施設について

諫早市（いさはやし）は、長崎県の中央部に位置します。海、川、平野といった自然に恵まれた温暖な地域です。ここでは「諫早市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

諫早市の特徴

諫早市役所（Waka77 - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

諫早市の人口は13万5,869人です。65歳以上の高齢者人口は4万1,031人、高齢化率は30.20％となっています（2021年1月1日現在）。

諫早市の面積は341.79㎢です。「諫早」「多良見（たらみ）」「森山」「飯盛（いいもり）」「高来」「小長井」の6つの地域に分かれています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／諫早市「諫早市概要」「町の名称」

諫早市の魅力

諫早市は、有明海・大村湾・橘湾と3つの海に囲まれ、北には多良山麓（たらさんろく）がそびえ立っています。海と山に囲まれた穏やかな風土で、通年温暖な気候なので積雪が少なく、過ごしやすい環境です。

「山茶花（さざんか）高原ピクニックパーク」は、自然を楽しめるスポットです。ハーブ園や庭園、トロピカルガーデンがあり、「高原モノレール」からは風車や多良連山といった景色を楽しめます。また約10万本の菜の花や、約204万本のコスモスが咲き乱れる「白木峰（しらきみね）高原」は、全国から観光客が訪れるスポットです。

食の魅力でいうと、諫早市には江戸時代から続く名物「うなぎ料理」があります。楽焼（らくやき）の器でふっくらと蒸した、「いさはや楽焼（らくやき）うなぎ」が有名です。

諫早市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

諫早市の主要な駅

諫早市にはJR長崎本線・大村線、島原鉄道線が乗り入れています。主要な駅は「諫早」駅です。長崎本線の上りは肥前山口や佐賀・鳥栖方面、下りでは長崎方面に移動できます。上りの特急では博多方面に移動できるほか、大村線では、ハウステンボスや早岐・佐世保方面にアクセスできます。

諫早市役所

諫早市役所は、諫早市東小路町7-1にあります。バスを利用する場合は「市役所前」バス停からすぐです。要介護認定の申請先は高齢介護課（本庁・本館2階）です。

参考：諫早市役所

諫早市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

諫早市では、合計5カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：諫早市「介護保険」

諫早市のイベント

本明川。長崎県諫早市・国道207号四面橋上より撮影。（ふうけ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

諫早市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「諫早万灯川（まんとうかわ）まつり」は、毎年7月25日に諫早公園前の本明川河川敷で開催されるお祭りです。1957年の諫早大水害で犠牲となった方々の冥福と、防災を誓うために開催されています。川面には約2万3,000本の万灯が神秘的に灯り、夜空には約2,000発の花火が上がります。

「のんのこ諫早まつり」は、諫早三大祭の1つに数えられるお祭りです。毎年9月に開催されます。数千人の市民が皿を打ち鳴らしながら練り歩いたり、伝統芸能を披露したりと、町全体が盛り上がるイベントです。会場は、日本の歴史公園100選に選ばれた「諫早公園」で、期間中は10万人以上の人出で賑わいます。

施設によっては、老人ホームや介護施設に入居しながらイベントに参加できることがあります。入所を検討している施設に確認してみましょう。

諫早市の高齢者支援制度

諫早市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者等見守りネットワーク活動支援事業

諫早市では、市民団体、関係機関、企業が高齢者を見守る「見守りネットワーク」を構築しています。家の電灯やカーテンの開閉などを目安に高齢者の安否確認をする「見守りサイン活動」をはじめとした取り組みがあります。

見守り活動の対象は「おおむね65歳以上の一人暮らし高齢者世帯または高齢者のみの世帯、要介護者（認知症・寝たきり）のいる世帯、障害者のいる世帯等の世帯員で日頃からの見守りが必要な人」です。

参考：諫早市「高齢者福祉」「見守りネットワークの普及啓発」

緊急通報システム事業

一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯に通報機器を貸与しています。GPS機能がついており位置を確認できるほか、緊急通報が可能です。通報を受けた際には、緊急連絡先への連絡や警備員の駆け付け対応といったサポートをします。

介護保険料に応じて、月額0～660円の利用料と、1時間あたり0～8,250円の緊急出張費の負担が必要です。対象者は「諫早市内に住所がある65歳以上の方で、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯」です。

参考：諫早市「高齢者福祉」

健康づくり事業

諫早市では、高齢者の心身の健康保持を目的に、はり・きゅう施術にかかる費用の一部を助成しています。助成額は1回につき利用料の半額（上限500円）で、月4回まで利用できます。対象者は「65歳以上の方で国民健康保険や後期高齢者医療制度の被保険者ではない方」です。

参考：諫早市「高齢者福祉」

諫早市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。諫早市は長崎市、大村市、雲仙市、西彼杵郡長与町、佐賀県藤津郡太良町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。