東彼杵郡波佐見町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「メゾンやしま」、「サービス付き高齢者向け住宅「はさみハウス２」」、「サービス付き高齢者向け住宅　「いきいき」」をはじめとした、長崎県/東彼杵郡波佐見町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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長崎県東彼杵郡波佐見町の老人ホーム・介護施設について

東彼杵郡波佐見町は長崎県の中央部にある町で、県内では唯一海に面していない自治体です。こちらでは「東彼杵郡波佐見町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

東彼杵郡波佐見町の特徴

波佐見町役場（Atsasebo - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

東彼杵郡波佐見町の人口は1万4,482人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は4,717人で、高齢化率は32.57％となります。東彼杵郡波佐見町の面積は56.00㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（7月1日時点）」

東彼杵郡波佐見町の魅力

東彼杵郡波佐見町は、400年の歴史を持つ焼物である「波佐見焼」の産地です。手頃な価格でありながら、良質な食器をつくる心はいまも受け継がれています。町内には、ろくろや絵付けの体験ができる「中尾山伝習館」や、数多くの波佐見焼がそろう「くらわん館」があります。

東彼杵郡波佐見町には、日本の棚田百選に選ばれている「鬼木棚田」があります。棚田のすぐ近くには「鬼木加工センター」があり、お米や農家の主婦たちが丹精込めてつくる味噌や梅干しを販売しています。

東彼杵郡波佐見町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

東彼杵郡波佐見町の主要な駅

東彼杵郡波佐見町には鉄道の駅がありません。

ただし、予約制の乗り合いタクシー「予約制乗合交通」が12路線で運行されています。町外へは乗合交通から路線バスに乗り継いでアクセスできます。

波佐見町役場

波佐見町役場の所在地は、東彼杵郡波佐見町宿郷660です。「波佐見役場前」バス停から徒歩ですぐの場所にあります。

要介護認定に関する相談は、波佐見町地域包括支援センターで受け付けています。

参考：波佐見町役場

東彼杵郡波佐見町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

東彼杵郡波佐見町にある地域包括支援センターは1カ所です（2022年4月1日現在）。

参考：東彼杵郡波佐見町「地域包括支援センター」

東彼杵郡波佐見町のイベント

東彼杵郡波佐見町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「波佐見陶器まつり」は、例年4月29日から5月5日まで「やきもの公園」などで開催されるイベントです。メイン会場となる「やきもの公園」には巨大なテントが設置され、約130社の商社と窯元が出店します。普段使いの器から伝統的な意匠の作品まで、さまざまな焼き物を手に取って選べます。

「はさみ夏まつり」は、例年8月28日に「波佐見温泉」周辺で開催されるお祭りです。当日は皿踊りやダンスパフォーマンスがおこなわれます。お祭りの最後に打ち上げられる約1,000発の花火も見どころです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

東彼杵郡波佐見町の高齢者支援制度

東彼杵郡波佐見町が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者タクシー利用助成券

日常生活でタクシーを移動手段として利用する高齢者を対象に、タクシー料金の一部を助成します。1人あたり200円券60枚（1万2,000円分）が年度につき発行され、町内のタクシー事業者および乗合交通で利用できます。

対象となるのは翌年度の4月1日までに70歳以上になる方で、以下の要件をすべて満たす方です。

町内に住所があり、現在住んでいる方
運転免許証（原付を含む）を持っていない方（運転免許証が失効している方も申請可）
波佐見町在宅障がい者福祉タクシーの助成を受けていない方

参考：東彼杵郡波佐見町「高齢者タクシー利用助成券について」

緊急通報システム設置事業

自宅での緊急時に対応するため、緊急通報装置の貸出をする事業です。緊急通報が入った場合、本体のスピーカーや電話を使って状況を確認します。場合によっては協力員や家族に連絡が入るとともに、救急車などの出動を要請します。「相談ボタン」を使うと看護師や保健師へ健康についての相談が可能です。

固定電話型通報機器と携帯電話型通報機器があり、どちらも無料で利用できます。ただし、通報の際の通話料は自己負担です。

対象となるのは、健康などに不安を抱えていて緊急時の連絡手段が確保できない方で、次のいずれかに該当する方です。

おおむね65歳以上の1人暮らしをしている高齢者、またはそれに類する方
1人暮らしの重度身体障がい者など
上記に準ずる方で、緊急通報装置の設置が必要な方

参考：東彼杵郡波佐見町「緊急通報システム設置事業について」

高齢者運転免許証自主返納支援事業

高齢者の交通事故の抑止と公共交通機関の利用を促進するため、運転免許証を自主返納した方を支援する事業です。支援は1人1回限りで、次の3つのうちいずれか1つを選択できます。

乗合交通およびタクシー共通利用券の1万円分（200円券50枚分）を交付
西肥バスが発行する交通系ICカード1万円分の購入券を交付
西肥バスが発行する高齢者用フリー定期券1万円分の購入補助券を交付

対象となるのは、65歳以上の波佐見町民の方で、2018年4月1日以降にすべての運転免許証を取り消し、自主返納した方です。

参考：東彼杵郡波佐見町「運転免許証の自主返納について」

東彼杵郡波佐見町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

東彼杵郡波佐見町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。東彼杵郡波佐見町は佐世保市、東彼杵郡川棚町、佐賀県の嬉野市、武雄市、西松浦郡有田町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。