周南市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「軽費老人ホーム特定施設　悠久の里」をはじめとした、山口県/周南市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

周南市の老人ホーム・介護施設について

周南市（しゅうなんし）は、山口県の東南部に位置し、南部は瀬戸内海に面しています。ここでは、周南市での高齢者の暮らしについてご紹介します。

周南市の特徴

周南市役所（本庁舎）（Selte - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

周南市の人口は、14万998人です。そのうち、65歳以上の高齢者の人口は、4万6,348人で、高齢化率は32.87％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は656.29km²あり、東京都23区（627.6km²）と同じくらいの広さです。大津島（おおづしま）や黒髪島（くろかみじま）といった離島も、周南市に含まれます。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／周南市「数字で知る周南市」

周南市の魅力

緑豊かな周南市は、四季折々の植物を楽しめる魅力的な公園が複数あります。

「鹿野天神山（かのてんじんやま）公園」は、鹿野の街並みを眼下に一望できる公園です。春は桜の名所として知られるほか、4月にはシャクナゲ、6月にはササユリが花を咲かせます。遊歩道が整備されているので、気軽に散策が楽しめ、健康維持に効果的です。

そのほか「周南緑地」では、遊歩道や菖蒲（しょうぶ）園、万葉の森があり、市民の憩いの場として親しまれています。

海と山に囲まれた周南市には、豊かな自然の恵みを生かした特産品が多くあります。「徳山フグ」や「周防（すおう）ハモ」、「周南タコ」といった海の幸が有名です。また山沿いでは、ワサビ、ナシ、ブドウの栽培が盛んで、美味しい食材をたくさん味わえます。

また周南市には温泉があります。「湯野温泉」は夜市川（やじがわ）の上流にある温泉で、「防長（ぼうちょう）三名湯」のひとつに数えられている温泉です。「石船（いしぶね）温泉」は、渋川のほとりの大自然に囲まれた静かな場所にあり、鹿野の美しい四季の景観を眺めながら楽しめます。

周南市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

周南市の主要な駅

周南市の鉄道は、JR山陽本線・岩徳線（がんとくせん）・山陽新幹線が走っています。主要な駅は「徳山」駅です。山陽新幹線が乗り入れていますので、他県への移動も気軽です。

周南市役所

周南市役所の所在地は、周南市岐山（きさん）通1-1 です。山陽本線の「徳山」駅より徒歩10分で着きます。要介護認定の際は高齢者支援課、各総合支所・各支所で受け付けています。

参考：周南市役所

周南市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

周南市に、合計5カ所の地域包括支援センターが設置されています。そのほか高齢者相談センターを3カ所設けています。

参考：周南市「地域包括支援センター」

周南市のイベント

永源山公園（山口県周南市）（User:Sanjo - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

周南市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「永源山（えいげんざん）公園つつじ祭り」は、毎年ゴールデンウィーク期間に永源山公園で開催されているお祭りです。この時期はつつじの花が咲き誇ります。つつじを鑑賞するだけではなく、音楽を演奏するアーティストやカラオケ大会が開催され、日替わりでステージイベントの内容が変わります。その他、高齢者の方向けに抹茶コーナー、盆栽の展示会があります。車椅子の貸し出しがあるので、足が不自由な方でも安心して参加できます。

「かの冬花火銀嶺（ぎんれい）の舞」は、毎年12月に鹿野小中学校グラウンドで開催される花火大会です。バザーや露店がオープンし、ダンスや合唱といったステージイベントが開催されます。また大抽選会も恒例イベントです。

周南市の高齢者支援制度

周南市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

ねたきり高齢者紙おむつ給付

ねたきり高齢者紙おむつ給付は、寝たきり高齢者を在宅介護している家族に紙おむつを給付し、経済的な負担を軽減することを目的としたサービスです。要介護4もしくは要介護5の場合は1カ月あたり4,000円分、それ以外は1カ月あたり2,000円分の紙おむつが現物支給されます。業者から1カ月に1回、紙おむつが配達されます。

利用対象者は、以下の要件をすべて満たす方です。

ねたきりまたは認知症により、常時失禁状態にあり、かつ、今後もその状態が継続し、紙おむつが必要であると認められる65歳以上のねたきり高齢者などを在宅で介護している家族
紙おむつ利用者の属する世帯および介護している家族の世帯が市民税非課税世帯であること
紙おむつ利用者が、医療機関への入院や、特別養護老人ホーム・老人保健施設やグループホーム・有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅などの施設入所をしていないこと

参考：周南市「ねたきり高齢者紙おむつ給付」

見守り配食事業

見守り配食事業は、在宅において見守りが必要で食事を確保することが困難な高齢者に、健康維持および安否確認を目的に食事を届けるサービスです。昼食か夕食のどちらか1食を必要だと認められた回数分利用できます。費用は、市民税課税者は610円、生活保護受給者もしくは市民税非課税者は410円です。

利用対象者は、以下の要件をすべて満たす方となります。

家族からの援助が認められず、安否確認の必要な65歳以上のひとり暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯
心身の機能障害等により外出や調理が困難な人、または認知症などにより日常生活に支障のある人

参考：周南市「見守り配食事業」

老人日常生活用具給付

老人日常生活用具給付は、ひとり暮らし高齢者に対し、日常生活用具を給付することにより、日常生活の便宜を図るサービスです。以下の表のように、老人日常生活用具が給付されます。

種目	対象者要件	給付限度額	介護保険制度との併給
電磁調理器	認知症または物忘れが多くガス調理器具の使用により火災を起こすおそれのあるひとり暮らし高齢者など	2万2,000円	可
火災警報器		1万5,500円
自動消火器		2万8,700円
腰掛便座	虚弱、傷病、加齢などに伴う心身機能の低下により日常生活を営むのに支障があるひとり暮らしの高齢者など	1万5,000円	不可
入浴補助用具		1万5,000円
歩行支援用具		2万5,000円

給付限度額を超えた部分については自己負担があります。また、生計中心者の前年中の所得税額に応じて費用の一部を負担することもあります。対象は、在宅の65歳以上のひとり暮らし高齢者です。

引用：周南市「老人日常生活用具給付」

周南市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。周南市は、下松市や光市、山口市、防府市、岩国市、島根県鹿足郡吉賀町と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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