磐田市の自立の受入が可能な軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウスゆやの里」をはじめとした、静岡県/磐田市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホーム/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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磐田市の老人ホーム・介護施設について

磐田市は、静岡県の西部に位置している自治体です。ここでは「磐田市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

磐田市の特徴

磐田市役所（Qurren, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

磐田市の人口は、16万9,274人です。65歳以上の高齢者人口は4万8,155人で、高齢化率は28.45%です（2020年1月1日現在）。面積は163.45㎢です。磐田市は東西に約11.5㎞、南北に約27.1㎞にわたって広がっており、海や山、川といった豊かな自然に恵まれています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／磐田市「磐田市の概要」

磐田市の魅力

奈良時代に遠州地方の国府が置かれていた歴史がある市です。浜松市とも隣接し、買い物環境や交通の便が良く、住みやすい地域として人気があります。また、都市機能を「磐田」駅周辺にまとめるコンパクトシティを推進しており、駅前エリアはより利便性が高まることが期待できます。

温暖な気候を生かした農産品や水産品などの特産品が数多くあります。水産業では福田地区の生シラスは新鮮で評判です。食農作物では渋みと旨味が調和したいわた茶やアローマメロンが有名です。

磐田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

磐田市の主要な駅

磐田市にはJR東海道本線や天竜浜名湖鉄道が通っています。主要な駅は東海道本線の「磐田」駅です。周辺にはスーパーなどの買い物施設が充実しており、生活環境も整っています。先述したとおり、利便性が高まりつつある駅です。

磐田市役所

磐田市役所の所在地は、磐田市国府台3-1です。「磐田」駅から徒歩10分の場所にあります。

要介護認定の申請は、高齢者支援課（磐田市国府台57-7「 iプラザ（総合健康福祉会館）」3階）、または各支所の市民生活課で受け付けています。市役所と高齢者支援課のある建物は徒歩10分ほど離れているため、注意が必要です。

参考：磐田市役所

磐田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

地域包括支援センターは、磐田市内に7カ所設置されています。

参考：磐田市「地域包括支援センター」

磐田市のイベント

磐田市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「熊野の長藤まつり」は、毎年4月中旬から5月初旬に藤の名所・行興寺でおこなわれます。推定樹齢850年の藤をはじめ、寺内の藤が見事な花を咲かせます。能の上演や池田の渡し船の再現なども同時に開催され、屋台なども楽しめるお祭りです。

「やかたまつり」は、毎年8月初週、天竜川の河川敷で開催されています。ホオズキ提灯を飾りつけた屋形を若い衆が川まで運び、火をつけて川に流すことで厄除けを祈願します。祗園祭の祭礼の一つで、地域の有志による伝統的なお祭りです。花火の打ち上げの他、飲食屋台も出店する地元愛溢れるイベントです。

磐田市の高齢者支援制度

磐田市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

食の自立支援

週2回を限度に配食サービス（昼食）が利用できます。利用者が負担する金額は、1食200円または500円です。金額は所得の状況に応じて異なります。

対象者は「65歳以上の高齢者のみで生活している世帯」で「食事の支度や買い物が容易でない人」です。

参考：磐田市「在宅支援ー2 食の自立支援」

緊急通報システム

体調が急変した場合などの緊急時にボタンを押すだけで、警備員が駆け付け安否確認をおこないます。また、専門家への医療・健康相談も可能です。利用者が負担する金額は、1カ月550円または880円です。金額は世帯の所得税課税状況によって異なります。

対象者は「65歳以上の一人暮らしあるいは高齢者世帯」「心身の障害がある人と同居する高齢者」「日常生活を送るうえで常に注意が必要な状態と判断される人」の3点を満たしている方です。

参考：磐田市「在宅支援ー7 緊急通報システム」

短期集中予防通所型サービスC

運動機能の衰えを予防するトレーニング事業です。専門職の指導を通して運動などに取り組みながら、ずっと元気でいることを目指します。プログラムには以下の2種類があります。

事業名	期間	開催場所	自己負担額
短期集中予防通所型サービスC （いきいきトレーニング）	全12回（週1回、おおむね3カ月実施。うち2回は自宅での指導）	市が委託した事業所内（送迎あり）	7,000円（1割負担の場合）
短期集中予防訪問型サービスC （いきいきライフ）	全6回（おおむね3カ月間）	利用者の自宅（専門職が訪問）	5,500円（1割負担の場合）

対象者は「要支援1～2の認定を受けている」もしくは「日常生活で衰えを感じる（基本チェックリストで事業対象者に該当する人）」方です。

参考：磐田市「短期集中予防サービスC」

磐田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

磐田市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。磐田市は浜松市、袋井市、周智郡森町に隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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