熊谷市の自立の受入が可能な軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウスはなぶさ苑温泉リハビリ館」をはじめとした、埼玉県/熊谷市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホーム/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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熊谷市の老人ホーム・介護施設について

熊谷市は、埼玉県北部で最も人口が多い、県内有数の産業都市です。ほぼ平坦な地形で、荒川や利根川による肥沃な大地や豊かな自然環境に恵まれています。ここでは「熊谷市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

熊谷市の特徴

熊谷駅北口（正面口）（京浜にけ - 投稿者撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

熊谷市には19万5,410人が住んでいます。65歳以上の高齢者人口は5万7,619人で、高齢化率は29.49％です（2021年1月1日現在）。

熊谷市の面積は159.82㎢です。可住地面積は県内2位となっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／熊谷市「市の概要」

熊谷市の魅力

熊谷市は埼玉県の北部に位置します。内陸性の気象特性により、冬は少々寒く夏は非常に暑いことで有名です。かつては「日本一暑い町」として知られていました。熊谷市で生活するうえで、こまめな水分補給は必須といえます。

そんな熊谷市では、日本さくらの名所100選に選ばれた「熊谷桜堤の桜」が人気です。荒川沿い約2kmにわたって咲き誇る500本のソメイヨシノは、訪れる人を魅了しています。また、地下水が豊富な熊谷市は水道水がおいしいのが特徴です。おいしい水を使用したかき氷「雪くま」は、熊谷市の名物になっています。

熊谷市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

熊谷市の主要な駅

熊谷市内ではJR高崎線・湘南新宿ライン・上越新幹線・北陸新幹線、秩父鉄道を使えます。主要な駅は「熊谷」駅です。「熊谷」駅では先述したすべての路線を使えます。湘南新宿ラインを使えば都内まで1本で行けるほか、秩父鉄道では秩父市から羽生市まで、埼玉県内を移動できます。

熊谷市役所

熊谷市役所は、熊谷市宮町2丁目47-1にあります。「熊谷」駅からは徒歩約13分です。

要介護認定の申請は、大里広域市町村圏組合介護保険課、市役所長寿いきがい課、妻沼行政センター福祉係、大里行政センター市民福祉係、江南行政センター市民福祉係で受け付けています。

参考：熊谷市役所

熊谷市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

熊谷市の地域包括支援センターは、計8カ所です。

参考：熊谷市「市内の大里広域地域包括支援センターを教えてください。」

熊谷市のイベント

山車と屋台（八木橋百貨店前）（Wikipediaより）

熊谷市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「熊谷うちわ祭」は「関東一の祇園（ぎおん）」といわれるお祭りです。毎年7月20日～23日にわたって開催され、3日間の来場者数は75万人にのぼります。熊谷市内にある12カ町の7台の山車（だし）が、5台の屋台が笛や太鼓の囃子（はやし）とともに市内全域を練り歩くさまは見ものです。

「めぬま祭り」は、熊谷市妻沼（めぬま）地域で毎年8月の第1土曜日に催されているイベントです。金魚すくいをはじめとした縁日に加えて、ふれあいバザールやにぎわいコーナーといったイベントも開かれます。

熊谷市の高齢者支援制度

熊谷市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

敬老マッサージ・鍼灸サービス事業

敬老マッサージ・鍼灸（しんきゅう）サービス事業では、対象の施設で使える利用券を発行しています。利用券1枚につき限度額は2,000円で、限度額以上になった場合は自己負担となります。

対象者は「熊谷市内に在住している70歳以上の方」です。申請には健康保険証をはじめとした年齢確認ができる書類が必要になります。申請窓口は長寿いきがい課や大里行政センター市民福祉係、妻沼行政センター福祉係、江南行政センター市民福祉係です。

参考：熊谷市「敬老マッサージ・鍼灸サービス事業」

家事援助サービス

高齢者の日常生活の困りごとを少しでも減らすために、市民が協力して高齢者の家事援助に取り組んでいます。サービス自体は有料ですが低額で利用できます。利用する際は、社会福祉法人熊谷市社会福祉協議会にて申請します。

サービス内容は、食事の世話から衣類の洗濯、住居の掃除、初歩的な身の回りの世話などです。月曜日から土曜日の9時～17時まで利用できます。対象者は「おおむね65歳以上の高齢者など」です。

参考：熊谷市「家事援助サービス」

軽度生活援助

軽度生活援助では、日常生活での援助を必要とする方に自立した生活が送れるように簡単な生活援助サービスを実施しています。援助内容は「外出の付き添い」「買い物の支援」「食事の支援」「衣類の洗濯や修繕の支援」といった生活全般にわたる困りごとです。

ただし1時間につき300円の自己負担があるほか、実費に関しては別途自己負担です。また、月4時間・年間30時間までの利用限度が設けられています。

対象は「おおむね65歳以上の1人暮らし世帯」「高齢者のみの世帯」「その他市長が認める世帯」です。

参考：熊谷市「軽度生活援助」

熊谷市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

熊谷市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。熊谷市に隣接しているのは、行田市、東松山市、鴻巣市、深谷市、比企郡滑川町、吉見町、嵐山町、群馬県太田市、邑楽郡千代田町、大泉町です。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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