うるま市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「福）ふくぎ会　ケアハウス　ふくぎ苑」をはじめとした、沖縄県/うるま市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

うるま市の老人ホーム・介護施設について

うるま市は、沖縄本島中部の東海岸に位置する市です。ここでは「うるま市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

うるま市の特徴

うるま市役所（Hykw-a4 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

うるま市の人口は12万5,338人です。65歳以上の高齢者人口は2万8,112人で、高齢化率は22.43％となっています（2021年1月1日現在）。

うるま市の面積は87.02㎢です。地域は北部東、北部西、中部北、中部南、南部臨海、東部、島しょの7つに分かれています。

うるま市は、金武湾（きんわん）と中城湾（なかぐすくわん）の両湾に面しています。無人島を含む8つの島々が広がり、このうち5つの島と海中道路や橋で繋がっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調（7月1日時点）」／うるま市「第2次うるま市国土利用計画」

うるま市の魅力

うるま市には、ユネスコの世界遺産に登録されているスポット「勝連城跡（かつれんじょうあと）」があります。城跡から一望できる海は、沖縄有数の美しい景観を誇ります。

また、うるま市の特産品としてはもずくが有名です。生産量は全国一となっています。珊瑚礁に囲まれた綺麗な海に面する、うるま市ならではの海産物です。

うるま市の主要なバスターミナル・市役所・地域包括支援センター

うるま市の主要なバスターミナル

うるま市内の主な移動手段は路線バスです。主要なバスターミナルは、「屋慶名（やけな）」バスターミナル、「具志川（ぐしかわ）」バスターミナルになります。

そのほか、公共交通機関がないエリアにおける交通手段の改善を目的とした「公共施設間連絡バス」が巡回しています。うるま市が主体となって運行している連絡バスで、無料で利用できます。

うるま市役所

うるま市役所は、うるま市みどり町1丁目1-1にあります。「うるま市役所前」バス停からすぐです。要介護認定の申請先・相談先は福祉部介護長寿課もしくは各出張所です。

参考：うるま市役所

うるま市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

うるま市内には6カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年3月15日現在）。

参考：うるま市「うるま市地域包括支援センター増設と担当地域変更のお知らせ」

うるま市のイベント

沖縄県うるま市石川の闘牛（Lance Cpl. Tyler J. Hlavac, United States Marine Corps - http://www.okinawa.usmc.mil/public%20affairs%20info/Images%20Complete/HighResImages/070622-bulls.jpg, パブリック・ドメイン, リンクによる）

うるま市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「うるま市エイサーまつり」は、毎年8月下旬から9月上旬ごろに3日間にわたり開催されます。前夜祭と2日間の本まつりの2部構成です。若者たちが独自の衣装に身を包み、歌と太鼓の音に合わせて踊ります。うるま市は「伝統エイサーの郷」といわれており、各地域の特色が表れたエイサーが見どころです。

「うるま祭り」は、うるま市具志川総合運動公園をメイン会場に、毎年10月中旬に2日間開催されます。たくさんの屋台がならび、獅子舞やエイサーといった伝統芸能が楽しめるお祭りです。うるま市石川多目的ドームでおこなわれる名物の闘牛大会では、牛同士のぶつかり合いを観戦できます。祭りのフィナーレでは、打ち上げ花火が夜空を彩ります。

「うるま市産業まつり」は、毎年12月中旬に市役所石川出張所と石川体育館で開催されます。泡盛をはじめとした二次加工品を展示することで、地産地消を推進することが目的です。また当日は、沖縄県で一番重い山芋を決定するイベント「全沖縄やまいも勝負inうるま」がおこなわれます。

うるま市の高齢者支援制度

うるま市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

食の自立支援サービス事業

うるま市では、食事の確保が難しい高齢者を対象に安否確認を兼ねた配食サービスを提供しています。週5回を限度に、昼食および夕食を配達します。1食あたりの料金は非課税世帯が400円、課税世帯は500円です。

対象者は以下の通りです。

市内に居住する 65 歳以上の一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯
心身の機能低下、傷病等の理由により、調理が困難な方
退院直後で医師の指示により治療食が必要な方
低栄養の状態にあり、栄養管理が必要な方

参考：うるま市「食の自立支援サービス事業」

ふれあいコール事業

うるま市では、一人暮らしの高齢者宅に定期的に電話をかけ、安否確認をおこなう「ふれあいコール事業」を推進しています。月・水・金の午前中に、高齢者宅に電話をかけるサービスです。

対象者は、「65歳以上で一人暮らしの方」です。サービスを利用したい場合は、介護長寿課高齢者福祉係までお問い合わせください。

参考：うるま市「ふれあいコール事業」

うるま市認知症高齢者等見守りSOSネットワーク

うるま市では、認知症高齢者などが行方不明になった場合や帰宅が困難になった場合に、早期発見につながる見守りSOSネットワークを展開しています。

事前に市役所の介護長寿課か地域包括支援センターに申請して、情報を登録（無料）しておきます。行方不明時に、家族や知人から通報を受けた警察や市役所が「SOSネットワークの参加団体」に情報を周知することで、迅速に発見・保護ができる仕組みです。

対象者は「うるま市在住のおおむね65歳以上の方で、認知症により行方不明になる可能性がある方」です。

参考：うるま市「うるま市認知症高齢者等見守りSOSネットワーク事業のご案内（協力機関一覧の更新）」

うるま市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

うるま市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。うるま市は沖縄市、国頭郡金武町・恩納村に隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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