岡山市南区の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ココファン妹尾」をはじめとした、岡山県/岡山市南区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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岡山市南区の老人ホーム・介護施設について

岡山市の南西部に位置する南区は古くから米づくりや農業が盛んで、また湖や河川に恵まれており、幅広い年齢層の方が生活しています。ここでは「岡山市南区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

岡山市南区の特徴

岡山市サウスヴィレッジ（Yoshio Kohara, CC 表示 3.0, リンクによる）

岡山市南区には16万9,197人が住んでいます。65歳以上の人口は、4万4,858人で南区全体の約26.51％を占めています（2021年1月1日現在）。

南区の面積は127.48㎢で、次の10エリアから構成されています。

藤田地域
興除（こうじょ）地域
妹尾（せのお）地域
福田地域
児島地域
福浜地域

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／岡山市「南区の基礎データ」

岡山市南区の魅力

岡山市南区は「晴れの国おかやま」といわれる瀬戸内特有の温暖で雨が少ない気候が特徴です。臨海には工業地帯が広がっており、岡南地区には大規模商業施設が多数立地しています。また市内中心部にある北区から連続する市街地には、暮らしを充実させる便利なスポットも多く揃っているのが特徴です。そのうえで日本で初めて作られた人工湖「児島湖」や瀬戸内海の島々をはじめ、のどかな自然が残っています。

特産品は千両（せんりょう）ナスやレンコン、レタス、玉ねぎ、米、麦などです。特に千両ナスは、全国的にみても高い評価を得ている特産品です。

岡山市南区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

岡山市南区の主要な駅

岡山市南区ではJR宇野線、本四備讃線を利用できます。

主要な駅は「備前西市（びぜんにしいち）」駅や「妹尾（せのお）」駅です。「備前西市」駅で宇野線を使えば下りで児島や宇野方面、さらに香川県高松市まで行けます。上り電車では「岡山」駅まで移動可能です。

岡山市南区の区役所

岡山市南区役所は、岡山市南区浦安南町495-5にあります。「浦安体育館前」バス停を下車してすぐです。

要介護認定を申請する際は岡山市南区西福祉事務所、もしくは岡山市南区南福祉事務所で申し込みます。小学校区によって担当地域が分かれていますので、行く場合は事前に確認しておきましょう。

事務所	小学校区
南区南福祉事務所	福浜・平福・芳泉（ほうせん）・甲浦・小串（こぐし）・浦安・福島・南輝・芳田・芳明
南区西福祉事務所	妹尾・箕島（みしま）・福田・興除（こうじょ）・曽根・東畦（ひがしうね）・第一藤田・第二藤田・第三藤田・灘崎（なださき）・七区・彦崎

参考：南区役所

岡山市南区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

岡山市南区では、分室を合わせて合計4カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：岡山市「地域包括支援センターについて」

岡山市南区のイベント

岡山市南区で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「児島湖花回廊（こじまこはなかいろう）さくらまつり」は、毎年3月に児島湖花回廊にて催されているイベントです。大きな花びらと綺麗なピンク色が特徴的な河津桜を楽しめます。

「妹尾・箕島ふるさとさくら祭」は、妹尾・箕島の歴史や文化を認知してもらうために始まった祭りです。夜桜を楽しめるようにぼんぼりが点灯されます。ステージではさまざまな催しが展開され、JR「妹尾」駅をスタート地点とするパレードも開かれます。

「水の郷ふくだ秋祭り」は、足守川（あしもりがわ）と笹ケ瀬川に囲まれ、水に恵まれた福田地区で開催されます。地域の用水路を巡る川舟流しなど地域住民のふれあいを目的とした祭りです。

岡山市南区の高齢者支援制度

岡山市南区が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

給食・配食サービス

岡山市では、給食・配食サービスが充実しています。地域ボランティアによるふれあい給食サービスとひまわり給食サービス、民間業者によるまごころ給食サービスです。

ふれあい給食サービスは主に65歳以上の一人暮らし高齢者を対象に、公民館などで会食や配食がおこなわれるサービスです。地区によって実施日や回数は異なりますが、年3～12回ほど実施されています。

ひまわり給食サービスとまごころ給食サービスは、虚弱の状態にあり、自ら調理ができない高齢者や高齢者のみの世帯などを対象に、栄養バランスが考えられた昼食（祝日・お盆・年末年始を除く月曜～金曜）が有料で提供されます。サービスの提供有無は地域によって異なります。

参考：岡山市「在宅福祉サービス／給食・配食サービス」

もの忘れ相談会

もの忘れが多くなったと感じる高齢者や認知症の対応に不安がある家族などが利用できる相談会です。認知症疾患医療センターの医師やソーシャルワーカー・臨床心理士・地域包括支援センターの職員などの専門家に相談でき、アドバイスをもらえます。

1人あたり相談時間は30分で、料金は無料です。先着順となっており、実施日の2日前までに南区西地域包括支援センターへ予約が必要です。

参考：岡山市「もの忘れ相談会」

緊急通報システムの貸与・給付

自宅に電話があり、また市内在住の近隣協力員が3人得られることが条件となりますが、一人暮らしの高齢者など向けて緊急通報システムの貸与・給付をおこなっています。自宅内で急に発作や事故などが起きても貸与されるペンダントのボタンを押すことで、身近の協力員や消防局へ通報できます。

参考：岡山市「在宅福祉サービス／緊急通報システムの貸与・給付」

岡山市南区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

岡山市南区で希望条件に合う施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。岡山市南区は岡山市北区、中区、東区、倉敷市、玉野市、都窪郡早島町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。