佐渡市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「おけさの里　Ｂ棟」、「おけさの里　Ａ棟」をはじめとした、新潟県/佐渡市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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施設の種類

佐渡市の老人ホーム・介護施設について

佐渡（さど）市は、新潟県の佐渡島（さどがしま）全域で構成された市です。2004年に島内の10市町村が合併して誕生しました。こちらでは「佐渡市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

佐渡市の特徴

佐渡市役所（Altomarina - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

佐渡市の人口は、5万3,055人です。このうち高齢者の人口は2万2,043人で、高齢化率は41.55％となります（2021年1月1日現在）。佐渡市の面積は、855.68㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

佐渡市の魅力

佐渡市は、四方を海で囲まれている市です。2013年に日本ジオパークに認定されました。美しい自然を生かした観光地として、地域を活性化させています。

佐渡市では、古くから金や銀が採取されています。江戸時代から1989年まで金銀山開発が続きました。この伝統によって陶器の「無名異焼（むみょういやき）」が生まれ、金を成形する「鋳金（ちゅうきん）」の文化が発達しました。

そのほか、佐渡市は漁業や農業が盛んです。ブリ、イカ、ズワイガニ、南蛮エビといった海産物が獲れるほか、米、柿の栽培、干しシイタケづくりがおこなわれています。また、希少価値が高い「佐渡牛」が人気です。

佐渡市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

佐渡市の主要な駅

佐渡市には電車が走っていません。市内の交通の便を支えているのは、路線バスです。新潟交通グループの佐渡窓口が運営しています。そのほか、島外へのアクセスにはフェリーやジェットフォイルが主に使われます。

佐渡市役所

佐渡市役所の住所は佐渡市千種（ちぐさ）232です。「佐渡病院」バス停から徒歩約4分で到着します。

要介護認定の申請先は、高齢福祉課介護保険係です。

参考：佐渡市役所

佐渡市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

地域包括支援センターは、佐渡市内に4カ所設置されています（2021年4月1日現在）。

参考：佐渡市「高齢者の総合相談窓口：地域包括支援センター」

佐渡市のイベント

小木海岸のたらい舟（Opqr - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

佐渡市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「山王祭（日吉神社例祭）」は、毎年4月の3日間にわたって、新穂（にいぼ）日吉神社でおこなわれるお祭りです。市内各地区にある日吉神社の鬼太鼓が繰り出し、山王7社、7基の神輿（みこし）が新穂日吉神社拝殿にそろいます。少年の射手による流鏑馬（やぶさめ）をはじめとした行事が見どころです。800年以上の歴史があり、新潟県の無形民俗文化財に指定されています。

「佐渡小木たらい舟・さざえ祭り」は毎年6月に小木みなと公園で催されるお祭りです。海では「たらい舟競漕」がおこなわれます。そのほか沖汁や特産品の販売、マグロの即売、サザエのつかみ取りを楽しめるイベントです。

佐渡市の老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加するところがあります。気になる方は、入居前に施設に問い合わせてみましょう。

佐渡市の高齢者支援制度

佐渡市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

外出支援サービス

公共交通機関を使うのが難しい方が介護タクシーを利用した際に、乗車料の一部を助成する事業です。市から交付される「外出支援サービスタクシー券」を年間24回まで利用できます。助成率は、市民税の区分によって以下のように異なります。

乗車料	助成率
乗車料	市民税非課税世帯	市民税課税世帯
6,000円以下	40％	35％
6,001～8,000円	55％	50％
8,001～1万円	65％	60％
1万1～1万4,000円	70％	65％
1万4,001円以上	75％	70％
※助成限度額	1万2,100円	1万1,300円

対象者は以下のいずれかに該当する方です。

要介護4以上に認定された、常時寝たきりの方または車いすでないと移動が難しい状態にある方
身体障害者手帳1・2級（下肢または体幹不自由）の交付を受けた方

ただし「心身障害者の福祉タクシー券」との重複利用はできません。また、利用可能範囲は「利用者の自宅と医療機関・介護保険施設などとの移動」に限られます。買い物、旅行での利用は不可です。

参考：佐渡市「外出支援サービス」

配食サービス

在宅での調理が難しい高齢者に栄養バランスに配慮した食事を配達し、安否確認をおこなう事業です。利用できる回数は週2～3回で、利用者負担は1食あたり400円となります。なお、配達曜日や時間帯は地域によって異なります。

対象者は「65歳以上の一人暮らしまたは高齢者のみの世帯、身体障がい者の方で、自立支援の観点からサービスの必要があると認められる方」です。お問い合わせは、佐渡市役所高齢福祉課高齢福祉係で受け付けています。

参考：佐渡市「配食サービス」

寝具洗濯サービス

寝具の衛生管理が難しい高齢者の布団などをを洗濯・乾燥・消毒する事業です。6月と11月の年2回実施します。1回あたり掛け布団、敷布団、毛布の合計3点まで利用できます。利用料は無料です。

対象者は「老衰・心身の障がい・傷病などのため寝具類の衛生管理が難しい方のうち、要介護認定を受けた一人暮らしの方または高齢者のみの世帯の方」です。お問い合わせは、市役所高齢福祉課高齢福祉係で受け付けています。

参考：佐渡市「寝具洗濯サービス」

佐渡市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

佐渡市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。佐渡市は海を隔てて新潟市、長岡市、上越市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。