新潟市南区のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ワールドステイ白根」、「高齢者共同住宅オードリー」をはじめとした、新潟県/新潟市南区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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新潟市南区の老人ホーム・介護施設について

新潟市南区は、新潟平野のほぼ中央に位置している区です。こちらでは「新潟市南区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

新潟市南区の特徴

新潟市南区役所庁舎（Waka77 - 撮影者自身による投稿, パブリック・ドメイン, リンクによる）

新潟市南区の人口は4万4,134人です。65歳以上の高齢者人口は1万3,370人で、高齢化率は30.29％となります。

新潟市南区の面積は100.91㎢です。2007年に旧白根市、旧味方村、旧月潟村の3市町村が合併して誕生しました。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／新潟市南区「区の概要」

新潟市南区の魅力

新潟市南区は、歴史と伝統が根付いているエリアです。なかでも「角兵衛獅子（かくべえじし）」は、逆立ちや倒立前転といったアクロバティックな舞いが特徴の伝統芸能です。180年以上の歴史があり、新潟市の指定無形民族文化財になっています。「旧笹川家住宅（笹川邸）」は、1826年に建築された大屋敷です。役宅と居室の造りからは、当時の格式や歴史、雰囲気が味わえます。住宅から見える美しい庭園も見どころの一つです。

また、新潟市南区は農産物の宝庫です。新潟平野の広大な大地や、区の東に流れる信濃川といった大自然の恵みを生かした農業がおこなわれています。食用菊の「かきのもと」やブランド品種のイチゴ「越後姫」のほか、チューリップやお米といったあらゆるジャンルの農産物が生産されています。

なかでもブランド豚「しろねポーク」は、白根地域で生産される特産品です。柔らかい肉質ときめ細かい霜降りが特徴で、上品な甘味を堪能できます。

新潟市南区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

新潟市南区の主要な駅

新潟市南区には鉄道の駅がありません。近隣には、西蒲区のJR越後線「巻」駅や、秋葉区のJR信越本線「新津（にいつ）」駅があります。

新潟市南区の主な交通手段はバスです。区内では路線バスをはじめ、平日のみ運行する「区バス」、地域住民が中心となって運行する「月潟住民バス」があります。また「南風（乗合）タクシー」は、事前予約制で利用できる乗合タクシーです。バス停で乗降車できるほか、郊外ではバス停以外でも降車できます。

南区役所

南区役所は、新潟市南区白根1235にあります。「能登」バス停、または「古川宮前」バス停から徒歩約5分で到着します。

要介護認定の申請は、健康福祉課で受け付けています。

参考：南区役所

新潟市南区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

新潟市南区には地域包括支援センターが3カ所設置されています（2021年10月1日現在）。

参考：新潟市「地域包括支援センター一覧」

新潟市南区のイベント

巻凧の例（もけけんぬ, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

新潟市南区で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「白根大凧合戦」は、毎年6月上旬に中ノ口川堤防上で開催されるお祭りです。300年の歴史があります。信濃川の支流・中ノ口川の両岸からあがる畳24畳分の巨大な凧は壮観です。凧2つを空中で絡ませ、どちらかの大凧が川に落ちるまで凧網を引きあう、世界最大級の大凧合戦が見られます。

「月潟まつり（角兵衛地蔵尊祭）」は毎年6月の第4日曜日に月潟農村環境改善センターで開催されるイベントです。角兵衛獅子の舞や月潟太鼓の奉納といった伝統芸能が披露されます。当日は月潟商店街が歩行者天国になり、子ども山車（だし）行列、民謡流し、小学生によるマーチングパレードが市道を練り歩きます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

新潟市南区の高齢者支援制度

南区を含む新潟市が提供する高齢者支援制度をご紹介します。

寝具乾燥

高齢者の方の寝具の丸洗い乾燥、もしくは殺菌乾燥を無料でおこなっています。綿および合成繊維の布団が対象です。

クリーニングに出せる寝具の種類と枚数は以下の通りです。

サービス名	寝具の種類・枚数
丸洗い乾燥	敷布団1枚、掛布団1枚、毛布1枚
殺菌乾燥	敷布団2枚、掛布団1枚、毛布1枚、枕1個

実施回数は年2回です。第1期が6月1日〜8月31日まで、第2期が12月1日〜翌年2月末日までとなります。

対象者は、65歳以上で在宅生活を送る方のうち、要支援や要介護認定を受けており、介護保険認定調査において障がい者高齢者の日常生活自立度がB以上の方です。

参考：新潟市「寝具乾燥」

あんしん連絡システム

高齢者の方などに対して、24時間体制の受信センターに通報できる装置を貸し出しています。受信センターに通報すると、状況に応じて出動や関係者などへの連絡といった対応がとられます。また、センターから週1回安否確認の電話をするほか、健康などの各種相談に応じます。

費用は以下の表の通りです。世帯員の市民課税状況に応じて利用者負担が決まります。

費用負担区分	利用者負担額（月額）
生活保護法による被保護世帯世帯員全員の市民税が非課税である場合	0円
世帯員のうち市民税均等割が課税されている方がいる場合	550円
世帯員のうち市民税所得割が課税されている方がいる場合	1,100円

対象者は、以下の「利用者の状態」と「世帯の状況」のいずれも1つ以上当てはまる方です。

利用者の状態
- 重度の要介護状態にある方
- 医師による治療を必要とする方
- 定期的に安否の確認等を要する方
世帯の状況
- 65歳以上の世帯員で構成されている世帯
- 65歳以上の方と重度の障がいのある方で構成されている世帯

参考：新潟市「あんしん連絡システム」

訪問理美容サービス

高齢者の方が訪問理美容サービスを利用する際、理美容師の出張費を市が助成します。理美容サービスにかかる料金は利用者負担です。年に6回まで利用できます。

対象者は、65歳以上の在宅で暮らす高齢者の方で、要支援2以上の方です。

参考：新潟市「訪問理美容サービス」

新潟市南区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

新潟市南区内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。南区と隣接しているのは、新潟市江南区・西区・秋葉区・西蒲区、加茂市、三条市、燕市、南蒲原郡田上町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。