十日町市の有料老人ホーム

介護のほんねでは、「まごころの家」、「ちよだの家」、「コロネット優」をはじめとした、新潟県/十日町市の老人ホームを掲載中。そのなかでも有料老人ホームの条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

十日町市の老人ホーム・介護施設について

十日町（とおかまち）市は、新潟県の南部に位置する自治体です。ここでは「十日町市での高齢者の暮らし」についてポイントをご紹介します。

十日町市の特徴

市役所（Tkmc20050401 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

十日町市の人口は5万1,125 人です。65歳以上の高齢者人口は2万175人で、高齢化率は39.46％となります。

十日町市の面積は590.39㎢です。2005年に旧十日町市・川西町・中里村・松代町（まつだいまち）・松之山町（まつのやままち）が合併し、現在の十日町市が誕生しました。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

十日町市の魅力

十日町市は隣接する津南町（つなんまち）とともに、3年に1回開催される国際芸術展「大地の芸術祭越後妻有（えちごつまり）アートトリエンナーレ」の会場になっています。作品はアーティストと住民が協働して制作し、里山や集落内、住宅地に展示されることから、地域の活性化に貢献している芸術祭です。

また、十日町市には、絶景がたくさんあります。里山の生活によって生み出された「松代（まつだい）の棚田群」、樹齢約100年のブナ林が広がっている「美人林（びじんばやし）」、日本屈指の大渓谷として知られる「清津峡（きよつきょう）」などです。四季折々の景色を楽しめます。

十日町市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

十日町市の主要な駅

十日町市には、JR飯山線と北越急行ほくほく線が通っています。主要な駅は飯山線とほくほく線の両方に乗り入れている「十日町」駅です。

鉄道のほか、路線バス、市営バス、高速バスが市内の各地を通っています。公共交通が整備されていないエリアには、予約型の乗合タクシーを運行し、高齢者の移動手段を確保しています。

十日町市役所

十日町市役所の所在地は、十日町市千歳町3-3です。「十日町本町1丁目」バス停から徒歩約6分の場所にあります。「十日町」駅からは徒歩で約20分です。

要介護認定の申請窓口は、市民福祉部福祉課介護保険係です。

参考：十日町市役所

十日町市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

十日町市には、地域包括支援センターが5カ所設置されています（2022年4月28日現在）。

参考：十日町市「高齢者の総合的な相談をお受けします」

十日町市のイベント

チンコロ（左から。人参と兎、干支の蛇、俵と鼠）（Triglav - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

十日町市で毎年恒例になっているイベント・お祭りを紹介します。

「節季市（せっきいち）」は例年1月10日・15日・20日・25日に十日町市諏訪町通りで開催されるイベントです。以前は旧暦の12月に開催され、雪深い十日町市の農家が冬の副業としてつくった生活用品や民芸品を持ち寄って販売しました。現在は、民芸品や漬物、乾物、お菓子を販売しています。なかでも米の粉で作った「チンコロ」という縁起菓子が名物で、別名「チンコロ市」と呼ばれています。

「十日町きものまつり」は、例年5月3日に中心市街地（本町通り、高田町通り）で開催されるイベントです。着物の貸し出しや着付け、稚児行列、着物掘り出し物市、ストリート着物ショーといった多様な企画があります。着物の産地として知られる十日町市ならではの催しです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

十日町市の高齢者支援制度

十日町市が提供している高齢者支援制度をご紹介します。

寝たきり老人などの介護手当の支給

寝たきりや認知症の高齢者を在宅介護している家族の経済的・精神的な負担を軽減する目的で「介護手当」を支給しています。支給額は、市民税課税世帯は月額4,000円、市民税非課税世帯は月額6,000円です。

対象となるのは、要介護3以上に認定されている65歳以上の高齢者を介護している同居家族の方です。

参考：十日町市「介護認定を受けた人へのサービス」

高齢者・障がい者向け安心住まいる整備

高齢者や障がい者が暮らす自宅をバリアフリーに改造するための資金を一部補助します。要介護認定を受けている場合は30万円、身体障がい者または療育手帳制度の該当者は50万円までが補助金額の上限です。補助率は生活保護世帯100％、所得税非課税世帯75％、所得税課税世帯50％となります。

対象となるのは、次のいずれかに該当する方です。

おおむね65歳以上の高齢者で要支援または要介護の認定を受けている方
身体障害者手帳の1級または2級の交付を受けている方
療育手帳の交付を受けていて障がいの程度がAの方

参考：十日町市「介護認定を受けた人へのサービス」

食の自立支援（配食サービス）

調理が難しい高齢者をサポートするため、昼食の弁当を配食し、あわせて安否確認をおこないます。配食可能なのは昼食のみで、利用料は1食あたり450円です。

対象となるのは、十日町市に暮らすおおむね65歳以上の独居の方、高齢者のみで構成されている世帯、またはこれらに準ずる世帯で自立支援の観点からサービスの利用が適切であると市長が認めた方です。

参考：十日町市「ちょっと困ったときの在宅福祉サービス」

十日町市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。十日町市が隣接している地域には、長岡市、上越市、柏崎市、小千谷市、魚沼市、南魚沼市、中魚沼郡津南町、南魚沼郡湯沢町があります。また長野県下水内郡栄村が隣接しています。

有料老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは有料老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい有料老人ホームの特徴」をご紹介します。

「有料老人ホーム」とひと言でいっても、利用者の状態や必要なサービスに合わせて以下の3種類があります。

介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
健康型有料老人ホーム

なお、介護付き有料老人ホームは「介護専用型」「入居時自立型」「混合型」の3つに分かれます。ですので細かく分割すると5種類があるのです。」

有料老人ホームの入居条件は満たしていますか？

今後、入居をお考えの場合、前提として入居条件を満たしておく必要があります。有料老人ホームでも種類ごとに入居条件が違いますので、あらかじめ把握しておきましょう。ただし民間が運営する有料老人ホームでは詳しい入居条件は施設によってまちまちです。気になる施設がありましたら連絡をしましょう。

介護付き有料老人ホームの入居条件

介護付き有料老人ホームは3種類の施設形態に応じて入居条件が違います。詳しくは施設に問い合わせることをおすすめします。

住宅型有料老人ホームの入居条件

住宅型有料老人ホームは「原則65歳以上」「自立～軽度の要介護」の方となっています。要介護度に関しては施設によってばらつきがあります。

健康型有料老人ホームの入居条件

健康型は住宅型よりも更に軽度の方が入居する施設です。「60歳以上」「自立か要支援」が入居条件になっている施設が多くあります。

ただし健康型有料老人ホームは平成25年に公益社団法人全国有料老人ホーム協会が発表した「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」によると全国に16件しかありません。ですので、希望のエリアで運営されている場合を除き、候補外にしておいてもいいでしょう。参考：公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」