天理市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「いやしの森サービス付き高齢者向け住宅」、「介護みつ葉高齢者向け住宅」をはじめとした、奈良県/天理市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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天理市の老人ホーム・介護施設について

天理市は、奈良県の北中部地方に位置している市です。大阪や京都へ約1時間で行ける距離にありながら、自然豊かで古代の史跡などが多くあるエリアです。ここでは「天理市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

天理市の特徴

天理市役所（あばさー - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる）

天理市の人口は6万4,027人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は1万7,137人で、高齢化率は26.77％になります。天理市の面積は、86.42㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

天理市の魅力

天理市は、歴史的資源が多い市です。特に奈良盆地は古事記・日本書紀・万葉集などの日本文化の舞台に選ばれ「日本文化発祥の地」として知られています。

「天理図書館」には、古事記や日本書記をはじめとする貴重な蔵書のほか、国宝や重要文化財なども多数所蔵されています。また、大和古墳群に含まれる「ノムギ古墳」や「下池山古墳」「中山大塚古墳」などは国指定の史跡です。

そのほか天理市は、自然豊かな環境が魅力です。桜の名所が多く「石上（いそのかみ）神宮」や「内山永久寺跡」の付近では桜並木を楽しめます。また「長岳寺」では春はツツジやカキツバタ、秋には紅葉と、市内各地で四季折々の自然に触れられます。

天理市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

天理市の主要な駅

天理市では、JR桜井線、近畿日本鉄道天理線が走っています。主要な駅は「天理」駅です。

また、天理市ではコミュニティバス「いちょう号」や乗り合い型の登録制デマンドタクシー「ぎんなん号」を運行しています。どちらも、交通空白地帯の解消、高齢者の利便性向上を目的としたものです。日々の移動手段として広く利用されています。

天理市役所

天理市役所の所在地は、天理市川原城町605です。桜井線・天理線「天理」駅より徒歩15分で着きます。また、バスを利用する場合は「天理市庁舎前」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は、健康福祉部介護福祉課で受け付けています。

参考：天理市役所

天理市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

天理市内には地域包括支援センターが4カ所、出張所が1カ所設置されています（2022年01月13日現在）。

参考：天理市「天理市地域包括支援センター」

天理市のイベント

大和神社拝殿（Saigen Jiro - 投稿者自身による著作物, CC0, リンクによる）

天理市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「大和神社ちゃんちゃん祭り」は、毎年4月1日に大和神社で開催される伝統的なお祭りです。2018年に奈良県の無形民俗文化財に指定されました。見どころは約250名の行列が大和神社から中山町の御旅所まで進む「お渡り」です。

「ふるまつり」は、毎年10月に石上神宮で開催される伝統的な秋祭りです。「渡御（とぎょ）行列」と呼ばれる時代行列が練り歩きます。甲冑（かっちゅう）武者や古代装束を着た約200人の氏子を連ね、県内最大規模の「御鳳輦（ごほうれん）」が渡御する姿が名物です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

天理市の高齢者支援制度

天理市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者「食」の自立支援事業

食事の調理が困難な独居の高齢者の方に向けて、定期的に食事を配達するとともに安否の確認をする事業です。利用料は1食あたり400円で、利用回数は週1～3回です。月～金曜日の昼食のみ利用できます。

対象者は「天理市内在住の65歳以上の在宅高齢者」です。

参考：天理市「高齢者在宅福祉サービス事業一覧」

要介護高齢者紙おむつ等支給事業

在宅で生活している高齢者に向けて、無料で紙おむつ等を支給する事業です。支給する紙おむつは以下の4種類となります。

フラットタイプの紙おむつ（月120枚）
テープ止めパンツタイプの紙おむつ（月90枚）
リハビリパンツタイプの紙おむつ（月50枚）
尿取りパッド（月240枚）

対象者は以下のいずれにも該当する方です。

市内に住所を有する高齢者
介護保険法に規定する要介護認定において、要介護3以上と認定された方
市民税非課税世帯に属する在宅の方
同一敷地内に市民税が課税されている親族が居住していない方

参考：天理市「高齢者在宅福祉サービス事業一覧」

寝具洗濯乾燥消毒サービス事業

寝具の衛生管理が難しい高齢者に対し、寝具の洗濯や消毒などを実施します。寝具の「洗濯」「乾燥」「消毒」のサービスが受けられる利用券を、最大で年2回配布しています。

対象者は、寝具の衛生管理が自身で困難な高齢者で、市町村民税非課税世帯の方です。ただし、寝具の衛生管理が可能な家族と同居している場合は対象外となります。

参考：天理市「高齢者在宅福祉サービス事業一覧」

天理市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

天理市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。天理市は、奈良市、桜井市、大和郡山市、磯城郡田原本町・三宅町・川西町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。