京都市伏見区の最寄り500m以内の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「サウスヴィレッジ向島」をはじめとした、京都府/京都市伏見区/最寄り500m以内の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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伏見区の老人ホーム・介護施設について

伏見区は、京都市の南部にある区です。今回は伏見区での高齢者の暮らしについてご紹介します。

伏見区の特徴

伏見稲荷の千本鳥居（Paul Vlaar - http://www.neep.net/photo/japan/show.php?8117 [dead link]English Wikipedia, original upload 9 March 2005 by Neep, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

伏見区の人口は27万5,547人で、このうち65歳以上の高齢者の人口は8万66人です。高齢化率は29.1%となります（2020年10月1日現在）。

伏見区の面積は、61.62㎢で京都市の7.4%になります。エリア別に分けると、伏見桃山（ふしみももやま）、深草稲荷（ふかくさふしみ）、醍醐・上醍醐（だいご・かみだいご）、竹田・羽束師（たけだ・はづかし）、淀（よど）の5つです。

伏見桃山は、城下町であり情緒ある街並みを楽しめます。深草稲荷には、伏見稲荷大社があり、千本鳥居が有名です。醍醐・上醍醐には世界遺産のひとつの、醍醐寺があります。竹田・羽束師では、鴨川の河川敷でのどかな景観を見られます。淀には淀城跡公園があり、歴史ある風景が見どころです。

参考：京都市「推計人口」／伏見区「伏見区の概要 : 伏見区の地勢」／NPO法人伏見観光協会「伏見散策マップ」

伏見区の魅力

伏見区には歴史ある町並みが広がっています。「伏見稲荷大社」や「醍醐寺」をはじめ、神社仏閣が多くは国内外を問わず、観光客が訪れる場所として人気です。

また、伏見区は酒造りの町です。「月桂冠大倉記念館」「黄桜記念館」があり、酒の歴史に触れられます。月桂冠大倉記念館では試飲も楽しめます。

伏見区のご当地グルメといえば、みたらし団子や酒まんじゅうです。伏水菓蔵本店の酒まんじゅうは手土産としても人気があります。酒や和菓子といった、銘水の地として知られる伏見ならではの味わいを満喫できます。

京都市伏見区の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

京都市伏見区の主要な駅

伏見区の主要な駅は「伏見」駅、「稲荷」駅、「竹田」駅となります。主要な路線は、JR奈良線、京阪本線、京都市地下鉄鳥丸線です。JR奈良線から奈良へのアクセスが良好です。

1日の利用者数が多い「竹田」駅は特に混み合うので、なるべく混雑時を避けて利用するのがおすすめです。

伏見区役所

伏見区役所は、伏見区鷹匠町39-2です。「肥後町」バス停から徒歩5分、「伏見桃山」駅からは徒歩10分の場所にあります。

要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りといった手続きをするための窓口が設置されています。要介護申請の際は、健康長寿推進課高齢介護保険担当で受け付けております。

参考：伏見区役所

伏見区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。伏見区では11カ所の地域包括支援センターがあります。

参考：伏見区「京都府内の相談窓口（地域包括支援センター）一覧」

京都市伏見区のイベント

the haiden of Gokōnomiya Shrine, Fushimi, Kyōtō, Japan w:ja:御香宮神社拝殿（京都府伏見区）（nnh - photo by nnh, パブリック・ドメイン, リンクによる）

伏見区で毎年開催されているお祭りを紹介します。

御香宮神祭（ごこうのみやしんさい）は御香宮神社を中心として、10月に開催されているお祭りです。大手ちょうちん神輿や、大手筋風流花傘（おおてすじふうりゅうはながさ）パレードがあり、活気に満ちあふれています。地元の方に馴染み深いイベントです。

豊太閤花見行列（ほうたいこうはなみぎょうれつ）は、醍醐寺で4月に開催されています。世界遺産を背景に、見事な枝垂桜、染井吉野、山桜、八重桜を鑑賞できます。屋台や縁日があり、桜を見ながら楽しめます。

伏見区の高齢者支援制度

伏見区で利用できる京都市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

日常生活用具給付事業

一人暮らしや高齢者だけの世帯で、介護保険の要介護認定や要支援認定された方や認知症の高齢者の方を対象にしたサービスです。生活の安全を確保するために、自動消火器や電磁調理器を支給します。

利用条件は65歳以上で、日常生活に支障のある高齢者の方で市民税非課税世帯に該当する方です。自動消火器は火災の際に機敏に非難するのが困難な方、電磁調理器は認知症のため、調理の過程で火事発生リスクが高いと判断される際に支給され、いずれも利用料金は無料です。

参考：京都市「すこやか進行中!!（64ページ）」

あんしんネット119

体調急変や火事発生といったの異常事態に遭遇したときに、交付された通報装置の緊急ボタンを押すことで「救急車への通報」「登録してある近隣住民への連絡」ができるサービスです。おおむね65歳以上の一人ひとり暮らしや高齢者の方だけの世帯が対象になります。世帯の収入状況などにより、無料から最高月額1,462円の利用料金が発生します。

参考：京都市「すこやか進行中!!（65ページ）」

配食サービス支援事業

身体状況により、食事を調理するのが困難と判断される場合に、栄養バランスに配慮された昼食メニューを月曜から日曜まで配達してくれます。配達時に本人の安否確認もおこないます。

利用対象は60歳以上の一人暮らしや高齢者だけの世帯で、介護保険の要介護認定や要支援認定を受けており、身体状況により自ら買い物や調理をするのが困難な方などです。自己負担額は、配食を行う事業者によって異なりますが最大で500円です。

参考：京都市「すこやか進行中!!（64ページ）」

伏見区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

仮に、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。隣接している自治体は、京都市南区、東山区、山科区、宇治市、日向市、長岡京市、八幡市、滋賀県大津市になります。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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