京都市左京区の口コミ・評判ありのグループホーム

介護のほんねでは、「ニングルの森北白川」、「えくせれんと岡崎」、「医療法人三幸会　ケアサポートセンター宝ヶ池」をはじめとした、京都府/京都市左京区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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京都市左京区の老人ホーム・介護施設について

左京区は、京都市の東北部を広く占めている区です。こちらでは「京都市左京区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

京都市左京区の特徴

左京区役所（PhotoServer - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

京都市左京区の人口は15万3,101人です。65歳以上の高齢者人口は4万4,646人で、高齢化率は29.16％となります（2021年1月1日現在）。

面積は246.77㎢です。京都市内では右京区に次いで2番目の広さです。南部は都市的な市街地で、中部は市街地と農村地が混じり合っています。北部は農村が広がるエリアです。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」／京都市「左京区の概要」

京都市左京区の魅力

京都市左京区には、多くの文化財があります。大文字山（だいもんじやま）の麓にある「慈照寺（じしょうじ）」は世界遺産に登録されており「銀閣寺」という名前で有名です。臨済宗の「南禅寺」では、重要文化財に指定された建物を観賞できます。

また、面積の約80％を山林が占めているエリアです。京都府で最高峰の皆小山（みなこやま）や、2位の峰床山（みねとこやま）があります。

京都市左京区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

京都市左京区の主要な駅

京都市左京区には、京阪鴨東（おうとう）線、叡山（えいざん）電鉄叡山本線・鞍馬（くらま）線、地下鉄烏丸（からすま）線が走っています。主要駅は「出町柳（でまちやなぎ）」駅です。4路線すべてを使えます。

また、比叡山（ひえいざん）や「鞍馬寺」といった観光地への移動に便利なケーブルカーが走っています。

左京区役所

左京区役所は、京都市左京区松ケ崎堂ノ上町7-2にあります。バスを利用する場合は「左京区総合庁舎前」バス停、または「左京区総合庁舎・京都工芸繊維大学前」バス停から徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請先は健康長寿推進課高齢介護保険担当の窓口です。

参考：左京区役所

京都市左京区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

京都市左京区の地域包括支援センターは、計7カ所設置されています。

参考：京都市「高齢サポート（地域包括支援センター）について」

京都市左京区のイベント

斎王代禊（みそぎ）の儀（Hahifuheho - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

京都市左京区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「葵祭（あおいまつり）」は京都市を代表する祭りの一つです。毎年5月初旬に賀茂御祖（かもみおや）神社と賀茂別雷（かもわけいかづち）神社でおこなわれています。約1,400年前の凶作によって飢餓・疫病がまん延した際に、鴨の神を鎮めるための祭礼をしたことが起源です。参加者が平安王朝時代の装束を着て、8kmの距離を行進する「路頭の儀」が見どころです。

「時代祭」は毎年10月22日に平安神宮で開催されています。葵祭・祇園祭（ぎおんまつり）と並び、京都三大祭りの一つです。約2,000人が2㎞にも及ぶ行列を成して街中を練り歩きます。行列はさまざまな時代を動く絵巻を再現したもので、京都の歴史と伝統を表現しています。

老人ホーム・介護施設によってはイベントに参加できる場合があります。興味がある方は入居を検討する施設に確認しましょう。

京都市左京区の高齢者支援制度

京都市左京区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

敬老乗車証

京都市内在住の70歳以上の方を対象に敬老乗車証を交付しています。所得に応じた年額の自己負担金を支払うことで、京都市バスの全路線や市営地下鉄の一部、民間バス路線の一部を利用し放題になるものです。一部の乗車可能なバスには「敬老・福祉」と表示されています。また二条城、京都市京セラ美術館といった施設を無料で利用できます。

負担金は経済状況や所得金額によって0～1万5,000円まで差があります。ただし高齢者の増加により、2022年10月1日から対象年齢や負担金が変更になります。詳しい内容についての質問や、申請は左京区役所健康福祉部健康長寿推進課にお問い合わせください。

参考：京都市左京区「敬老乗車証」

配食サービス

在宅高齢者へバランスがとれた食事を届けるサービスです。配達の際に安否確認もおこないます。1食450～700円で利用でき、料金や食事内容は提供事業所によって異なります。

対象者は「60歳以上で要介護または要支援の方」かつ「一人暮らし、または同居人が買い物や調理をできない方」です。

参考：京都市左京区「左京区高齢者やさしさ便利帳」

あんしんネット119（緊急通報システム）

緊急通報と相談を兼ね備えた専用機器を貸し出すサービスです。緊急ボタンを押すと消防局消防指令センターに通報され、事故や体調の急変といった緊急時の対応をしてくれます。相談ボタンを押すと専門相談員につながり、健康相談ができます。月額費用は0～1,462円です。

対象者は「65歳以上の一人暮らし世帯や高齢者だけの世帯」です。

参考：京都市「介護保険以外のサービス」

京都市左京区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。京都市左京区は右京区・北区・上京区・中京区・東山区・山科区、南丹市、滋賀県大津市、高島市と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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