観音寺市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「介護付高齢者住宅おおとよ荘」、「サービス付き高齢者向け住宅やすらぎの家はあとおん」、「サービス付き高齢者向け住宅大興和」をはじめとした、香川県/観音寺市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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観音寺市の老人ホーム・介護施設について

観音寺（かんおんじ）市は、香川県の南西部に位置している市です。こちらでは「観音寺市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

観音寺市の特徴

観音寺市役所（Toto-tarou - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

観音寺市の人口は、5万9,248人です。65歳以上の高齢者人口は1万9,550人で、高齢化率は33.00％となっています（2021年1月1日現在）。

観音寺市の面積は、117.83㎢です。周囲を讃岐（さぬき）山脈や四国山脈、中国山地に囲まれています。瀬戸内式気候に属しており、年間を通して雨量が少ないのが特徴です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／観音寺市「市の概要」

観音寺市の魅力

観音寺市は、自然豊かな観光名所に恵まれています。国の名勝に指定されている「琴弾（ことひき）公園」は、史跡めぐりや自然散策ができる広大な公園です。敷地面積約38.6haの園内には海や山、神社仏閣、史跡といった見どころがたくさんあります。

また、国指定史跡の「大野原古墳群」をはじめとする歴史的名所が点在しています。「豊稔池堰堤（ほうねんいけえんてい）」は、5連のマルチプルアーチが特徴的な日本最初期のコンクリートダムです。国の重要文化財に指定されています。

観音寺市の特産品は「伊吹いりこ」です。風味豊かないりこは、香川県の名物「さぬきうどん」の出汁に欠かせない材料の一つです。いりこの原料であるカクタチイワシの漁と加工は、観音寺市内にある伊吹島でおこなわれています。

観音寺市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

観音寺市の主要な駅

観音寺市では、JR予讃線が走行しています。主要な駅は「観音寺」駅、「豊浜」駅です。

他にも観音寺市では「観音寺市のりあいバス」を運行しています。どこでも乗降自由で、バス停に限らず好きな場所で乗り降りできるのが特徴です。1回100円で利用できるため市内を移動するのに便利です。

観音寺市役所

観音寺市役所は、観音寺市坂本町1丁目1-1にあります。JR「観音寺」駅から徒歩11分です。バスを利用する場合は「観音寺市役所」バス停からすぐ到着します。

要介護認定の申請は、高齢介護課介護保険係で受け付けています。そのほか大野原支所市民係、豊浜支所市民係でも申請可能です。

参考：観音寺市役所

観音寺市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

観音寺市の地域包括支援センターは1カ所です（2021年4月1日現在）。

参考：香川県「市町地域包括支援センター」

観音寺市のイベント

アジサイ（Dokudami - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

観音寺市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「あじさい祭り」は、毎年6月に粟井（あわい）神社で開催されているイベントです。境内や裏山では約50種類3,000株のあじさいを鑑賞できます。祭りでは神事がおこなわれた後、バザーや腹踊りといった多彩な催しが開かれます。

「さぬき豊浜ちょうさ祭り」は、毎年10月の3日間にわたり豊浜八幡神社周辺で開催される行事です。金糸刺繍が施された豪華絢爛な太鼓台の「ちょうさ」が街を練り歩きます。20台以上のちょうさが集い、太鼓台を操る「担（か）きくらべ」が見どころです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

観音寺市の高齢者支援制度

観音寺市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

緊急通報装置貸与事業

急病など万が一の際に素早く外部と連絡がとれる緊急通報装置を貸し出しています。機器の利用料金は無料ですが、通報や連絡にともなう通話料は自己負担です。

対象となるのは、日常生活に不安があり、以下のいずれかに当てはまる方です。

市内に住む65歳以上の一人暮らしの高齢者で、市民税非課税世帯の方
市内に住む一人暮らしの重度障がい者で、市民税非課税世帯の方

お問い合わせは、市役所高齢介護課高齢者福祉係で受け付けています。

参考：観音寺市「高齢者福祉サービス」

訪問理美容事業

理美容院に行くのが難しい高齢者や身体障害者が自宅で理美容サービスを受けられる事業です。利用料金は、1回につき2,600円です。3カ月に1回、年4回まで利用できます。提供するサービスは、男性が調髪、女性はカットとブローです。

対象となるのは、市内に住所を持つ「おおむね65歳以上の一人暮らしの方」または「高齢者のみの世帯および身体障害者の方」のうち「心身の障害や傷病によって理容院または美容院に出向くのが困難な方」です。お問い合わせは、市役所高齢介護課高齢者福祉係で受け付けています。

参考：観音寺市「高齢者福祉サービス」

生活管理指導短期宿泊事業

一時的に擁護が必要な高齢者が短期間老人ホームに宿泊し、身の回りのお世話を受けられる事業です。利用料金は1日1,730円で、7日間まで利用できます。

対象者となるのは、市内に住む65歳以上かつ要介護・要支援認定を受けていない在宅高齢者の方です。利用には主治医の意見書が必要となります。お問い合わせは、市役所高齢介護課高齢者福祉係で受け付けています。

参考：観音寺市「高齢者福祉サービス」

観音寺市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

観音寺市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。観音寺市は、三豊市、徳島県三好市、愛媛県四国中央市、越智郡上島町、広島県福山市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。