医心館　南浦和

 事業企画部の課長として新規事業所のオペレーション指導を実施しており、医心館南浦和のリーダーを務める高橋宏明です。
私たちは、医療依存度が高く既存の医療施設や介護施設では受入の難しい方を特化して受け入れる在宅ホスピス医心館を三重名張で開始しました。医師で社長でもある柴原慶一の下で、医心館の存在意義である「医療で行き場の困った方を受け入れる」ことの必要性を正しく理解し、地域医療の一端を担っています。入居者やご家族の力になることで、私たちにも自信が付いてきました。このさいたま市内でも医心館のニーズは高く、2017年7月には2号店をオープンする予定です。
 医心館南浦和は関東圏初の拠点であり、様々な”生みの苦しみ”がありました。もちろん地元スタッフの雇用に努力しましたが、最初は医療依存度が高く、難易度の高い身体介護が必要な医心館の介護ケアのレベルに達する地元スタッフを確保できませんでした。私自身も現場の一スタッフとして、日々汗を流し医心館の技術と精神を職員へ伝達しました。私がリーダーとして赴任した頃は、医心館のレベルについてこれないスタッフ達が意気消沈していましたが、自ら先頭に立って介護をする私を見て元気を取り戻してついてきてくれました。東海圏や盛岡事業所から、転勤辞令や長期応援スタッフでやり繰りする状態も徐々に解消しています。
 私は、介護スタッフとして2016年の年始めに稲田部長に誘われて入社しました。それから医心館の介護オペレーションを学んだ後、医心館本陣の立上、問題事業所の介護指導に注力しました。医心館の難しい介護について事業企画部の課長の任で指導することが、私の役割です。その後、医心館四日市リーダーを経験し、事業所全体を看護リーダーと協力して切り盛りしました。関東圏への進出にあたり、この医心館南浦和のリーダーに抜擢され、自ら先頭に立つリーダーを実践しています。入居者へのケアに全力を尽くす医心館を構築することが、私の役割です。