介護における「償却」とは|言葉の意味を分かりやすく解説

有料老人ホームなどで、入居時に前払いした入居一時金を、想定入居期間に応じて割って、1か月ずつ消費していく考え方のこと。入居時に一定額を償却する初期償却と、それ以外の償却が行われます。

介護における「償却」とは|言葉の意味を分かりやすく解説

用語の説明

多くの有料老人ホームなどでは、平均寿命をもとに算出した「想定入居期間」に応じた利用料金(家賃等)を、入居時に一括で前払いにする入居一時金の制度がとられています。入居一時金は初期償却分を差し引いた残りを想定入居期間で割って、一定期間ごとに消費していきます。これが償却です。簡単に言えば、一括でホームに前払いした家賃が、1か月ごとに消費されていくという考え方です。

そのため想定入居期間内に退去した場合には、償却されていない期間分の入居一時金の残金が返還されることになります。反対に想定入居期間を超えて長生きをした場合には、それ以上の家賃を支払う必要がないので、トータルでかかる費用が抑えられることになります。

2011年以前は、入居一時金の内訳に終身利用の権利金といった不透明な項目が含まれていたことや、初期償却の範囲が明確に定められていなかったことから、退去時の金銭トラブルが後を絶ちませんでした。ですが、2011年4月に老人福祉法の改正が行われ、入居一時金の内訳を家賃、食費、管理費その他生活に必要なサービス費用のみに限定したことから、償却の内容がクリアになりました。

ただ、想定入居期間内の退去時に返金される額に関しては、都道府県ごとに初期償却に関する考え方や解釈が異なっているため、返金される額に差が出る点に注意が必要です。例えば

東京都:初期償却を認めない方針

神奈川県:初期償却を認めるも入居一時金方式と月払い方式の選択制を義務化

埼玉県:初期償却を認めるものの、入居期間内の退去の場合は全額返還することを求める

など、初期償却に対する考え方は東京近郊だけでもばらつきがあります。

初期償却に対する解釈が異なっていれば、当然それ以外の償却額も異なります。そのため入居期間未満での退去時する際には未償却額(返金額)に違いが出てきます。

有料老人ホームなどで入居一時金の支払いを求められる場合は、初期償却について必ず押さえておくようにしましょう。

この記事のまとめ

  • 「償却」とは一括でホームに前払いした家賃が、1か月ごとに消費されていくこと
  • 想定入居期間内に退去した場合には、償却されていない残金が返還される
  • 返金額に関しては都道府県ごとに初期償却に関する考え方や解釈が異なっている

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