認知症の方が暮らしやすい設計を採用
グランクレール世田谷中町ケアレジデンスは、東急田園都市線「用賀」駅から徒歩15分のサービス付き高齢者向け住宅(特定施設入居者生活介護)です。お散歩ができるほど広い中庭があり、四季折々の風景を眺められます。副支配人の植松さんによると「居室の窓からも中庭を望めるため、秋にはお部屋から紅葉が見られるんですよ」とのことです。
「認知症の方が暮らしやすいように設計されているのが当館の特長です」と支配人の榎さんは言います。トイレの壁は黄色、手すりは赤というように色を分けることで、認知症の方にとって何がどこにあるか分かりやすいデザインになっているそうです。また廊下の端には椅子が置かれています。「座る」という行為は徘徊行動などによる不安感を和らげ、気持ちを落ち着ける作用があるとのこと。認知症の方でも心穏やかに生活できると感じました。
おすすめポイント “会議やカンファレンスを丁寧に実施しています”
植松さんは「毎日ミーティングをおこなっているほか、フロアごとにスタッフを固定し、入居者様のご様子をきめ細やかに把握できるようにしています」と話します。 また、ご入居前の方とのカンファレンスを丁寧におこなっているのが特長です。
以前、退院直後の方を受け入れた際には、ご入居後の介護・看護方針についてご家族へ細かくヒアリング。また退院のお祝いにお花を贈ってはどうか、という職員の提案をもとにご家族からお花を渡したところ、ご本人が大変喜んでくださったそうです。「受け入れ対応がしっかりしていたとご家族からお褒めの言葉をいただき、嬉しかったですね」と植松さんは話していました。
気になるポイント
グランクレール世田谷中町ケアレジデンスは介護が必要な方向けの住宅です。そのため積極的にイベントに参加したい方やアクティブに生活したいというお元気な方には不向きとなります。 さまざまなイベントに参加していきいきと暮らしたいという方は、同じ敷地内にあるグランクレール世田谷中町シニアレジデンスへの入居を検討してみるのもいいでしょう。