北斗市の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅　ほっと」をはじめとした、北海道/北斗市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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北斗市の老人ホーム・介護施設について

北斗市は、北海道の西部にある道南地方に位置している市です。旧上磯町と旧大野町の合併によって誕生しました。こちらでは「北斗市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

北斗市の特徴

北斗市役所（北海道北斗市）（Ozizo - Ozizo's file, パブリック・ドメイン, リンクによる）

北斗市の人口は4万5,657人です。65歳以上の高齢者人口は1万3,680人で、高齢化率は29.96％となっています。北斗市の面積は397.44㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

北斗市の魅力

北斗市は、津軽海峡や函館湾に面しており、豊かな大地と海に恵まれています。北海道の中でも積雪が少なく、比較的温暖な地域です。市域のおよそ7割が国有林を含む山林で、平野部には大規模な農耕地が開拓されています。

北斗市には、豊かな自然を感じられるスポットが点在しています。きじひき高原のパノラマ展望台からは、函館山や大野平野、噴火湾などを一望できます。「八郎沼公園」「上磯ダム公園」「匠の森公園」「木もれ陽の森」といった憩いの場もあります。

なかでも「上磯ダム公園」は桜の花見スポットとしても人気です。大山桜やソメイヨシノなどが植えられているほか、8月ごろにはアジサイを楽しめます。

北斗市には特産品がたくさんあります。海産物ではホッキ貝・峩朗（がろう）カキ、農産物では米・長ネギ・トマトといった、自然豊かな地で育ったグルメが魅力です。

北斗市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

北斗市の主要な駅

北斗市には、JR函館本線・北海道新幹線・東北新幹線、道南いさりび鉄道が走っています。主要な駅は「新函館北斗」駅です。そのほか市内では、路線バスと巡回ワゴンが運行しています。買い物や通院などの移動に便利です。

北斗市役所

北斗市役所の所在地は、北斗市中央1丁目3-10です。「北斗市役所」バス停から徒歩すぐの場所にあります。

要介護認定の申請窓口は、民生部保健福祉課です。本人やご家族以外に、地域包括支援センターや介護保険施設などによる代理申請も可能です。

参考：北斗市役所

北斗市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

北斗市には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2021年4月1日現在）。

参考：北海道「地域包括支援センターについて」

北斗市のイベント

法亀寺しだれ桜（2014年5月）（おちむしゃ20150505 - 自身で撮影, パブリック・ドメイン, リンクによる）

北斗市市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「北斗桜回廊ライトアップ」は、毎年4月下旬〜5月上旬にかけて「法亀寺（ほうきじ）」「松前藩戸切地陣屋（まつまえはんへきりちじんや）」、大野川沿いの3つの会場で開催されるイベントです。樹齢300年を超える「法亀寺」の枝垂れ桜や国指定史跡・松前藩戸切地陣屋跡にある桜のトンネル、大野川沿いの桜並木、清川千本桜をつなぐ周回のコースです。夜は、ライトアップが実施され幻想的な夜桜を楽しめます。

「トラピスト通り並木道ライトアップ」は、毎年12月中旬から下旬にかけて「トラピスト修道院」周辺で開催されるイベントです。トラピスト修道院に続くおよそ400mの並木道に、150基の照明を灯してライトアップされます。12月24日には、修道院の建物に続く階段にワックスキャンドルが並べられ、温かな灯りで周囲を包み込みます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

北斗市の高齢者支援制度

北斗市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者運転免許証自主返納支援事業

高齢者の運転による交通事故を減らすために、タクシー利用券を交付する事業です。運転免許証を自主返納した方に、100円相当のタクシー利用券を150枚交付します。1回の乗車で使える枚数に制限はありません。利用期限は、交付が決定してから2年間です。

対象となるのは、以下のすべての条件に該当する方です。

市内在住の70歳以上の高齢者の方
運転免許証を自主返納してから、1年以内の方
市税を滞納していない方

※運転免許証を更新せずに、失効した方は対象外です。

お問い合わせは、市役所民生部保健福祉課で受け付けています。

参考：北斗市「高齢者運転免許証自主返納支援事業」

高齢者世帯等住宅改修費助成事業

高齢者の快適な住環境の確保と自立した日常生活を支援するために、住宅を改修する場合にかかる費用の一部を助成する事業です。助成回数は1世帯につき1回限りです。対象の工事は、手すりの取付け、段差の解消、滑り防止・移動の円滑化などです。

助成額は、支出額（実費）と補助基準額（50万円）を比較して、少ない金額に下記の補助率を乗じた金額です。千円未満の端数は切り捨てます。

補助率は以下の通りです。

市民税非課税世帯は、10分の7
市民税課税・所得税非課税世帯は、10分の6
所得税課税世帯は、10分の5

対象となるのは、市内で在宅生活を送る方のうち、下記のいずれかに当てはまる世帯です。

65歳以上の高齢者のみで構成されている世帯
1 の世帯に次のいずれかに該当する方のみが同居している世帯
- 身体障がい者手帳の交付を受けている方
- 療育手帳の交付を受けている方
- 精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方
- その世帯に扶養されている満18歳未満の方
  　　　　(※注：高校生の場合は、満18歳に達する日以後最初の3月31日までの方)
要介護者または要支援者が居住している世帯
下肢、体幹または乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障がい（移動機能障がいに限る）がある、障がい程度等級3級以上の身体障がい者または学齢児以上の身体障がい児がいる世帯

お問い合わせは、市役所民生部保健福祉課で受け付けています。

参考：北斗市「高齢者世帯等住宅改修費助成事業」

在宅高齢者等向け除雪サービス

自力で除雪するのが難しい世帯に向けて、除雪サービスをおこなう事業です。町内会の方々の善意（ボランティア）による助け合い活動です。除雪の範囲は、玄関先・間口部分は1カ所のみ（車庫前は原則として対象外）です。

対象となるのは、以下のいずれかに該当する、除雪が困難な世帯です。

介護認定を受けている、または持病・障がいなどがある75歳以上の高齢のみの世帯
重度障がい者のみで構成されている世帯
65歳以上の高齢者と重度障がい者のみで構成されている世帯
そのほか、上記1～3に当てはまる状況のある世帯

※近くに除雪を手伝ってくれる親族や子どもがいないことを原則とします。

お問い合わせは、市役所民生部保健福祉課で受け付けています。

参考：北斗市「在宅高齢者等向け除雪サービスの申込みについて」

北斗市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

北斗市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。北斗市の隣接地域は、函館市、上磯郡木古内町、亀田郡七飯町、茅部郡森町、檜山郡厚沢部町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。