千葉市中央区の要介護の受入が可能な軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウスはつらつ浜野」をはじめとした、千葉県/千葉市中央区の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホーム/要介護の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

千葉市中央区の老人ホーム・介護施設について

中央区は千葉市の南西部に位置し、公共施設やオフィスビル、商業施設が集まるエリアです。千葉の都心として、市街地の開発が続いています。ここでは「千葉市中央区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

千葉市中央区の特徴

中央区役所（Wikipediaより）

千葉市中央区の人口は、21万245人です。65歳以上の高齢者の人口は4万7,880人で、高齢化率は22.77％になっています（2021年1月1日現在）。千葉市中央区の面積は44.71㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調29ページ」

千葉市中央区の魅力

千葉市中央区は、千葉県の中心地として栄えているエリアです。鉄道・バス・モノレールといった公共交通の拠点になっています。

千葉中央港地区の周辺では、ウォーターフロントのまちづくりが進められています。「千葉ポートパーク」は、人工海浜のビーチプラザがあり、ウィンドサーフィン、砂浜の散策や貝拾いなどが楽しる人気のスポットです。また、芝生広場ではコンサートやスポーツ大会が開催されています。

そのほか「千葉市都市緑化植物園」は花木、生垣、灌木（かんぼく）の見本園がある緑豊かな施設です。バラをはじめとして、睡蓮（すいれん）やハイビスカスといった植物を観察できます。

千葉市中央区の食べ物では、焼き蛤（はまぐり）や田子作煎餅（たごさくせんべい）が名物です。

千葉市中央区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

千葉市中央区の主要な駅

千葉市中央区にはJR総武本線・総武線・外房線・内房線・京葉線（東京～曽我）・成田線（千葉～銚子）、京成千葉線・千原線、千葉都市モノレール1号線・2号線が走っています。交通機関が幅広く発達しているので、車がなくても移動しやすいエリアです。

主要な駅は「千葉」駅です。JR総武本線・総武線・成田線・外房線・総武線、千葉都市モノレール1・2号線が乗り入れています。千葉県内だけでなく、東京方面への移動に便利です。

中央区役所

中央区役所の所在地は、千葉市中央区中央4丁目5-1です。京成「千葉中央」駅から徒歩5分の場所にあります。モノレールの場合は、千葉都市モノレール「葭川（よしかわ）公園」駅から徒歩4分です。

要介護認定の申請は、中央区役所に併設された中央保健福祉センターの高齢障害支援課介護保険室で受け付けています。申請の手続きは、本人や家族だけでなくケアマネジャーや入所中の介護保険施設、あんしんケアセンター（地域包括支援センター）に代理申請を依頼することも可能です。

参考：中央区役所

千葉市中央区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

千葉市では、地域包括支援センターは「あんしんケアセンター」という名前で運営されています。中央区内の「あんしんケアセンター」は5カ所です（2021年8月18日現在）。お住まいの地域を担当する施設に相談できます。

参考：千葉市「千葉市あんしんケアセンター（地域包括支援センター・指定介護予防支援事業所）」

千葉市中央区のイベント

千葉市中央区で毎年開催されている恒例のイベント・お祭りをご紹介します。

「千葉の親子三大夏祭り」は45年以上の歴史を持つイベントで、毎年8月に開催されてきました。すでに長く千葉に住んでいる方も、新しく引っ越してきた方も、千葉のことを「自慢できるふるさと」と思えるようにと、企画されました。中央公園のステージでは、子どもたちのダンスコンクールやバンド競演、山車（だし）、太鼓、神輿（みこし）のパレードや出店や屋台といった、多種多様な演出で盛り上がります。

「千葉湊大漁まつり（千葉市民産業まつり）」は、毎年11月に開催されているイベントです。中央港にある千葉ポートパークで開催されます。メイン会場において先着順でおこなわれる、さまざまな物産品の大盤振る舞いが評判です。

千葉市中央区の高齢者支援制度

千葉市中央区で利用できる高齢者支援制度を一部ご紹介します。

高齢者住宅改修費支援サービス事業

手すりの設置、段差の解消、引き戸への変更といった身体状況に合わせた改修工事の費用を助成する事業です。病気や障害に伴う身体機能の低下で日常生活に支障がある場合に、適用されます。

対象は、市内在住の65歳以上で、要介護（要支援）認定を受けている方です。改修工事の着工前に申請が必要です。千葉市中央保健福祉センター内の高齢障害支援課で受け付けています。

参考：千葉市「高齢者住宅改修費支援サービス事業」

おむつ給付等事業（高齢者）

高齢者が利用する紙おむつの給付や布おむつの貸与をおこなっている事業です。

市が指定する一覧のなかから業者を選び、おむつの種類と枚数を決めて見積もりを受けます。審査を通過して給付が決定すると、毎月1回（布おむつの場合は週1回）、事前の決定内容どおりにおむつが届けられます。

対象者は以下の6点をすべて満たす方です。

介護保険で要介護1～5のいずれかの認定を受けていること
常時失禁状態にあること
千葉市内に住所を有し、千葉市内の居宅で介護を受けていること
生活保護法による保護、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付を受けていないこと
ご本人およびご本人と同一住所地に居住する親族全員が市民税非課税であること
在宅重度心身障害者おむつ給付事業の給付を受けていないこと

申請は、中央区の高齢障害支援課高齢支援班で受け付けています。

参考：千葉市「おむつ給付等事業（高齢者）」

要援護高齢者等日常生活用具給付事業

電磁調理器と火災警報器、自動消火器、シルバーカーなどの日常生活用具を給付する事業です。市が指定する事業者一覧から業者を選んで見積もりを取り、購入前に申請する必要があります。

対象者は千葉市に在住するおおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者です。細かな対象要件や基準額は日常生活用具の種目ごとに異なるので、よく確認してください。また、基準額を超えると差額分は自己負担となります。申請は保健福祉センター高齢障害支援課で受け付けています。

参考：千葉市「要援護高齢者等日常生活用具給付事業のご案内」

千葉市中央区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

千葉市中央区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。中央区と隣接しているのは、千葉市美浜区、若葉区、稲毛区、緑区、市原市です。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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