三戸郡南部町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ケアホーム　福の里」をはじめとした、青森県/三戸郡南部町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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三戸郡南部町の駅から探す

苫米地駅 (1)

施設の種類

三戸郡南部町の老人ホーム・介護施設について

三戸郡（さんのへぐん）南部町（なんぶちょう）は、青森県三戸郡の東部に位置する町です。こちらでは「三戸郡南部町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

三戸郡南部町の特徴

聖寿寺館は、青森県三戸郡南部町にあった城跡。（MChew - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

三戸郡南部町の人口は1万7,569人です。65歳以上の高齢者人口は6,828人で、高齢化率は38.86%となっています。三戸郡南部町の面積は153.12㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

三戸郡南部町の魅力

三戸郡南部町には、史跡が多く残っています。「南部利康霊屋（なんぶとしやすたまや」や「八戸のえんぶり（福田上えんぶり組）」「聖寿寺館跡（しょうじゅじたてあと）」「田中家住宅主屋・米蔵・門」「村井家住宅主屋」は国指定の文化財です。

また、三戸郡南部町は自然に恵まれています。町内ではニンニク、ピーマン、リンゴ、西洋ナシ、サクランボなどの栽培が盛んです。観光農園もあり、フルーツ狩りをはじめとする体験ができます。

ほかにも、南部町は「南部手踊り」の発祥地として知られています。宴会などで楽しまれていた踊りがもととなり、時代を経て多くの芸人に親しまれるようになった踊りです。数百年以上の歴史があり、1994年には町の無形文化財に指定されました。

三戸郡南部町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

三戸郡南部町の主要な駅

三戸郡南部町には、青い森鉄道が通っています。主要駅は「苫米地（とまべち）」駅です。青い森鉄道で、三戸町方面や青森市方面にアクセスできます。

そのほか、路線バスの「南部バス」やコミュニティバス「なんぶちぇりバス」が運行しています。いずれも、八戸県域のICカード「ハチカ」の南部町エリア定期を持っている方は、町内は無料で利用可能です。

南部町役場

南部町役場の所在地は、三戸郡南部町大字平字広場28-1です。「南部町役場前」バス停で下車した後、歩いてすぐに到着します。

要介護認定の申請窓口は、南部町役場福祉介護課（介護保険班）です。

参考：南部町役場

三戸郡南部町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

三戸郡南部町には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2020年10月1日現在）。

参考：三戸郡南部町「地域包括支援センター」／青森県「青森県地域包括支援センター」

三戸郡南部町のイベント

三戸郡南部町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「極寒祭（ごっかんさい）inチェリウス」は例年2月上旬に「南部町農林漁業体験館チェリウス」をメイン会場として開催されるイベントです。あわせて「えんぶり」とよばれる神事を鑑賞するイベントがおこなわれます。

「南部町春まつり」は例年5月3・4日に「法光寺（ほうこうじ）」をメイン会場として開催されるお祭りです。子どもたちが千本松の並木道を進む「稚児行列」やステージイベントといった催しものがおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

三戸郡南部町の高齢者支援制度

三戸郡南部町が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

介護用品給付事業

紙おむつなどの介護用品を購入する際に使用できる引換券を給付する事業です。高齢者等を介護している家族の、経済的負担の軽減を目的にしています。

6,250円分の引換券を毎月給付します。購入できる用品は以下です。

おむつ
大人用おしり拭き
尿とりパット
使い捨て手袋
清拭剤、ドライシャンプー
口腔ケア用品
消毒剤、消臭剤
とろみ調整剤
防水シーツ
コンビパジャマ

対象者は「住民税非課税世帯に属する要介護4以上の高齢者などを、在宅で介護中の家族（介護している家族についても住民税非課税世帯に限る）」です。ただし生活保護を受けている方は対象外となります。お問い合わせ先は、南部町役場福祉介護課（地域福祉班）です。

参考：三戸郡南部町「介護用品給付事業」

外出支援サービス事業

寝たきりの方や車いすの方を対象にした移送サービスです。「通院」「入退院」「介護保険施設などへの入退所」の際に利用できます。利用料は、登録料金が年額1,000円、基本料金は5kmまで500円、それ以降は1km当たり50円です。

対象となるのは以下の2点のいずれかに該当する方です。

65歳以上で、心身の障害および疾病などにより、一般の交通機関を利用することが困難な方
おおむね60歳以上で、下肢が不自由な方

お問い合わせは、南部町役場福祉介護課（地域福祉班）で受け付けています。

参考：三戸郡南部町「外出支援サービス事業」

軽度生活援助事業

高齢者が自立した生活を維持できるように、軽度の生活援助をおこなう事業です。補助できる内容は以下の通りです。

外出・散歩の付き添いなどの、外出時の援助
宅配の手配や食材の買い出しなどの、食事・食材の確保
洗濯、日干し、クリーニングなどの、洗濯物の搬出入
家屋内の整理・整頓
その他、対象者の生活支援の上での、軽易な日常生活上の援助

利用料金は1時間あたり225円です。原材料費などが発生した場合は、利用者が実費を負担します。利用回数は、原則として1回あたり1時間以内・週2回までです。

対象となるのは以下2点のいずれかに該当する方です。

65歳以上の単身世帯、高齢者のみの世帯に属する方
65歳未満であって特に必要と認められる方

ただし介護保険サービスまたは障害福祉サービスを利用できる方や、支援できる親族がいる方は対象外となります。お問い合わせは、南部町役場福祉介護課（地域福祉班）で受け付けています。

参考：三戸郡南部町「軽度生活援助事業」

三戸郡南部町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

三戸郡南部町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。三戸郡南部町の隣接地域は、八戸市、三戸郡三戸町・五戸町・新郷村、岩手県二戸市、九戸郡軽米町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。