能代市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅　あかつきの芽」、「能代親孝の里サービス付き高齢者向け住宅」、「シルバーピュア　能代」をはじめとした、秋田県/能代市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 9件

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能代市の老人ホーム・介護施設について

能代（のしろ）市は秋田県の北西部に位置しています。日本海に面した市です。こちらでは「能代市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

能代市の特徴

能代市役所新庁舎とさくら庭（掬茶 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

能代市の人口は5万1,409人です。65歳以上の高齢者の人口は2万988人で、高齢化率は40.83％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は426.95㎞2です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／能代市「能代市のプロフィール」

能代市の魅力

能代市は、山々や海を有する自然豊かな街です。北に世界自然遺産の「白神（しらかみ）山地」があり、東は出羽（でわ）山地の森林地帯、西は日本海に囲まれています。

自然に恵まれた環境でありながら、県庁所在地の秋田市まで60～80km圏内と利便性が高いエリアです。また全国の主要都市とのアクセス網が発達しているの魅力。鉄道や日本海沿岸東北自動車道といった陸路、大館（おおだて）能代空港や秋田空港を経由する空路が整っています。

そのほか、能代市ではさまざまなまちづくりに取り組んでいます。名門「能代工業高校」にちなんだバスケットボールを使ったまちづくりや、木材の産地であることを生かした「木都能代」を推進しています。さらに、能代市にはJAXA能代ロケット実験場があることから「宇宙のまちづくり」を進めています。

能代市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

能代市の主要な駅

能代市にはJR奥羽本線・五能線が走っています。主要駅は「東能代」駅です。両路線を利用可能です。

また能代市では電車以外にも市街地巡回バス「はまなす号」や予約制乗合タクシー「コサクル」が利用できます。

能代市役所

能代市役所の所在地は能代市上町1-3です。「能代」駅から、市街地巡回バス「はまなす号」に乗車し「市役所前」バス停からすぐの場所にあります。
要介護認定の申請は、本庁長寿いきがい課または二ツ井地域局市民福祉課で受け付けています。

参考：能代市役所

能代市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

能代市内には、地域包括支援センターが4カ所設置されています。

参考：能代市「能代市地域包括支援センターのおしらせ」

能代市のイベント

『能代若』と『愛季』（2018年）（掬茶 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

能代市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。

「能代役七夕（のしろやくたなばた）」は、毎年8月に能代市でおこなわれるお祭りです。見どころは、2013年に100年ぶりに復活した「天空の不夜城」です。高さ24mを超える豪華絢爛な灯ろうの城が夏の夜空を彩る様子は、迫力満点です。

「浅内（あさない）なごめはぎ」は、毎年大晦日に浅内地区でおこなわれる行事です。「なごめ」とは囲炉裏（いろり）で暖をとっているときに足につく火形のことで、怠け者の証拠とされてきました。行事では、能面を被った大人が「えぐねーわらし、えねがー」と言いながら、怠け癖がついた子どものなごめを剥ぎ取りに街を巡回します。国指定の無形民俗文化財に指定されています。

「東能代桜並木フェスティバル」は、毎年4月に能代工業団地交流会館前でおこなわれるイベントです。能代工業団地沿いに植えられた桜を横目に、地元住民や中学生といった市民参加者たちがさまざまな出し物を披露します。同時にウォーキングイベントがあり、にぎやかな雰囲気を楽しめます。

能代市の老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加することがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

能代市の高齢者支援制度　

能代市が展開する高齢者向けの支援制度を紹介します。

緊急通報装置（ふれあい安心電話）

急病をはじめとした緊急時にすぐ通報できる緊急通報装置を貸し出します。また、緊急通報装置を使って、週に1回安否確認を兼ねた「ふれあいコール」をおこない、生活相談に応じます。費用は取り付け工事を含み無料です。

対象は、おおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者、または高齢者のみの世帯の方です。非常時に対応できる協力員3人が必要になります。申し込みは、市役所長寿社会係または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：能代市「緊急通報装置貸与（ふれあい安心電話）」

高齢者外出支援サービス

一般の交通機関を利用することが難しい在宅の高齢者を、移送用車両（リフト付き、車イス装着のワゴン車）で福祉施設などへ送迎します。2022年1月18日現在は、二ツ井地域のみ対象です。利用料は無料です。

対象は65歳以上の、身体的に一般の交通機関を利用することが難しい方です。申請は、二ツ井地域局市民福祉課で受け付けています。

参考：能代市「高齢者外出支援サービス」

食の自立支援事業

高齢者の食生活の改善と安否確認のため、週3回夕食を配達する事業です。配達日は、月・水・金または火・木・土のいずれかを選べます。費用は、1食あたり400円です。

対象は以下の3点をすべて満たす方です。

65歳以上のひとり暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯に属している
調理が難しい
申請時に「要支援1・2」または「事業対象者」と判定されている

申請は、長寿いきがい課長寿社会係または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：能代市「食の自立支援事業」

能代市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

能代市で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで視野を広げてみましょう。能代市は北秋田市、山本郡藤里町・三種町・八峰町、北秋田郡上小阿仁村と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。