新城市の老人ホーム・介護施設について
新城(しんしろ)市は愛知県の東部に位置する市です。東三河地区に属しており、静岡県と隣接しています。こちらでは「新城市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。
新城市の特徴
新城市の魅力
新城市は自然あふれるエリアです。市内の80%ほどが豊かな緑に覆われており、落ち着いた暮らしを求めている方に適しています。
森林の保全活動が実施されている「四谷の千枚田」は、標高883mの鞍掛(くらかけ)山のふもとに広がる棚田です。「日本の棚田百選」に選定されており、水と緑にあふれた環境には数々の動植物が生息しています。
また「桜淵公園」は桜や紅葉と渓谷美が融合した景勝地で、絶景が広がっています。通称・三河の嵐山と呼ばれる風光明媚な公園です。
そのほか霊峰・鳳来寺(ほうらいじ)山は神秘的な雰囲気が感じられる場所です。推定樹齢800年、樹高は60.8mに上る「傘杉」は国の名勝と「新日本名木百選」に選ばれています。
新城市の主要な駅・市役所 ・地域包括支援センター
新城市の主要な駅
新城市内にはJR飯田線が走行しています。主要な駅は「新城」駅です。JR東海道新幹線の停車駅である「豊橋」駅に1本でアクセスできます。
そのほか「新城」駅からは「Sバス作手線」が運行しています。新城市役所や新城警察署といった場所への移動に便利です。
新城市役所
新城市役所の所在地は新城市字東入船115です。バスを利用する場合は「Sバス」に乗車し、「新城市役所」バス停で下車してから徒歩約2分で到着します。
要介護認定の申請は、本庁舎1階の健康福祉部 高齢支援課で受け付けています。
参考:新城市役所
新城市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談事に対して解決策を提示してくれます。
新城市の地域包括支援センターは1カ所です(2020年4月2日現在)。しんしろ福祉会館の2階にあります。また、地域の身近な相談窓口として「高齢者ふれあい相談センター」が6カ所設けられています。
参考:新城市「高齢者の総合相談窓口紹介」
新城市のイベント
新城市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「長篠合戦のぼりまつり」は、例年5月5日に長篠城址で開催されているお祭りです。かつて新城市でおこなわれた「長篠の戦い」で倒れていった両軍の将士を慰霊するために催されています。当日は法要のほか、合戦行列、火縄銃演武、長篠陣太鼓演武、弓の演武を観覧できます。
「新城納涼花火大会」は、例年8月13日に桜淵公園内で開催されるイベントです。約2,000発の打ち上げ花火が新城市の夜空を彩ります。会場は山の間にあるため、花火の炸裂音が反響し、迫力のある音を聴けます。
老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。
新城市の高齢者支援制度
新城市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。
緊急通報システム
急病や災害時に迅速な対応ができるよう、無料で緊急通報装置を貸し出しています。緊急通報装置のボタンを押すと市と契約を結んでいる業者に通報が入る仕組みです。また、月に1回、電話で体調確認をしてくれます。
高齢者タクシー料金助成
自家用車を持っていない人に対して、タクシーの利用料金の一部を助成しています。1回のタクシー乗車ごとに700円分のチケットを1枚使えます。年間利用は24回までです。
配食サービス
高齢者の方の食生活の改善や健康維持、安否確認を目的に、週1~3回までお弁当を配達しています。利用料金は1食あたり324円です。利用者の健康状態や食生活を確認してサービスが利用できるか判断します。
新城市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
新城市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。新城市と隣接しているのは、豊橋市、岡崎市、豊川市、豊田市、北設楽郡設楽町・東栄町、静岡県浜松市です。