岡崎市の口コミ・評判ありのグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　かぐや姫」、「グループホーム　額田　あじさいの家」をはじめとした、愛知県/岡崎市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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岡崎市の老人ホーム・介護施設について

岡崎市は愛知県のほぼ中央に位置する市です。こちらでは「岡崎市の高齢者の暮らし」についてご紹介します。

岡崎市の特徴

岡崎城

岡崎市の人口は38万6,252人で、65歳以上の人口は9万1,116人、高齢化率は23.59％です。（2021年1月1日現在）。

面積は387.20㎢で、以下の8地域に分けられます。

岩津
中央
太平
東部
矢作（やはぎ）
岡崎
六ツ美
額田（ぬかた）

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／岡崎市「岡崎市統計ポータルサイト」「岡崎市都市計画マスタープラン」

岡崎市の魅力

岡崎市は徳川家康の出生の地であり、徳川家にまつわる史跡が多いことが特徴です。「岡崎公園」のなかには「岡崎城」や「東照公産湯（とうしょうこううぶゆ）の井戸」といった有名なスポットがあります。

岡崎市には、徳川家に関するもの以外にも史跡が残っています。東海道の宿場である「藤川宿」には黒松の並木や脇本陣（わきほんじん）跡が残り、江戸時代の様子を現在に伝えています。

その他、交通の便がよく、名古屋まで電車で30分圏内です。そのため名古屋で働く人たちのベッドタウンとして発展しています。史跡や公園で自然を感じられるいっぽう、都市として発展した「生活しやすい市」といえます。

岡崎市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

岡崎市の主要な駅

岡崎市にはJR東海道本線、名古屋鉄道名古屋本線、愛知環状鉄道が走っています。主要駅は「東岡崎」駅です。名鉄名古屋本線を使えば、「名鉄名古屋」駅まで一本で行けます。「東岡崎」駅は1日あたりの乗降客数が3万7,000人と、規模の大きな駅です。車椅子対応エレベーターやトイレといったバリアフリー設備が充実しています。

岡崎市役所

岡崎市役所は、岡崎市十王町2丁目9にあります。名鉄「東岡崎」駅から徒歩10分です。バス利用の場合は、名鉄バス「岡崎市役所」バス停から徒歩2分です。

岡崎市の要介護認定の申請窓口は、福祉会館に設置されている介護保険課（1階19番窓口）です。福祉会館の住所は「岡崎市朝日町3丁目2」となります。その他、市内各地にある支所で申請できます。

参考：岡崎市役所

岡崎市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

岡崎市の地域包括支援センターは「シニアサポートセンター」という愛称で、市内20カ所に設置されています（2021年4月1日現在）。

参考：岡崎市「地域包括支援センター」

岡崎市のイベント

山車の町曳き（Evelyn-rose - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

岡崎市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「能見神明宮大祭（のみしんめいぐうたいさい）」は、毎年5月の第2日曜日に元能見町（もとのみちょう）の神明宮界隈で開催されるお祭りです。江戸中期から始まったといわれ、御神輿渡御（おみこしとぎょ）や山車宮入り（だしみやいり）といった伝統的な祭礼行事がおこなわれます。

「岡崎城下家康公夏まつり」は、毎年7～8月に実施されるイベントです。岡崎の名産品「八丁味噌」の生産に使用した大桶を太鼓に加工した「味噌六太鼓」の腕比べや、桶の「タガ」をフラフープのように回す「タガフープ」の競技会が開催されます。

介護施設や老人ホームによっては、職員と一緒に地域のイベントに参加することがあります。興味のある方は入居前に施設側に尋ねてみるのがおすすめです。

岡崎市の高齢者支援制度

岡崎市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

家具転倒防止金具の取付け

災害に備えて、1世帯5カ所まで、無料で転倒防止金具を取り付けてくれるサービスです。取り付け対象は木製家具か冷蔵庫に限ります。

対象者は市内在住の方で「65歳以上の高齢者のみの世帯」「介護保険で要介護3以上である」「65歳以上で生活保護を受けている」「身体障がい者手帳1・2級、療育手帳A判定の交付を受けている」「精神障がい者保健福祉手帳1級の交付を受けている」のいずれかに該当する方です。

参考：岡崎市「家具転倒防止金具の取付け」

高齢者見守り支援事業

新聞配達、郵便配達、配食サービスといったサービス事業者が、業務中に高齢者を見守る事業です。事業者は市役所に申込みをすれば、「岡崎市高齢者見守り支援事業所」として登録されます。

異常を感じた際には、迅速に地域包括支援センターや市役所に連絡してくれます。孤立死を防ぐことにつながる取り組みです。

参考：岡崎市「高齢者見守り支援事業」

介護教室

岡崎市では地域包括支援センターで「介護教室」を開催しています。家庭における介護方法の知識や介護技術に関する学習、情報交換をおこないます。

介護について一緒に考えたり学んだりすることで、介護者がリフレッシュできる内容となっています。開催に関する最新情報は市政便りに記載してあります。

参考：岡崎市「介護教室（介護している家族のかたへ）」

岡崎市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

岡崎市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。岡崎市に隣接しているのは、豊川市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、新城市、額田郡幸田町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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