岩出市の口コミ・評判ありのサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「バナナホーム金池」、「エルダリーハウスえんがわ」をはじめとした、和歌山県/岩出市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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岩出市の老人ホーム・介護施設について

岩出（いわで）市は、和歌山県の北部に位置する市です。広域幹線道路の整備が進み、和歌山市や大阪都市圏へもアクセスしやすいベッドタウンとなっています。ここでは「岩出市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

岩出市の特徴

岩出市役所（阪神強いな - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

岩出市の人口は5万3,995人です。65歳以上の高齢者人口は1万2,694人で、高齢化率は23.51％となっています。

岩出市の面積は、38.51㎢です。エリアは岩出地区、山崎地区、根来（ねごろ）地区、上岩出地区の4つに分けられます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／岩出市「いわで交流マップ」

岩出市の魅力

岩出市は、自然豊かな地域です。市の南側には紀の川が流れ、市街地や田園風景が広がっています。北側には和泉山脈が連なっています。降水量は年平均1,300ミリ程度と県内のほかの自治体よりも少なく、平均気温は16℃前後と比較的穏やかな気候です。

岩出市にある新義真言宗の総本山「根来寺（ねごろじ）」は、開山から約900年の歴史を持つ由緒正しい寺です。国宝のなかで最も大きい木造の塔「大毘廬遮那法界体性塔（だいびるしゃなほっかいたいしょうとう、通称・大塔）」があり、重要文化財である「本尊大日如来（だいにちにょらい）」「金剛サッタ」「尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)」がまつられています。境内には桜や紅葉などが植えられ、四季折々の自然と古き良き日本の風情を堪能できるスポットとなっています。

また、岩出市の代表的な特産品が「ねごろ大唐」です。長さ10～15センチと一般的なものよりも大きいシシトウで、肉厚で柔らかい食感が特徴です。辛みが少なく、料理に幅広く活用できます。そのほか、カーネーションの産地としても有名です。

岩出市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

岩出市の主要な駅

岩出市には、JR和歌山線が通っています。主要駅は「岩出」駅です。

また市内では、岩出市巡回バス、大阪方面路線バス、紀の川コミュニティバスが走っています。岩出市巡回バスでは、満65歳以上の方が無料で乗車できる「あいあいカード」を利用できます。紀の川コミュニティバスは、岩出市と紀の川市が共同運行するバスです。駅や公共施設、病院やスーパーを巡回します。

岩出市役所

岩出市役所は、岩出市西野209にあります。JR和歌山線「岩出」駅から徒歩12分で着きます。バスを利用する場合は「岩出市役所」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は、生活福祉部地域福祉課介護保険係で受け付けています。

参考：岩出市役所

岩出市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

岩出市には、地域包括支援センターが1カ所設置されています。

参考：岩出市「岩出市地域包括支援センター」

岩出市のイベント

Negoroji in Iwade, Wakayama prefecture, Japan（663highland - 投稿者自身による著作物, CC 表示 2.5, リンクによる）

岩出市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「紀州根来寺かくばん祭り」は、例年11月下旬に根来寺で開催されるお祭りです。開催年によっては、道の駅「ねごろ歴史の丘」や旧和歌山県議会議事堂で開催されています。僧侶による法話のほか、根来の子守歌と踊り、語り部ツアーなど、さまざまな催しがおこなわれます。

「いわで夏まつり」は、毎年8月の最終週の土曜日に大宮緑地総合運動公園で開催されるお祭りです。見どころは花火大会で、15分間で約1500発もの花火が打ち上げられます。根来鉄砲隊の演武やいわでおどりのほか、商工会が主催するいわで楽市も開催されます。

「よみさし祭」は、毎年10月第1土曜日に大宮神社で実施される神事です。昼と夜の2回、神輿渡御（みこしとぎょ）がおこなわれるのが特徴です。日中は五穀豊穣を願い、本殿で稚児献饌（ちごけんせん）や舞、獅子舞などが奉納されます。深夜0時には白装束の神職や氏子の男子が2組に分かれ、東西の御旅所（おたびしょ）に進み、村の境に榊を立てます。榊の葉をいただくと病気やけがが治ると言い伝えられている、民俗学的にも珍しいお祭りです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

岩出市の高齢者支援制度

岩出市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

紙おむつ支給

自宅で高齢者の介護をしている方に、紙おむつを支給するサービスです。テープ止めタイプやパンツタイプ、フラットタイプNEWシートなど多岐にわたる種類から選べます。タイプやサイズによって支給される枚数は異なります。支給上限額は月額4,600円（税込）です。

対象となるのは、介護を受ける「対象者」と「申請者」の要件をそれぞれすべて満たす方です。

対象者	申請者
市内に住所があり、在宅生活をしている65歳以上の方介護保険の要介護認定を受けている方寝たきりまたは認知症の方常に失禁状態にある方所得税非課税の方	対象者を介護する家族などの方市内に住所がある方親族または対象者と同一世帯に属する方対象者と同居している方同一住所にある方の直近分の所得税が非課税である方

参考：岩出市「岩出市紙おむつ支給申請書」

ふれあい給食サービス

調理が難しい高齢者に、栄養バランスの改善を目的とした食事を配達するサービスです。利用日はふれあい給食カレンダーの記載に則り、月に2回となります。料金は1食200円です。配達時間は夕方で、配達員に直接料金を支払います。

対象となるのは、市内の自宅に一人で暮らす65歳以上の高齢者または高齢者のみの世帯で、調理が困難な方です。そのほか、サービスを受ける必要があると市長が認めた方も対象となります。

参考：岩出市「岩出市ふれあい給食サービス事業利用申請」

緊急通報体制事業

突然の体調不良や災害時に、高齢者が迅速に通報できるよう緊急通報装置を貸与するサービスです。

緊急通報装置の「緊急」ボタンを押すとコールセンターへとつながります。状況次第で消防へ救急車の出動要請をしたり、協力員へ確認依頼の連絡をしたりします。また「相談」ボタンを押すと、看護師や保健師による24時間の健康相談が可能です。

利用に当たっては、原則として3名の協力員の登録と固定電話回線が必要です。固定電話がない場合は、携帯電話があればモバイル型の機器を利用できます。

月額の利用料は、以下の表のように、前年所得税額によって異なります。

対象者	固定型	モバイル型
生活保護法による被保護世帯（単給世帯を含む）生計中心者が前年所得税非課税世帯	0円	0円
生計中心者の前年所得税課税年額が10,000 円以下の世帯	1,358円	1,716円
生計中心者の前年所得税課税年額が10,001 円以上の世帯	2,090円	2,640円

対象となるのは「市内在住の65歳以上の一人暮らし高齢者、または同居中でも日中一人で過ごす時間が長い高齢者」です。そのほか「一人暮らしの重度心身障がい者」や「65歳以上の高齢者のみで構成される世帯」も対象としています。

参考：岩出市「岩出市緊急通報申請書一式」

岩出市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

岩出市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。岩出市は和歌山市、紀の川市、大阪府泉南市、阪南市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。