東伯郡北栄町の要支援の受入が可能なグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　あずま園」、「認知症高齢者　グループホームほうじょう」、「グループホーム　こころの里」をはじめとした、鳥取県/東伯郡北栄町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホーム/要支援の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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グループホーム (4)

東伯郡北栄町の老人ホーム・介護施設について

東伯郡北栄町は、鳥取県の中部に位置する町です。こちらでは「東伯郡北栄町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

東伯郡北栄町の特徴

北栄町役場大栄庁舎（Phronimoi - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

東伯郡北栄町の人口は1万4,692人です。65歳以上の高齢者人口は5,183人で、高齢化率は35.28%になります。東伯郡北栄町の面積は、56.94㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（7月1日時点）」

東伯郡北栄町の魅力

東伯郡北栄町は特産品が豊富です。大栄スイカは糖度が高い大玉のスイカであり、ブランド品として評価されています。らっきょうは生命力が強く、砂地でも育つことから特産品として多く出荷されています。

また、砂丘畑は朝夕の寒暖差があるため、甘いぶどうづくりに適しています。巨峰やシャインマスカット、デラウェア、ピオーネなどの栽培が盛んです。北条ワインは良質な北条ぶどうを使用したワインです。ほかにも、地酒や砂丘ながいも、白ねぎ、メロン、セリ科の砂丘植物「浜防風」といった特産品があります。

東伯郡北栄町には「北条砂丘観光メロン園」や「サンサンぶどう園」、「あおがめ農園」といった収穫体験や農産物の購入ができる農園も点在しています。

そのほか東伯郡北栄町は、漫画『名探偵コナン』の作者である青山剛昌氏の出身地です。そのため、「青山剛昌ふるさと館」や「コナン通り」といった観光スポットが町内にあります。

東伯郡北栄町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

東伯郡北栄町の主要な駅

東伯郡北栄町には、JR山陰本線（京都-下関）が通っています。主要な駅は「由良」駅です。JR山陰本線を利用すると、京都方面や下関方面にアクセスできます。

このほか、東伯郡北栄町では路線バスや乗合タクシーも運行しています。

北栄町役場

北栄町役場の所在地は、東伯郡北栄町由良宿423-1です。「北栄町大栄庁舎前」バス停から徒歩2分で到着します。

要介護認定の申請は、福祉課窓口で受け付けています。

参考：北栄町役場

東伯郡北栄町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

東伯郡北栄町の地域包括支援センターは、北栄町役場福祉課内に1カ所設置されています。

参考：東伯郡北栄町「地域包括支援センター」

東伯郡北栄町のイベント

東伯郡北栄町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「北栄砂丘まつり」は、例年8月中旬に「お台場公園」で開催されるお祭りです。日中はクイズラリーやジャンボ輪投げ、ぶどうの皮飛ばし大会といった多くの催しがおこなわれます。夜には約2,500発の花火が打ち上げられる花火大会があり、1日を通して楽しめます。

「由良だんじり」は、例年10月下旬に東伯郡北栄町由良宿内で開催される行事です。米蔵から年貢米を積み出す千石船を祈願したお祭りといわれています。稚児と太鼓を乗せた屋台が由良宿内を練り歩きます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

東伯郡北栄町の高齢者支援制度

東伯郡北栄町が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

ほくえい見守り安心ネット

認知症高齢者を早期発見・保護できるようにするための取り組みです。認知症の方が行方不明になった際、行方不明者の情報を協力者や関係機関に共有します。協力機関は行方不明者の特徴に当てはまる方がいないか気を配り、倉吉警察署に連絡をします。

対象者は、認知症の高齢者を介護している家族などです。

事前登録は地域包括支援センターで受け付けています。

参考：東伯郡北栄町「『ほくえい見守り安心ネット』のご案内」

高齢者補聴器購入費補助金

高齢者の積極的な社会参加を促すために、補聴器の購入費用を一部補助します。補助額は購入費用の半額で、上限額は3万円です。

本事業の対象者や申請書については、下記の参考リンクよりご確認いただけます。

参考：東伯郡北栄町「高齢者補聴器購入費補助金」

日常生活自立支援事業

認知症などで判断能力が十分でない方をサポートするための取り組みです。福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理サービス、書類などの預かりサービスをおこないます。

利用料金は1時間以内1,200円（以降30分ごとに600円）で、書類などの預かりサービスは月額200円です。なお、生活保護世帯は無料となります。

対象となるのは、認知症や障がいがあり、判断能力が十分ではない方や日常生活において不安のある方です。

お問い合わせは、社会福祉法人北栄町社会福祉協議会で受け付けています。

参考：社会福祉法人北栄町社会福祉協議会「日常生活自立支援事業」

東伯郡北栄町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

東伯郡北栄町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。東伯郡北栄町が隣接しているのは、倉吉市、東伯郡琴浦町・湯梨浜町です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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