ヴィンテージ・ヴィラ横浜の口コミ・評判　つばめの巣（男性/70代）

全館が南向きで、高台に建っているので、日当たりは最高です。 玄関を入ると、ホールには吹き抜けとシャンデリアがあり、高級感がある。 食堂には中央にグランドピアノがあり、テーブルやいすもゆったりしている。 各個室には風呂があるが、多くの人は広い共同浴場を使用している。 入居者が自由に使えるプールとスポーツジム、趣味の部屋なども完備されている。 館内にケア施設があり、体調を崩したり、介護が必要になった人の受け皿になっている。 基本的にどの場所にも車いすで移動ができる。 個室には、単身用と夫婦用があり、１ＬＤＫの作り。荷物などはトランクルームが地下にある。 緑の多い立地で環境は良いが、鉄道の駅までバスで20分ほどかかるので、アクセスは良いとは言えない。

館内の行事では、毎月の誕生会、映画会、コンサート、などがある。 外出する行事は、デイトリップと言って、希望者にはバスによる日帰り旅行会がある。 コンサートなどは、名の知れた演奏家や、新進気鋭の若手演奏家を起用して、本格定期なもので大いに満足いくもの。 デイトリップには、医師と看護師が同行して、アクシデントに万全を期している。

25年ほど前に夫婦で入居して、入居金が4000万円台、毎月の費用が15万円くらいと聞いている。決して安いとは言えない金額。 食堂を利用すると、利用した分だけの食費がかかる。 入居時に、介護が必要になったりしたときのケア費用として、一人400万円ほど支払ったが、途中から介護保険制度が出来て、それとの整合性を解決するのに時間がかかった。 支払いは銀行口座から自動引き落としだった。 館内に銀行のＡＴＭがあり、お金に関しては便利だった。

食堂のメニューは、基本が2種類で、それにサイドメニューが数種類あって好みによってチョイスできるようになっている。 メニューは、基本的に定食形式だが、栄養バランスやカロリーなどが計算されていて、安心して食べられる物だった。 ケアに入っている人ようには、食堂のメニューをケアで食べられたり、介護度に応じて細かく切ったり、とろみをつけたり、一人一人にきめ細かな対応が出来ていた。

入居者は、基本的に自立して生活ができる人ばかりで、また、入居金も高いので、教育レベルや生活レベルの高い人が多く、気持ちの良い雰囲気があった。 スタッフの教育も行き届いており、基本的に入居者のために働いている雰囲気があった。 入居者の満足度も高かったと思う。

自立型の老人マンションなので、介護や看護の職員は多くはないが、要求には確実に対応できていた。 病気などの場合は、近くに総合病院があり、送迎や介護職員の付き添いなどもあって、安心できた。 異変があった時には、自室のベルを押すことによって24時間体制度で見守りがあった。 トイレに感知装置が付いており、ある時間以上の利用がない時には、自動的に職員が見守るようになっており、倒れている場合でも救える体制が出来ていた。

一番近い鉄道の駅からはバスで10分、バスターミナルから徒歩8分くらいで、公共機関のアクセスは良くない。 車の場合は、東京からだと東名横浜インターから数分なので、かなり便利だ。 総合病院、大手スーパーが徒歩圏内にあるが、コンビニや商店街はない。 自然環境としては、緑の多い場所で、起伏もある土地なので、変化がある。 天気が良ければ富士山が望める。

家族の訪問は基本的に自由で、応接間やファミリーダイニングといった家族だけで食事のできる部屋がある。 家族の宿泊用の部屋も用意されている。 基本的に自立した人が入居しているので、生活の自由度は大きい。 食堂でもアルコールが飲めるし、居室では自由に飲める。