沖縄市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ここいち池原」、「サービス付き高齢者住宅いきがいのまち美里」、「サービス付き高齢者住宅たんぽぽ」をはじめとした、沖縄県/沖縄市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 10件

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沖縄市の老人ホーム・介護施設について

沖縄市は、沖縄本島の中部に位置します。沖縄県内では、那覇市に次いで2番目に人口が多い市です。ここでは「沖縄市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

沖縄市の特徴

沖縄市役所（ja:user:Hykw-a4 - ja:画像:Okinawasiyakusyo.jpg, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

沖縄市の総人口は14万2,973人です。65歳以上の高齢者の人口は2万9,494人で、高齢化率は20.63％となっています（2021年1月1日現在）。

沖縄市の面積は49.00㎢です。沖縄市内は「北部地区」「中部地区」「東部地区」「西部地区」の4つに区分けされています。

北部地区には丘陵地が広がり、米軍基地の施設や区域が大半を占めています。中部地区は、国道329号と国道330号が交わるコザ十字路を中心として、用途地域が設定されているエリアです。東部地区は大部分が海岸低地で、近年は市街地化が進行しており人口が増加傾向にあります。西部地区は、戦後から胡屋（ごや）十字路を中心に基地の門前町や中部圏の中核都市として発展してきました。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／沖縄市「沖縄市の概要」「沖縄市を知ろう！」

沖縄市の魅力

沖縄市は、北側のエリアに「たきやんばる」とよばれる自然豊かな森が広がっています。また東側のエリアの泡瀬干潟（あわせひがた）は、海辺の動植物が多数生息していることが特徴です。マングローブ林には多種多様な水鳥が集まり、バードウォッチングのポイントになっています。

気候は、一年を通じて温暖な亜熱帯海洋性気候です。年間を通して10度以下となることはほとんどなく、平均気温は約22度となっています。

またアメリカの影響を強く受けた、独特の雰囲気や文化が根付いています。外国人が多く暮らしており、英語表記の看板が多数見られます。ジャズをはじめとした海外音楽が盛んで、タコスやハンバーガーといった飲食店が人気です。

参考：沖縄市「沖縄市を知ろう！」

沖縄市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

沖縄市の主要な駅

沖縄市には鉄道が通っていませんが、沖縄市循環バスが西部・中部・北部・東部ルートに分かれて運行しています。そのほか、路線バスやコミュニティバスが走っています。

沖縄市役所

沖縄市役所の所在地は、沖縄市仲宗根（なかそね）町26-1です。「胡屋」バス停から徒歩約7分の場所にあります。要介護認定の申請窓口は、健康福祉部介護保険課（1階）です。

参考：沖縄市役所

沖縄市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

沖縄市には7カ所の地域包括支援センターがあります。

参考：沖縄市「地域包括支援センターのご案内」

沖縄市のイベント

エイサー（恩納村瀬良垣青年会）（Kasanui]＆KI] - {KIのエイサー旅日記}, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

沖縄市で恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「沖縄全島エイサーまつり」は、毎年旧盆の翌週末に3日間にわたって開催される沖縄県最大のエイサーイベントです。初日は練り行列の「みちじゅねー」、2日目には「沖縄市青年まつり」、最終日に「本祭」がおこなわれます。同時開催される「オリオンビアフェスト」では、オリオンビールを飲みながら音楽ライブを楽しめます。

「沖縄国際カーニバル」は、毎年11月の下旬におこなわれる市民祭りです。コザ・ゲート通りの周辺を会場として2日間にわたり開催され、音楽ライブ、大道芸、プロレスといった催しが開かれます。メインイベントの1つが「カーニバルパレード」です。市民パレードが、中央パークアベニューから国道330号線を経由してゲート通りを行進します。

沖縄市の高齢者支援制度

沖縄市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者パワーアップ教室

高齢者パワーアップ教室は、筋力の向上を目的とした運動教室です。筋力トレーニングをしたり、栄養・認知症予防・口腔に関する講話を聞いたりします。

参加料は1回100円で、送迎込みで300円です。対象者は「要介護認定を受けておらず、介護保険における通所サービスを利用していないこと」を前提として、以下の4点のいずれかに当てはまる方となります。

沖縄市民で65歳以上の方
転倒に対する不安がある方や、歩行に自信がない方
閉じこもりがちの方
医師より運動制限のない方

お問い合わせ窓口は、沖縄市役所健康福祉部介護保険課地域支援担当です。

参考：沖縄市「介護予防・日常生活支援総合事業」

家族介護用品支給事業

介護用品の支給により、在宅で高齢者の介護をしている家族の身体的・精神的・経済的な負担の軽減を目的とする事業です。紙おむつと尿取りパッドを毎月6,250円分（税込み）まで支給してくれます。

対象となるのは、以下の4点をすべて満たす方です。

沖縄市に住民票を有し、居住している方
要介護4以上の方
世帯員全員が市県民税非課税（生活保護世帯を除く）
在宅で介護を受けている方（入院中は給付券を受け取ることができません）

参考：沖縄市「高齢者とその家族のために」

高齢者通院支援サービス事業

高齢者通院支援サービス事業は、公共交通機関での通院が難しい方を支援するサービスです。リフト付きの車両を使用し、利用者の自宅から医療機関まで移送してくれます。

利用回数は月2回（片道なら月4回）です。料金は市内が片道200円、市外の場合は片道300円になります。

対象者は「おおむね65歳以上の在宅高齢者で、外出する際に車いすが必要となる市県民税非課税世帯の方」です。

参考：沖縄市「高齢者とその家族のために」

沖縄市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

沖縄市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。沖縄市はうるま市や中頭郡嘉手納町、北谷町、北中城村、国頭郡恩納村と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。