島原市の人口は4万4,386人です。このうち65歳以上の高齢者人口は1万5,580人で、高齢化率は35.10%です(2021年1月1日現在)。
島原市の魅力
島原市は「水の都」と呼ばれ、古くから湧水の街として有名です。雲仙山系の「島原湧水群」は全国名水百選に選ばれました。市の中心部の水路では錦鯉の姿を眺めながら散策を楽しめます。また島原城の城下町として栄えており「武家屋敷跡」をはじめ、クラシカルな街並みが残っています。
食の名産は山海の幸を味わえる「具雑煮(ぐぞうに)」です。島原の乱を率いた天草四郎が考案したといわれており、「農山漁村の鄕土料理百選」に選ばれています。
島原市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
島原市の主要な駅
島原市内では、島原鉄道が通っています。主要駅は「島原」駅です。市外への移動に便利なので、多くの方が利用しています。
また、島原市コミュニティバス「たしろ号」は、365日指定停留所にて利用できるため、市内各地の移動に便利です。
島原市役所
市役所には、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。
島原市役所の所在地は、島原市上の町537にあります。「大手」バス停から徒歩2分、「島原」駅より徒歩6分です。
要介護認定の申請の際は、市役所福祉保健部 保険健康課 後期高齢・介護班、または島原地域広域市町村圏組合の介護保険担当窓口で受け付けております。
参考:島原市役所
島原市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談事に対して解決策を提示してくれます。
島原市のイベント
島原市で開催されている恒例のお祭り・イベントをご紹介します。
「しまばら温泉不知火祭り(しまばらおんせんしらぬいまつり)」は、島原城天守閣広場で毎年10月中旬に開催されます。島原伝統のパレードや、舞台を披露して神様に奉納するお祭りです。
「しまばら浪漫(ろまん)ひなめぐりん」は2月から3月にかけて開催されるイベントです。春の訪れを告げようと市内各地で雛人形が飾られます。押し絵雛をはじめ、代々受け継がれてきた歴史ある雛人形、全国各地のかわり雛が展示され、初春の城下町島原を彩ります。
「島原水まつり」は、毎年8月上旬に湧水庭園
四明荘(しめいそう)でおこなわれます。豊富な湧き水への感謝を込めて、水かけ祭や津軽三味線コンサートといった企画が盛りだくさんのお祭りです。夜には、番傘アートや竹灯籠(とうろう)のライトアップが施され、島原の夜を鮮やかに照らします。
老人ホーム・介護施設によっては、職員同行で地域の催しに参加できることがあります。興味のある方は施設に確認をしてみてください。
島原市の高齢者支援制度
島原市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。
テレフォンサービス
電話による安否確認や、簡単な日常生活の相談サービスをおこないます。事前に相談して決めた曜日にしたがって定期的に週3回まで確認可能です。
緊急医療情報カプセル配付サービス
必要な医療情報、連絡先を記載した紙を保管するカプセルを配付します。緊急時には、駆けつけた関係者がカプセルの情報をもとに、医療機関および緊急連絡先との連携を図ります。
特殊ベッド貸出
高齢者に対して電動式の介護ベッドを貸し出すサービスです。入院している方の一時帰宅時、または介護保険認定が出るまでの待機期間に3カ月まで利用できます。
島原市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。島原市は、南島原市、雲仙市、海を隔てて熊本県熊本市と隣接しています。