高知県の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅いこいの森プラス」をはじめとした、高知県の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

別の条件で検索する

近隣の都道府県

施設の種類

施設の介護度

高知県の老人ホーム・介護施設について

高知県は四国地方の太平洋側に位置します。四万十（しまんと）川をはじめとする多くの清流が流れており、豊かな森林と青い海がある、自然に恵まれた県です。こちらでは高知県での高齢者の暮らしについてポイントをご紹介します。

高知県の特徴

高知県庁（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

高知県の人口は68万3,634人。うち65歳以上の高齢者人口は24万6,058人で、高齢化率は36.0％と全国的にも高いです（2021年7月1日現在）。
※全国の高齢化率28.8％（2021年10月1日現在）。

面積は7,103.63k㎡で、県土の83.3％が森林で占め、森林面積割合は全国一（2015年現在）と、自然豊かな環境です。

高知県には11の市と17 の町、6の村があります。県内は以下の表のように大きく3つのエリアに区分できます。

地域名	自治体数	自治体名
東部	9	室戸市、安芸市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、芸西村
中部	14	高知市、南国市、土佐市、香南市、香美市、本山町、大豊町、土佐町、大川村、いの町、仁淀川町、佐川町、越知町、日高村
西部	11	須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、中土佐町、檮原町、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町

参考：高知県「高知県推計人口」「総面積」「地域で探す」／内閣府「令和3年高齢社会白書」

高知県の魅力

高知県は「日本最後の清流」と知られている四万十川や太平洋があり、水源にも恵まれているため、海の幸も山の幸も豊富です。高知県の海産物では、土佐ガツオやビンチョウマグロ、カジキマグロが有名です。土佐ガツオのたたきは、郷土料理として親しまれています。

高知県は、太平洋を流れる黒潮の影響で、冬でも比較的温かく、過ごしやすい気候が魅力です。その温暖な気候を利用して、ナスやトマトといった夏野菜や、早場米など農産物が多く作られています。

高知県の県庁所在地である高知市は、高知城などの史跡や、坂本龍馬の銅像や記念館があり、歴史を感じる趣ある街です。高知市は「街路市の街」としても知られ、約400店が並ぶ日本最大級の青空市が開かれています。

参考：高知県「土佐の魚【かつお】について」「風土」／高知市「高知市の魅力」

高知県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

高知県の主要な駅

高知県を走る鉄道には、JR四国や阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道、とさでん交通などが挙げられます。主要な駅は、JR土讃線の特急停車駅である「高知」駅と「旭」駅、「朝倉」駅です。なかでも「高知」駅は乗客乗降数が多い駅となります。

高知県の市役所

高知県には全部で34の市町村があります。なかでも人口が多い高知市、室戸市、安芸市の役所の住所、アクセス、要介護認定の申請先について紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームぺージ
高知市役所	所在地：高知県高知市本町5丁目1-45 アクセス：とさでん交通「県庁前」駅から徒歩3分要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームぺージ：高知市
室戸市役所	所在地：高知県室戸市浮津25‐1 アクセス：高知東部交通「室戸市役所前」バス停から徒歩2分要介護認定の申請窓口：保健介護課ホームぺージ：室戸市
安芸市役所	所在地：高知県安芸市矢ノ丸1-4-40 アクセス：ごめん・なはり線「安芸」駅から徒歩3分要介護認定の申請窓口：市民課ホームぺージ：安芸市

高知県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

支所・出張所を合わせて高知県内の市町村すべてに、合計49カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：高知県「地域包括支援センター一覧表（2021年4月現在）」

高知県のイベント

ステージで踊る踊り子達（工房やまもも - 高知よさこい祭り2005, CC 表示 2.0, リンクによる）

高知県内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「よさこい祭り」は全国的に有名ですが、実は高知県が発祥。毎年8月9日〜12日の4日間、高知市内16の競演場・演舞場で、200チーム・2万人の踊り子が市内で踊ります。4日間で100万人もの参加者が訪れるイベントです。

「あじさいまつり」は仁淀（によど）川からの豊かな水に恵まれる高知市春野町などで、開催されます。毎年6月の第一日曜日におこなわれる「あじさい街道」を歩くあじさいウォークも有名です。

「龍馬まつり」は土佐が生んだ幕末維新の英雄「坂本龍馬」をたたえるお祭りです。毎年龍馬の誕生日である11月15日付近の日曜日に開催します。会場は桂浜公園。桂浜全体で、よさこい鳴子踊りや少年剣道大会など、龍馬をテーマにしたさまざまなイベントがおこなわれます。

高知県の高齢者支援制度

高知県が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者配食サービス（高知市）

「高齢者配食サービス」は、在宅の高齢者の自宅に訪問し、定期的に食事を提供するサービスです。訪問時に安否を確認し、健康状態に異常があったときは、関係機関への連絡もおこないます。

対象は「高知市内在住で在宅の65歳以上の単身高齢者」または「高齢者のみの世帯で、心身の障害や疾病などの理由から買物や食事の調理が困難な方」です。

1食の利用料

市町村民税課税世帯：502円（税込み）
市町村民税非課税世帯・生活保護受給世帯：448円（税込）

参考：高知市「配食サービス事業」

徘徊探知機の給付（高知市）

高知市では、高齢者が万が一徘徊したときに、その居場所をご家族に伝える「位置検索機能付きの携帯端末機器」を給付しています。市内在住の65歳以上の在宅で生活している方で、認知症などによる徘徊が認められている要介護と認定された方または同程度の方の家族の方を対象に、徘徊探知機の初期導入時にその費用の一部（上限1万円）を市で負担しています。

参考：高知市「徘徊探知機の給付について」

認知症高齢者等事前登録制度（香南市）

香南市では、認知症をもつ高齢者の方の安心や安全を確保するために、2019年5月から「認知症高齢者等事前登録制度」がスタート。徘徊などで行方不明になる恐れがある方の情報を事前に登録し、南国警察署と香南市地域包括支援センターで共有します。これにより、行方不明時や保護時の対応がよりスムーズになります。

参考：香南市「認知症高齢者等事前登録制度について」

高知県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

高知県の老人ホーム・介護施設は、県庁所在地である高知市に集中しています。ただし高知県全体でも施設数は多くはありません。高知県内で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。高知県は、愛媛県、徳島県と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。